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2017/09/04~10 料理・デンドロキラム・スズムシ・オナガミズアオ

2017年9月4日から10日までの記録

料理

料理
刺身には大葉があるとやっぱりいいなぁ.いつも買いそびれてしまうけど.

デンドロキラム


手遅れかもしれないが、紐が水を吸わなくなって久しいデンドロキラム
を今の手法*でボトルに付け直す.(*過去記事参照)

スズムシ

♀力尽きる
(9月4日)先週の記事の時点で「あと一週間飼ってみよう」と書いたのだが、
 まさかあくる日に♀が旅立ってしまうとは.一方の♂は変わらず夜な夜な
 鳴き続けていた.♀が産卵を始めて僅か数日で果てるという結果は、昨年
 野外で得て飼育した♀(↑の♀の親)の経過とそっくりであった.
 まだ2例なので確かなことは言えないが、一般的に「♂より♀が長生き」と
 言われるが、それは必ずではなく、役目を果たした個体は雌雄に関わりなく
 この世を去るのでは?と思っている.


(9月9日)♂の方は1週間飼い続ける事ができた.相手もいないのにこれ以上
 手元で鳴かせ続けるのは忍びないので、生息地へ逃がしてやることに.

 ♀の亡骸も親の生まれた生息地へ連れて行くことにしよう.清掃センターで
 火葬にするのが簡単だが、今シーズン最後まで手元に残り、産卵まで果たした
 個体である.一応の礼という事で葉にくるんで置いてやった
 (アリ共、後は宜しく).

オナガミズアオ


(9月4日)まさかの3化目・・・(♀)


(9月7日未明)4,5日の夜は日立のポイントで待ったが♂は来ず、3度目は
 東海村のポイント(最早駆け込み寺といった所)で待つ.車にぶら下げた
 かごの中で♀がコーリングを始めて約3時間後、1:16頃車にゴンゴン
 何かがぶつかる音・・・正体は飛来した♂であった!
 こちらのポイントではまるで照明が無く、月・星明かりがあるだけである.
 また、蛾に撮影用の照明を当てるのも最小限にすべき.なので撮影がかなり
 難しい.このピンボケ甚だしい2枚の写真を撮るのが精一杯であった(三脚
 があればもっと容易だったかも知れないが、ポインセチア撮影用に使っている
 為利用不可).が、♂が来た事の記録として一応載せておく.
 果たして交尾は成立.3:20頃解消.♂とはこの場で分かれ、帰宅.
 つくづく睡眠に悪いねぇ…

(9月7日)交尾を果たした♀.この日の夜卵を残し、夜空へ飛び立つ.


(9月10日)卵を確認した所、全部で35個あった.飼育用に5個確保.残りは
 日立・東海村のポイントへ放つとしよう.


残り4頭も続々羽化するのか?と思い、羽化器にセット(9月4日)するも、約1週間
経つ9月10日現在羽化はなし.というか、来年まで羽化しないでくれよ~

この世代の幼虫期間の日長が、休眠するかしないかの境界だったのかも.
2化目となる幼虫の成長ペースが思いの他速かったし.

2017/08/28~09/03 料理・植物・スズムシ

2017年8月28日から9月3日までの記録

料理

料理
道端で赤しそらしき植物を見かけたので、試しに葉をかじってみたのだが、
思っていたような香りは全くせず、どうやらそっくりさんだった模様.
刺身のつまにでもしようと思っていたのだが残念.

植物

短日処理開始
1年とは早いもので、またこの作業が巡ってきた.ポインセチアの短日処理.
この内一株をピックアップして、赤くなる様子を懲りもせず動画撮影中.
乞うご期待(^^;)?


セロジネ オドアルディ
今年の新芽は花を持っていない模様.葉が伸びてきた.
まあタケノコみたいで面白い事は面白いかな?
このままでは新芽が太る余地が無いので鉢増しを実施.
うん、根鉢は良好だ.水ゴケからバーク+ヤシ殻チップに
切り替えて様子を見てみる.

荒ぶる根
セロジネ スペシオサ 荒ぶる根
何故かこのボトルのみ麻紐の水揚げが良い.

スズムシ


(8月28日)産卵用カップに♀が近寄らないので、オプションで紙紐を通して
 みた.その効果があったのか、♀がカップに興味を示し、上に登った.
 この日♀は中の土をかじった程度(右画像.白いなぁ)で隠れ家に戻る.


