繭の調整


種類はお楽しみ・・・なアゲハが2つとも孵った.
→2021/10/09追記:モンキアゲハと判明
便宜上、一時的にaとbと呼び分ける.どちらかと言うとaはクロアゲハチックな風貌で、bは突起がいかつく、胸部が割と太い印象.bはひょっとするとカラスアゲハだったりして.
ここまで順調の模様.
3齢.体長は1.8cmに達する.
終齢.体長は3.3cm.採集時のアシタバ花序が食い尽くされそうになったので補充
左が錘を構造物先端に乗せた時.右が錘を外した時の様子である.左の方が当然ながらたわんでいるが、その先にあるのは周囲を水で囲まれたアゲハ蛹化器である.この時点でピンと来るかもしれないが、asahamaも多くの場合日中の間アゲハ幼虫の面倒を見る訳にはいかない.日中アゲハがワンダリングをする時は、今までは大型のネットケージに予め丸ごと入れていたのだが、それでは冬の間そのケージを畳めず、他の用途に使う事もできず、しかしなるべく蛹を剥がすのは避けたい.何とかasahamaのいない間に蛹化器へ誘導できないかと考えた末の仕掛けである.思惑通りに行けば、一度幼虫が蛹化器へ乗り移った時点でこの「誘導器」は右画像のように跳ね上がり、二度と蛹化器から出ていくことができないという仕様である.