月別アーカイブ: 2016年7月

2016/07/25~31 料理・蘭・昆虫

~2016年7月25日から31日までの記録~
<料理>
箸交換

塗装が剥げて傷んできた箸(上)を、新しいもの(下)に新調.
料理
久しぶりにイワシの刺身を...このイワシは脂がのっていて美味であった.
※この週は旅行へ行った事もあり、料理はこの1回のみ.

<植物>
Coel.pandurata植替1 Coel.pandurata植替2 Coel.pandurata植替3
セロジネ・パンデュラータ 新しい芽が明らかに鉢をはみだしているので、
適期ではないかも知れないが植替えを敢行した.根鉢の状態は良好だったので、
古いバルブの幾つかと、その付近の根鉢をのこぎりで切り離し、水苔を巻いて
一回り大きな鉢に植え込んだ.
Coel.pandurata植替4

セロジネ・オドアルディ?セロジネ・オドアルディ
新芽が動き出したと思ったら、どうやら花芽らしい.購入時からの葉は健在
で、状態は悪くなさそうなので、咲かせてみることに.

Den.falconeri新芽?デンドロビウム・ファルコネリー
水リッチ化の効果が現れたか?新芽が伸びてきている.

ヒガンバナ植付1?これはHCで購入したヒガンバナの球根.
ヒガンバナ植付2?1球を選び、わざと埋めずに地上にセット.
これは、ある実験の為.目的は後程…

[他] ミルトニオプシスの交配種、株元から枯れ込んできた.栽培を断念する.

<昆虫>
[ノコギリクワガタ]
ノコギリクワガタ卵?材交換
最近、♀が餌もろくに食べず地下・地上を動き回っていたので、もしやと思い
ケースを下から覗くと卵が一つ見えた.ケース内の朽木も調べてみるともう
一つ見つかった.
朽木を交換し、次の日ケース下を覗くと卵が更に1個増えていた.
これは期待.

[オナガミズアオ]
オナガミズアオ孵化(1日目) オナガミズアオ孵化(2日目) gnoma_16.07.31-1
7月29日、3頭が孵化し、翌日には全部で9頭になった.残り1個は、卵に穴を
開ける所までいったが、途中で力尽きたようだ.
(右画像)右の個体は左の個体より1日前(7月29日)に孵化.一日遅れの個体に
比べかなり大きい.

7月31日午後、2頭が眠.

-8月1日補足-
エゾシモフリスズメ幼虫
袋田にて、コブシと思しき木の枝で見つけたエゾシモフリスズメ幼虫.
生憎ヤドリバエに入られているようであった.

2016/07/18~24 料理・デンドロ・オナガミズアオ

~2015年7月18日から24日までの記録~
<料理>
料理
?最近刺身を作っていないな...

<デンドロ>
デンドロビウム・ファルコネリー?デンドロビウム・ファルコネリー
春から今までコルク着けを試みていたが、水分が乏しかったか、根張りは今一つであった.
こちらも空き缶使用の麻紐着生材に切り替えることにした.

<オナガミズアオ>
gnoma_16.07.19-1 gnoma_16.07.19-2
7月19日夕方、2頭の♀が同時に羽化.片方を海岸のポイントへ連れて行き、
日付が変わるまで♂を待ったが現れず(そもそもコーリングも始めなかったようだ).

gnoma_16.07.20-1 gnoma_16.07.20-2
7月20日夕方、もう1頭羽化.先の予想に反しこちらも♀.
gnoma_16.07.20-3 gnoma_16.07.20-4
用意した2つ目の洗濯かごに2番目(仮)・3番目羽化の♀を入れ、2つのかご
で最初は海岸のポイントで、その後山側道路のポイントで♂を待った結果、日付が
変わる頃ようやく1番目・2番目の♀がコーリングを始め、2時になる頃♂が2頭飛来
し、交尾が成立した.
gnoma_16.07.21-1?この時交尾していないのは恐らく3番目羽化の個体だろう.

テイクオフ!
あくる日の夜、十分すぎる量の卵を残した母オナガ2頭を山側道路のポイントで放す.
何と、放した手指にも卵を産み付けていたのであった…
もう十分に卵を得たのと、近々来る別の予定に向けてアサハマの体力を残しておき
たかったので、雄の飛来を前に、3番目羽化の♀も放す.

gnoma_16.07.22
7月22日朝、洗濯かごに卵があちらこちらに産み付けられているのを確認.

gnoma_16.07.23-1 gnoma_16.07.23-2?7月23日夕方
5頭目の羽化確認.♂であった.山側道路のポイントへ.

gnoma_16.07.24-1 gnoma_16.07.24-2?7月24日
洗濯かごから卵を外し、ボンドで紙紐に固定しながら数をカウント・・・
...75個であった.この内10個を手元にキープしておき、残りを生息地の
ヤシャブシに着けて回った.
キープした10個は、準備していたオオバヤシャブシの鉢植えに固定しておく.
8月第1週までに孵化予定(最終的には5頭に絞る).