(8月30日)この日の夜も♀はカップに乗っていたが、♂も乗っており盛んに
 鳴いていた.これはいい雰囲気…と思ったら、♀は産卵管を土に挿す仕草
 をとった.しかしうまく挿せない模様.点けた照明で気が散ってしまった
 のか、♀はカップを降りてしまった.
 まずは♂と♀を別居させる対応をとった.♀が産卵に従事しやすくする為だ.

 ♂には昆虫ゼリーを与えてみる.すると、これを舐め始めた.が、やはり
 ♀が見当たらなくなったのが気になるのか、あちこちうろつき始めた.
 すまないが、しばらく辛抱だ.

土をほぐす
(8月31日)次に、カップの土を調べた.楊枝で挿してみると、なるほど、少々
 抵抗を感じる.どうやらこの土の固さが産卵を妨げていた?ほぐして再
 セット.


(9月2日)この対応が当たったのか、♀が産卵管をしっかり挿し込んで力む
 様子が見られるようになった.セミの♀のようにジリジリとではなく
 一気に挿し込むのがスズムシ流.このやり方では確かに土の固さは問題
 となりそうだ.

6月に孵化したスズムシは遂に産卵のステージまで到達した.この先♀は産卵
を続けるだろうし(見ていないが、きっと既に交尾は済ませたのだろう)、♂と
この先交尾する見込みもない.一方♂は当てがなくとも鳴き続けるだろう.あと
一週間程飼い続け、卵をある程度確保できれば、今年の飼育はもはや十分では
なかろうか?という事で、この調子でいけばあと一週間程でこの2頭は生息地へ
戻す予定.

2017/08/21~27 料理・スズムシ

2017年8月21日から27日までの記録

料理

料理
サンマはこの先もじわじわ価格を上げていくに違いない.只、今の所はまだ
庶民の手に届く.そんな訳で刺身が多目.

スズムシ


♂は21日未明の内に成虫に変わっていた.羽化の撮影は完全に空振りに終わる.
成虫の♂が現れたからなのか、♀は後翅を落としていた.そして、一時失せていた
食欲も回復したようである.


(8月25日)♂が鳴き始めた.はじめは夜中2時辺りしか鳴いていなかったが、
8月27日現在では日が暮れてから夜が明けはじめるまで断続的に鳴くようになった.

産卵用カップ
そろそろ産卵に備えた準備をせねばと思い、砕いた赤玉土を入れた産卵専用
のカップを作製.ケースには最後まで直接土を敷かない.スズムシが登れる
よう周囲には鉢底ネットを巻く.鉢底ネットは園芸・飼育問わずとても重要な
アイテムだ.♀は少しお腹が膨らんできたように見える.

このカップをケース入れると隠れ家がつっかえるので、ミニチュア版の隠れ家
を新設.この作業の最中、♀が2度に渡り容器を飛び出して逃走を図り焦る.
無事ケースに収容したが、どうやらこの時片方の触角を折ってしまっていた
模様.完全な無事ではなくがっかりである.以後、成虫時は飛び出さぬよう
抜かりなく蓋をする事を心掛けることに.飛行能力を失っていても油断
はできない.
8月27日現在、♂は鳴き続けるも、♀は関心を持っていない様子.交尾の準備が
できていないのだろうか?それとも、この♂を気に入らないのだろうか?あるい
は交尾済み?2番目でない事を望む.

2017/08/14~20 料理・蘭・昆虫・他

2017年8月14日から20日までの記録

料理

料理
ズッキーニはゴーヤと違って苦くないのは勿論、加熱後冷めても茶色く色
が変わらず、緑色のままのようだ.

ボトル着け
バルボフィラム ウェンドランディアナムと、セロジネ マルモラータ
あと、ヒメアシナガムシトリスミレをボトルに付ける.画像では分かり
にくいが、バルボの株元には水苔を詰めてある.ボトルの穴に挿し込める
長さの根が殆ど無かった為である.しかしこの水苔、既に同じように
ボトルに付けた他の株にも効果があるかもしれない.なので、他の
株の根の隙間にも水苔を詰めてやることに.

昆虫

セミ


昨年得たミンミンゼミの産卵材.孵化した様子をなかなか目にできなかった
ので、状態を確認してみた.卵と思しき物は見つかったが、ペラペラな状態
であった.果たして孵化できたのだろうか?

スズムシ


(8月17日)帰宅すると、♀がケース本体と蓋の間に掴まっていた.飛んだ
のか?

(8月19日)♂の方も大分充実してきた模様.この日、ケースを掃除.

(8月20日)この日の夕方、♂がそれらしい体勢でじっとしていたので、
てっきり脱皮するのかと思いきや、夜になり歩き出したのでそうでは
ないことが分かった.しかし、翅芽はほぼ真上に立ち上がっているので、
脱皮(羽化)は間もなくに違いない.

オナガミズアオ


(8月14日)体の色が個体によって濃かったり薄かったり見えるが、錯覚に
過ぎないだろうか?

(8月15日)早朝、1頭「上がり」を迎え、体を赤褐色に染めていた.
これだけでも、餌やりが結構楽になる.
他の個体も、出す糞が緑色が強くなり、水分量が増してきた(右画像).

(8月17日)4頭目まで「上がり」となる.上がった個体はいつものよう
に落ち葉ケースへ
更にこの日の夜、最後の1頭が食事を止めて体を繕っていた(右画像)

(8月18日)ガットパージも済ませ、ボトルを降りようとしている.
こちらも落ち葉ケースへ移し、3化目でもない限りは今年のオナガ育成
も終了である.

高萩でヤママユの繭(中身入り)を見つけ、気をよくしたアサハマは、日立で
採れないか探しに出かけた.

(見つけたもの)
・(左画像)オオミズアオの幼虫
・(中画像)サルナシの若い実(後で食べてみよう)
・(右画像)クロシタアオイラガの幼虫(君は大抵見つかるねぇ)
残念ながらヤママユは見つからなかったが、きっとどこかにいるはずだ.

2017/08/07~13 料理・スズムシ・オナガミズアオ

2017年8月7日から13日までの記録

料理

料理
・生サンマ、今年は口に入るかなぁ.
・卵黄が2つの卵に出くわす(8月8日).

スズムシ

与えた餌


ズッキーニ・キノコ・おかかご飯が定番となる.
※ズッキーニはナスと交互で、キノコはエリンギ・マイタケ・
 ブナシメジの何れかで回していくだろう.陳腐化故、これにて
 与えた餌一覧紹介は終了.


(8月7日)画像左の個体に翅が付いているのが分かるだろうか?
 遂に羽化する個体が現れた.この個体は♂.


(8月8日)更に♀も羽化したので、先に羽化した♂と共にカップに
 移し、知り合いにプレゼント.※どちらも先住方である.


(8月12日)朝、採集組の1頭に脱皮のような兆候が表れたので
 様子を見ていると...

背中が割れたかと思うと、見る見るうちに新しい体が出てきて.
ものの10分程で脱皮が完了したのであった(撮影の具合が悪い所に紙紐が
あったのが残念).
腹端には明らかに産卵管の基が見えたので♀.
どうやら採集組は♂、♀1頭ずつのようだ.このまま飼育しても良いが、
こちらとしては先住方と交わってほしいのでシャッフル.
発育に多少のずれがあるが、恐らく問題はあるまい.
※雌雄1ペア1ケースである.

食事中の成虫♀

オナガミズアオ


(8月7日)全員5齢に.


8月13日19:13現在、全員食事を続けている.最初の5齢誕生から丸
1週間を経過する所で、餌を交換するタイミングが難しくなってきた
(素直に交換しても良いが、下手するとその餌を全く食わずに「上がり」
を迎えるケースあり).

2017/07/31~08/06 料理・蘭・アグラオネマ・スズムシ・オナガミズアオ・他

2017年7月31日から8月6日までの記録

料理

料理
・この週のイワシ刺身は当たり!
・ゴーヤは買わずとも貰える野菜の一つ

ゴメザ植替え1
麻紐着生材は傷みが進み、今回植え替えたゴメザの他にも植替えを
迫られつつある.性懲りもない感もあるが、ボトルを用いた新しい
アイデアを試してみた.
ゴメザ植替え2 ゴメザ植替え3
ハンダごてで穴をブスブス空けたボトルの底に小石を敷く(安定の為).
その上に少量の植え込み材(ヤシ殻チップ+バーク)及び緩効性肥料
(約1g)を投入.
ゴメザ植替え4 ゴメザ植替え5
麻紐から丁寧にゴメザを剥がしたら、幾つかの根を、穴からボトル内
に挿入する.
ゴメザ植替え6
後は、植え込み材を詰めていって完成.