今回の飼育組は昨年の夏型に比べてずっと早く、そして揃うように羽化した.
まだ場数を踏んでいないので何とも言えないが、夜はちゃんと暗くして、
ライトで照らしたりもしなかったのが要因かもしれない.

2016/07/11~17 料理・ポインセチア・昆虫

~2016年7月11日から17日までの記録~
<料理>
料理

クッキングシートが“こんな”用途にも使えるとは(後述).

<ポインセチア>
poinsettia_16.07.16-1 poinsettia_16.07.16-2?ポインセチア‘ミラ・レッド’
鉢が小さく見える程にまで大きく育った.昨年までとは成長の具合がまるで
違う.今年の土のブレンドが良かったのだろうか?
枝が混んできたので、詰まっている枝を間引いた.
poinsettia_16.07.17?こちらは‘ミラ・ホワイト’
若葉を白くする癖がようやく抜けてきたようで、こちらも良い傾向である.
こちらも枝を間引いた.

<昆虫>
[ノコギリクワガタ]
nokogiri_16.07.11-1
土が足りないような気がしたので、赤玉土・腐葉土を調達.
こちらの水槽では、下層が赤玉土でその上に腐葉土が乗る恰好なので、
まず、元からあった腐葉土をどかす.産卵木が見えたが、その端に齧られた
痕が.クワガタが潜っている模様.
nokogiri_16.07.11-2 nokogiri_16.07.11-3 nokogiri_16.07.11-4
赤玉土を追加するついでに産卵木の位置を調整し、その上から増量の腐葉土、
鉢底ネットの壁、ハスクチップを入れ、蓋をして完了.
nokogiri_16.07.11-6
将来の餌として先週購入した産卵木も、別のケースにて赤玉土・腐葉土に入れ、
適当に腐れを進めておく.
nokogiri_16.07.16
試しに、食べ残したキウイフルーツのヘタの部分を入れてみたらすぐに
齧りついた.アルコール臭がしていたのが良かったのかもしれない.

[オナガミズアオ]
gnoma_16.07.15-1 gnoma_16.07.15-2
(7月15日)
最初の個体が繭を作り始めてから2週間と1日が経つこの日、羽化容器
に入れていた個体が予想外に早く羽化していた(予想の通り♂).
今までなら、写真を撮って即日生息地へ放すのだが・・・
今回はある思いを実行に移すことにした.
即ち、標本の作製である.
一体あれば、これにまつわる創作をするにあたり、写真だけでは得られ
ない数多くの情報が得られるはずだ.
意を決し、容器ごと冷凍庫に入れ、一晩置いた.

冷凍後
翌日改めると、オナガは、容器の底に落ち、カチカチに凍っていた.
凍結が解けると、何と、翅がどんどん打ち下ろされていく恰好に・・・
これが硬直というものか.もう一昼夜、今度は冷蔵庫に置き、硬直が解ける
のを待つ事に.
gnoma_16.07.17-1 gnoma_16.07.17-2 gnoma_16.07.17-3
待つ間に、展翅板・昆虫針を調達しようと、大型HCへ.しかしヤママユ類が収まる
サイズの展翅板は見つからなかったので、代わりに板を買い、手元にあった
コルク板を組み合わせて手製の展翅板を作製(幾つかのサイト様を参考にした).
展翅テープは、滑らかで伸びない素材であれば特に選ばないようで、クッキング
シートを用いることに.翅が透けて見えるのでイメージがつかみやすい.

羽の向きを整えるのが厄介であった.前羽は、最初は針先で翅脈を動かそうと
したが、うまくできなかったので、先端を指先で掴んで動かす荒業(?)でどうにか
整えた.とにかく、展翅は初めての事なのでおっかなびっくりであった.
羽の向きは、飛行している姿をイメージしたものに.

展翅後は、乾燥剤と共にタッパーへ収納し、とりあえず、1週間程乾燥させる
ことに.

残り4つ
残る蛹は4頭.繭から透けて見える蛹のシルエットを頼りに雌雄を分けてみた.
手前、同じ受け皿に置いた2つの繭が♀、奥の2つは♂と予想.
羽化準備
♀の一つを洗濯かごへ、残る繭は個別の羽化容器に入れ、羽化を待つ.

2016/07/04~10 料理・蘭・昆虫

~2016年7月4日から10日までの記録~
<料理>
料理

キウイフルーツの皮が食べられることを知る.皮は、ゴールドよりもグリーンの
方が食べやすい印象(ちょっと意外).