セロジネ カリアナ植替え
ゴメザでとりあえず形を見たので、今度はセロジネ カリアナ
で同様に植替え.他の株も順次同じ手順で植え替えていく.

アグラオネマ

アグラオネマ ピクタム
売られているディフェンバキア等に比べてずっと小ぶりな株だが、
一丁前に迷彩模様が出てきている.

スズムシ

与えた餌一覧

7月31日 左から:オクラ、クルミ、おかかご飯
(「ご飯粒+カツオブシ」から変更.長いから)

8月1日 左から:ナス、エリンギ、ゴーヤ、おかかご飯

8月2日 左から:ナス、エリンギ、ゴーヤ、クルミ

8月3日 左から:ナス、エリンギ、チェダーチーズ、クルミ

8月6日 左から:ナス、エリンギ、ゴーヤの種、おかかご飯


(7月31日)あまり好みとは言えないが、オクラも食べている.


(8月4日夕方)野生スズムシ捕獲作戦2nd.カツオブシを止め、マイタケ
の大盤振る舞いでいざ...かかったのはアリ(カツオブシの残りカス
目当てか)、ダンゴムシ、そして1頭のコオロギという結果に.


(8月5日夕方)〃3rd.どうしても捕まえたいと思った結果.あるエサに
辿り着く.某有名粘着式ゴキブリ捕獲器に使われる誘引剤だ.
科学の粋を集めて開発された(大袈裟)誘引剤は果たしてスズムシにも
効果を発揮するだろうか?
また、罠の置き方も見直した.今までは入りやすいかと思い横倒しで
置いていたが、それだとどうもアリが沢山入ってしまう(アリが沢山いる
と、スズムシは近づかないかも知れないし、一緒に入ると危険だろう)
ようなので、縦に、草の茂みに沿わせるように置いた.身の軽い
スズムシなら、周りの草を登る事で罠の入口に達するだろう.
かかった!
(8月6日朝)罠の一つにスズムシが掛かっていた.しかも2頭.そして
5個の罠全てでアリは入っていなかった(ダンゴムシは相変わらず沢山).
某誘引剤、恐るべしである.


捕獲が済んだら住処の整備である.まずは先住方の容器を清掃.
貫録十分な大きさに達している.

採集個体用に餌・水用のボトルキャップを用意.爪が掛かるよう、
側面を棒ヤスリで細かい傷を付けてみた.以前のものよりも簡素な
方法だが、果たして功を奏すだろうか.

採集個体最初の餌はマイタケのカツオブシ和え.

この2個体、まだ性別が見分けられる大きさでないので、先住方とは
別の容器で当分の間飼育を続ける.

オナガミズアオ


全員4齢となり、鉢が手狭になってきた.

枝挿し飼育に切り替えたのだが...落ち着かない個体が続出した.
鉢にいる時間が長過ぎたのかも知れない.

時間が経ち、ある個体はそこで食事を.別の個体は眠と、とりあえず
落ち着く.

(8月6日)2頭が5齢に.餌替えの影響は一部の個体にまだ残っている
ようで.5齢の1頭は新しい枝ではろくに葉を食べず、鉢由来の枝で
落ち着いている.一方もう1頭は順調に新しい枝の葉を食している.

自生のヤシャブシにて

フキバッタの仲間.後脚の脛にお洒落がある.

先週も見かけたヒサゴスズメ.終齢になったようだ.

唯一見つけたオナガミズアオ.恐らく4齢.

様々な広葉樹につくクロシタアオイラガ.

ハンノキハムシ、成虫多数.

カクモンヒトリと思しき幼虫.

2017/07/24~30 料理・イワレンゲ・スズムシ・オナガミズアオ・他

2017年7月24日から30日までの記録

料理

料理
ネギ・・・小ネギに戻る.料理がいつもの感じに.

イワレンゲ

当方のイワレンゲ実生は、鉢植えにしたものがようやく根付いた
という感じでまだ心許ない状況.故郷の方はどうだろうか?様子を見に行った.

うむ、冬の頃に比べてオープンな出で立ちになっている.
余りに立派な多肉故、アサハマの中ではまだミスマッチ感が(^^;)
実生?発見
今年出たと思しき実生を2株見つけた.蒔けば大量に実生が
得られるにも関わらず、実生が僅かしか見つからないのは何故だろう?

幾つかの株は既に蕾を作っていた.中には枝分かれしている株もあった
が、イワレンゲの場合は単に花の数を増やすのが目的であって、ツメレンゲ
のようにクローンを残す意図は無いように見える.

スズムシ

与えた餌一覧

7月25日 左から:ナス、マイタケ・クルミ・ご飯粒+カツオブシ

7月26日 7月25日に同じ

7月27日 左から:エリンギ・ナス・クルミ・ご飯粒+カツオブシ

7月28日 内容は7月27日に同じ

7月29日(その1) 貰ってきたキュウリ

7月29日(その2) 左から:ナス・エリンギ・ご飯粒+カツオブシ

脱皮中
7月28日 7時16分頃、隠れ家の中で1頭が頭を下にしていつもと少し様子
を異にして(後肢・中肢を伸ばし気味に)静止していた.脱皮を疑っていた
が、少し目を離した隙に、気付いた時には殆ど脱皮を完了していた.
素早い脱皮だ.翅芽を見るに終齢になったようである.


この日の夜~翌朝にかけて、生息地へトラップを仕掛けた(全5個).
前回はカツオブシのみを入れていたが、今回は好物と判明したエリンギも追加.
大漁を期待したが・・・トラップに入っていたのは大量のダンゴムシ
とアリのみ...がっかりだが、採れるまで何度も試すしかない.

フン掃除
7月29日 飼育数は先週から4頭のみとなったが、糞の増えるスピード
が増してきたので、週1での糞掃除が必要となった.

オナガミズアオ


緑の個体も美しいが、オレンジの2齢もやはり美しい.しかし
あっという間に3齢になってしまい、すぐ見納めになってしまう
のがいつもながら残念である.

7月30日現在、5頭とも3齢で、内2頭が眠に入った.

先週放してから見つけた生き残りの1頭.2齢で眠に入っている.

その他


イワレンゲを見に行ったついでに見つけたアシナガバチのハンティング
獲物は恐らくトビイロトラガ


ヤシャブシ類の葉裏にはヒサゴスズメの若齢幼虫がいた.

虫等とは関係ないが・・・

ペットボトルの内側を乾かす為、持て余していたエアポンプで空気を
送り込んでみる.これが結構効果があり、数時間程度でほぼ乾いた.
少々贅沢な使い方だが、エアポンプを持て余している方は試してみては?

(2017年9月19日追記)
小型ペットボトルに、お茶を繰り返し入れて使っているが、
これを導入してからは、ボトル内側にカビが生えてしまうまでの期間が
長くなった気がする.

2017/07/17~23 料理・ポインセチア・スズムシ・オナガミズアオ

2017年7月17日から23日までの記録

料理

料理
シラスもまとまった量になれば立派なおかずに.

ポインセチア

2→3号鉢へ
鉢サイズより草丈が大きくなり過ぎたのか、最近ちょっとの風で
倒れるようになってしまった.2号から3号鉢への植え替えを実施.
4株とも丈夫に育っている.あとひと月と少々で短日処理の時期を
迎える.季節の移ろいは早いなあ.

スズムシ

与えた餌一覧

7月20日、上から時計回りに:ズッキーニ・マイタケ・クルミ・
 ご飯粒+カツオブシ

7月21日、上から時計回りに:ズッキーニ・ご飯粒+カツオブシ・マイタケ
 クルミ

7月22日:ズッキーニ・クルミ・マイタケ

7月23日、上から時計回りに:ズッキーニ・マイタケ・長芋・クルミ
 ご飯粒+カツオブシ
クルミも意外と食べる.


両面テープにしっかり貼り付けたはずの砂粒が所々剥がれ落ちている.
これはスズムシが齧った為である.う~む、違う方法を考えた方が
良さそうだ.幸い、齧られた部分は粘着性が落ちている為か足をとら
れる事態は発生していない.というか、成長が進んだ今、もはやこの
足場も不要か.