<蘭>
ヘゴ着け胡蝶蘭?ヘゴ板に着けて育てている胡蝶蘭
ようやく開花が迫ってきたので会社へ持っていき、飾ることに.
麻紐着生材、不調?
ピッチャーに巻きつけている麻紐着生材が、この所不調.水を吸い上げなくなって
きたのだ.お蔭で麻紐はカラカラになり、スポイトで注いだ水も途中で弾かれて飛び出す
始末(画像矢印).貯めた水に触れている辺りの紐は濡れているのだが...
どうしたものか.応急措置として霧吹きで水を与えている状況.

<昆虫>
[オナガミズアオ]
gnoma_16.07.04 gnoma_16.07.06-1 gnoma_16.07.06-2
7月6日朝、最後の個体も老熟し、色が変わっていた.
gnoma_16.07.06-3?5頭全て育ちきり、オナガ幼稚園前半期は終了.
葉を食べきってもらって終わるのは難しい.何せ盛んに食べていたのがパタリと
食べなくなるものだから.今回も結構な葉が余ってしまった.

[クワガタ]
nokogiri_16.07.09
ノコギリクワガタの幼虫は腐れが進んだ朽木を好むらしいので、今のうちに
準備を進める.まずはコナラ材を用意し、丸一日水に浸ける.
nokogiri_16.07.10
それを湿した赤玉土・腐葉土で埋め込もうとしたが...途中で赤玉土を切らして
しまった.買いに行かねば. 今回は材飼育を試みる.

2016/06/27~07/03 料理・昆虫

~2016年6月27日から7月3日までの記録~
7月2日夕方、ヒグラシの鳴き声を今年初めて聞く.
<料理>
料理
 ほぐし明太子は結構便利だと思う.

<昆虫>
―オナガミズアオ―
gnoma_16.06.27 gnoma_16.06.29-2 gnoma_16.06.29-1
(6月27日~29日)
・全て5齢(終齢)に.ボトルを3つに増やす.
・6月29日は最初の5齢が現れてから丸1週間.この日の夜1頭が葉を食べず枝先で
_たたずんでいた.どうやら「上がり」だ.

営繭 gnoma_16.06.30-2 gnoma_16.07.01
(6月30日~7月1日)
・「上がり」の個体、30日未明にガットパージを経て繭づくりに.繭専用の容器に移す.
・残り4頭は、末っ子を除いて盛大に食事中.体長は8cm弱に.

gnoma_16.07.02-1 身づくろい1 身づくろい2
(7月2日)この日の朝、たっぷり葉を着けた枝を採ってきたのだが...
_少々の葉を食べた所で3頭が相次いで身づくろい開始(^_^;).
_これは「上がり」を迎えたサイン.「もっと葉をケチればよかった」と後悔する
_アサハマであった.
終齢末期の糞 5齢の成長具合は糞の様子でも見ることができる.
画像では分かりにくいが、はじめ黒~茶色だった糞は、成長が進むと緑色を帯び、
水気も増す.

(7月3日)未明、3頭を繭用の容器へ.生育中の幼虫は1頭に.
_「5齢の期間、こんなに短かっただろうか?」と思ったが、自身のつけた去年の記事を
_調べたらやはり1週間と少しで、今回と大差なかった.
_次回はこれを踏まえた餌採りの調整をしなければ...と反省.
この、残り1頭は予想するに7月4日の「上がり」の予定.葉は十分にあるので今回
飼育の餌採りはこれにて終了.

―クワガタ―
ミヤマクワガタは残念ながら生き延びることができなかった.
nokogiri_16.07.02-1
日立の知り合いの農家に、会社で(趣味で)育成・収穫したタマネギをおすそわけ
して世間話をしていたら、小さな虫かごが置いてあるのを発見.尋ねると、それは
拾ったというクワガタの♀であった.種類はノコギリクワガタ.
そのクワガタを頂きたいと話したら頂けることになった(後で返す条件で、入って
いた虫かごも(^^)).
「ミヤマはハードルが高いので、次回はノコギリを...」と思っていた矢先であった
ので、これは幸運であった.
nokogiri_16.07.02-2
では、早速飼育の準備を...プラケースをよく洗い、登り木代わりの鉢底ネットを
配置し...
nokogiri_16.07.02-3 nokogiri_16.07.02-4 nokogiri_16.07.02-5
使い古し、こなれつつある赤玉土.昨年のミヤマ飼育で消費されずに残った朽木、
これまた使い古しの腐葉土を配置し(白いのは鉢底ネットに固定した餌ゼリー.
こんな固定は不要かも)...
nokogiri_16.07.02-6 化粧用にヤシガラを敷き...
nokogiri_16.07.02-7 コバエ用トラップを設置し...
nokogiri_16.07.02-8
クワガタを入れて完成(入れてすぐ潜りだしたので、クワガタの部分だけブレ
ている(^^;)).

一時隠れていたが、間もなくヤシガラに普通に置いた餌ゼリーに食いついた.
後は、この♀が身ごもっていれば好都合だが...(一応、顎が小さ目の♂ノコ
も捜索中).