2回目の頭数調整.前回調整後の10頭は全員生き延びた.大きさは多少の
ばらつきがあるが、大きな個体は1.5cm程である.この内、大きな個体
の中から♂と見られる個体2頭・♀と見られる個体(産卵管が見え始めている)
2頭を残し、他は知り合いに譲渡し、さらに残りを生息地に放した.
次のイベントは血の入れ替えの為の鈴虫捕獲である.

オナガミズアオ


(7月17日)産卵から4日経過.卵を枝に着ける準備を行う.まずは籠から
卵を外し、更にその卵を、水を含ませて一粒ずつほぐす.

ほぐした卵は表面を完全に乾かす.両面テープに着けられるように
するためだ(全部で54個あった).

繊維製の紐に予め両面テープを貼っておき、そこに卵を貼り着ける
この時のハンドリングには付箋紙の粘着部分がとても役に立つ.
付箋紙の粘着力は絶妙なのだ.

上から砂をかけて余分な粘着部分をマスキング(重要).
基本10粒着けて1セットとする.今回は卵を完全にほぐした上、
卵同士を少し離して接着した.前回、他所の卵が邪魔をして孵化が
妨げられる事態があった為である.

最初の1セットは10粒.残り4セットは11粒とした.11粒の方はこの後
生息地の方々の箇所に着けて回る.

枝にはこのように着ける.

(7月21日)

上の個体は上記の回収手順から漏れて22日孵化して彷徨っていた
のを夜に発見・確保したものである(無精卵だと思い放置してしまっていた).

鉢の枝に着けていた方も5時少し前から孵化が始まり、10頭全員
が孵化.卵の期間は今回1週間と半日といった所か.
葉に移ると早速葉を齧っている.


(7月22日)この日、5頭を残して生息地の枝に放つ.


(7月23日)例の如く急速に成長し、孵化から丸2日を経過する頃、5頭全員
眠に入った.


生息地に着けて回った卵付の紐を回収.
今回付けたのは日立中央IC付近・日立バイパス脇・山側道路脇・東海村
の4箇所.この内、孵化した幼虫を確認できたのは東海村以外の全ポイント
であり、それらの卵は全員孵化した模様.やはり、卵同士は離した方が
成績が良さそうだ.一方、東海村のポイントでは、卵自体が見当たら
なかったり、殻が不自然なほど大きく欠損していた(画像一番上の紐).
どうやら孵化の前に何者かによって食べられてしまったようだ.自然が豊か
な場所というのは即ち捕食者も多いという事.着けるタイミングがもっと
遅ければあるいは幼虫となり逃げ延びたかも知れないが、こればかりは
こちらの都合もあるので致し方ない.

2017/07/10~16 料理・ツニア・スズムシ・オナガミズアオ

2017年7月10日から16日までの記録

料理

料理
・現在、小ネギの代用として長ネギを少しずつ刻んで使用中.

ツニア

ツニア開花
7月16日、2本に分かれて伸びていたツニア.開花を確認.

スズムシ

与えた餌一覧

7月11日、上から時計回りに:チェダーチーズ・ナス×2・ブナシメジ×3
オクラ・ご飯粒+カツオブシ

7月14日、上から時計回りに:チェダーチーズ・ブナシメジ×2・ズッキーニ・
ご飯粒+カツオブシ

7月16日、上から時計回りに:ズッキーニ・エンドウ豆・チェダーチーズ・
ブナシメジ×2・ご飯粒+カツオブシ

ズッキーニを食す
近頃はブナシメジよりもズッキーニが人気だ.画像のズッキーニはこの後
ほぼ食べ尽くされた.スズムシの成長が進み、一度に食べる量も増えている.

オナガミズアオ


9日の続き・・・19時の辺りでも、現地では30度を指している.
この日は23時頃頃まで粘るも特に♀に動きが見られなかったので諦めて
帰宅.気温は24度位まで下がったが、それでも高すぎた?

(7月10日)明け方、部屋に戻した個体を見ると、何とコーリングをしていた.
通常、明るくなるとコーリングは止めるのだが.


2頭目・3頭目は別の籠で待機させておく.

この日の夕方、5頭目(最後)の個体が羽化していた.この個体も♀.
結果、5頭中4頭が♀であった.「♂3、♀2」の予想は大きくハズレ.
1頭目を3度目の正直で生息地(山側道路)へ連れて行く.夜半過ぎ少し前に
コーリングを始めたが、♂が現れぬまま夜が白んできたので帰宅(3:43).

(7月11日)この日は22時頃出発する予定で(目的地:東海村)、それまで仮眠を
とるつもりだったのだが、うっかり寝坊して起きたのは日付が変わり3:30頃.
慌てて出かけたが(♀は全て連れて行くことに)、到着時には夜は白み、♀達は
コーリングをほぼ止めていた.
ここまで苦戦するのは久しぶりである.


(7月12日)この日は仮眠などとらず、準備出来次第連れて行くことにしたが、
今まで通りただ連れて行くのではない.今までは籠を地べたに置くだけで
あったが、クリップと紐を使って、車のドアバイザーにぶら下げられる
ようにした.これなら車外に出ずとも籠の中の様子が確認でき、また、
♂が籠にアクセスするのも幾分容易になるだろう.その他、地を這う虫等に
ちょっかいを出されにくくなる、♀が高く位置することになり、フェロモン
がよりよく発散される等複数のメリットが期待できる.
考えれば知恵など結構出てくるものだ.逆に、今までそこまで考えること
をサボッていたとも言える.今回は、寝坊という失態の罪滅ぼしということ
で、知恵を絞ってみた訳である.この日の夜、全ての♀を連れて東海村の
ポイントへ連れて行く(日立では、この時期本当に♂がいないかも知れないので
今回はより確実に♂がいるであろう東海村のポイントに場所を変えた).


(7月13日)♀らは昨夜の宵の内は盛んに動き回ったが、30分程で動きを止め、
昨23時頃には4頭ともコーリングを開始.そして、待つ事2時間半(車内で待つ
のは暑くて1時間程が限界であった)、突然という感じで♂が現れ一組目の交尾が
成立(1:22).1時36分頃2組目、2時21分頃には3組目が成立.そしてその3分後
には4組目まで成立した.
(左画像:交尾中の2組がいる籠、右画像:やってきた♂の1頭(ピンボケ・・・))
今回現れた♂らは、以前この場で見た「軽やか」な感じというよりは「弾丸」
の如く猛烈な速さで飛び回っていた(籠に近づいた時はやはりゆっくりになる
が).上手く表現できないが、モンシロチョウの不規則な飛び方にセミのような
スピード・パワーが合わさった感じである.♂が現れる少し前、コウモリが何度
も飛んでいるのを目にしているので、もしかするとコウモリを撒く為に弾丸の
如く飛んでいたのかも知れない.暗さも手伝い、目で追うのもやっとであった.

交尾は2時間程で終了.全ての♂とは現地で分かれ、♀だけを連れて日立へ
戻る.

交尾前の♀が産み落とした卵.これらは無精卵故孵化することはない.


交尾を終えて休憩中の♀らをみると、腹の先が開き気味のものと、閉じ
気味の個体がいる.アサハマは閉じている個体を選んで卵を採ることにした
が、どうも、この開き具合は自由に変えられるようだ.

この日の宵、♀らを山側道路ポイントで放つ.採卵予定の♀は別の籠に入れて
いたが、動き回りだす前に卵を産んだ(右画像).
果たして♀らは重い体を引きずるように夜空へ飛んで行った.


採れた卵.よし、これでまた続けられるぞ.数は50個程

2017/07/03~09 料理・植物・昆虫

2017年7月3日から9日までの記録

料理

料理
・やはり、味付けなしのエビの方がしっくり来る.舌が薄味に慣れて
 いるようだ.
・キャベツ(みさき)を1月程かかり使い切る.

植物

ダメかも・・・
金鈴・銀光2種の玉物メセン.うむ、これは厳しそうだ.

元気もりもり
一方、同じ多肉でもツメレンゲは元気そうである.

再生してくれなかった
2月の凍害から回復を試みていたこちらのパフィオであったが、
ついに回復を果たせなかった模様.残念だが栽培を中止とする.

セントポーリア コンコルド

株分け1
花が大体終わる.茎が2本に分かれて伸びているので、株分けを試した.
株分け2 株分け3
この株は一昨年購入以来一度も植え替え等をしていないが、根鉢
は大してできないようだ.
片方は根なしとなる.こちらは下葉を落とし、茎をある程度露出
させて鉢に挿しこむ(置く?)が、うまく根付くだろうか?
株分け4
ブレンド済みの培養土で植えつけ完了.
また、念のため殺ダニ剤も施す.

昆虫

ミヤマクワガタ


ケース側面をうろつく影が見えたので、コナラ材を追加購入.
一昼夜水に漬けて埋め込む(右画像枠内).

単なるまじない程度だが、薄めた人工海水を少量まいてみた(素の量:0.1g強).
草食動物は時々ナトリウム等の塩分を土等から補給する必要がある.
クワガタも腐った植物を食べる草食動物のようなもの.ならば、少量の塩分を
を撒くのは効果があるかも.という短絡的発想である.
まあ、大きさは望めなくともガシガシ動き回る元気な成虫になってもらいたい
ものだ.

ケース側面に見えた幼虫.この個体は今年は蛹にならないかも.

気温が25℃を超えるような日は、ケース蓋の上にも保冷剤を置き、発泡の箱
で覆っているが、ケースとの隙間を極力無くすため、箱の口にぐるりと
スポンジ仕様のテープを張る.

スズムシ

まずは、与えた餌一覧

7月3日、上から時計回りに:ご飯粒+カツオブシ・オクラ・ブナシメジ×4

7月4日、上から時計回りに:スモークチーズ・オクラ・ナス・キャベツ・
エンドウ豆・ブナシメジ傘×2・ご飯粒+カツオブシ

7月6日、上から時計回りに:スモークチーズ・エンドウ豆・ズッキーニ・
ブナシメジ×3・ご飯粒+カツオブシ

7月7日、上から時計回りに:チェダーチーズ・ブナシメジ×3・エンドウ豆・
ナス・ご飯粒+カツオブシ

7月9日、上から時計回りに:チェダーチーズ・ズッキーニ×2・ニンジン・
ブナシメジ×3・ご飯粒+カツオブシ


7月8日、ケースの掃除を行う(とりあえず2週間に1回とする).
一時退避用のケースがあると便利だ.日中なら、隠れ家に殆どの個体
がひっついているので、隠れ家ごと移せば殆どの個体が移動できるので
都合が良い.

水分補給用の水苔も、糞で汚れるので交換する.

ケースを軽く洗い、糞でまみれたペーパーを取り替えればすぐ完了.

ホームセンターでは既に鈴虫の成虫が売られている.当方の個体はまだ
その半分程度である(5mm程度).

餌をたらふく食べて隠れ家に戻る個体.腹部がぷっくり膨らんでいる.

ウスタビガ


何れの個体も蛹になった模様.ウスタビガの蛹の期間は長い.この先
水分補給が必要だろう.繭に水をかけるとどうなるか?アサハマは水を
弾くと予想したが、実際はしっとり濡れる結果に.これは都合が良い.
時々繭に水滴を垂らして水分補給としよう.

オナガミズアオ


7月5日夕方、1頭羽化を果たしていた(♂).当日は雨天であったので、
翌日の夜生息地へ放す.個体間には結構羽化に間隔があったりするので、
「手持ちの♀が羽化し、他所の♂と交尾を果たすまで」などというケチな事
はせず、手持ちに未交尾の♀成虫がいない限り、♂はすぐに放すことにした.
2~3日も空けばかなり遠くへ行ってくれるだろうし、さっさと他所の♀と
結ばれてくれるかも知れない.


7月8日、2個体目の羽化に立ち会う.こちらは♀.
口からの特殊な液・前羽の付け根にある棘を使い、ケミカルと物理の両面
でグイグイ繭を押し広げて脱出.

羽化器を登りつめるとすぐに定位して羽を伸ばしにかかる.

触角はほぼ黄色.黄緑色という感じではない.こちらでは
むしろ黄色の場合が多い.

見た所障害の類は見当たらない.いいお腹.

繭脱出開始から1時間20分程で羽化完了.
この日の夜、生息地で雄の飛来を待ったが、♀は一夜を通じコーリング
どころか一切のアクションをとらず、アサハマの睡眠時間を削るだけの結果
に終わった.


明くる日(7月9日)の♀.うむ、この姿を毎年拝む為に毎年人生を送っている
と言っても過言ではない.


この日の夕方、更に2頭の♀が羽化(この個体らはアパートで待機させる).
この夜、もう一度チャレンジ.結果は次回更新にて