「工作」カテゴリーアーカイブ

2023/01/22~26 ゴメザ用バスケット製作/植替え

バスケット製作過程

太さ・形がまちまちな枝に対応するため、枠四隅の針金を通す穴は、針金径より若干大きくとるのがポイント.

ゴメザ植え付け

2017年からウチにいるゴメザ(Gomesa. Moon Shadow ‘Tiger Tail’ )について、これまでの植え込みシステムではそろそろ限界の様相を呈していた.今後の着生蘭は原則バスケットに植え込む方針としたので、準備していたバスケットへの植替えを行った.

2022/12/13~15 デンドロ ファルコネリ新居建築(2)

12月13日

12月10日のつづき

切り出した枝の中から上位4本の太い枝を選び、針金が余裕をもって通る程度の穴を開け、ロの形をつくる.ロのままでは入れたものが抜けてしまうので、これから3本横に枝を渡す.

横に渡す枝の両端に釘が打って通る程度の下穴を開ける.ケヤキの枝は硬く、下穴が無ければ釘が曲がるか、枝が割れるかの結果になる.穴の向きが揃うように、目印となる釘を一つ目の穴に軽く刺しておいてもう一つの穴を開ける.
穴が空いたら各穴に釘を、先端が少し出る程度まで打っておく.

ロの枝にも釘が通るよう穴を開けるが、穴の位置・向きをなるべく合わせる工夫が必要があるので、以下の手順を取った.
①一端の枝に白ペンで目印の点を付ける(3か所).
②穴開け時、針金が干渉するのでロを分解して、目印を付けた枝に釘が打って通る程度の下穴を開ける(3か所).
③ロを組み直す.
④渡す枝の一端(釘の先)を穴に合わせて軽く打ち付ける.
⑤枝々の向きを完成時の如く揃えた状態で、もう一端の釘を軽く打ち付け、ロの枝に小さな孔を作り、そこに白ペンで目印を付ける.
⑥ロを分解、「⑤」で目印を付けた枝に、今度は釘が余裕をもって通る程度の穴を開ける(3か所)(こちら側は釘が多少なりとも斜めに入る事必至なので、これで良い塩梅で釘がはまる).
⑦ロを組み直し、渡す枝をあてがい、各釘を最後まで打ち付ける.

打ち終わった様子が↑の画像
基礎ができあがったら、太い枝から順に、やはり針金が余裕で通る程度の穴を開けて針金を通して積み上げていく.※穴の向きは枝によって多少なりとも異なるので、穴の径を針金と同じにしてしまうとうまく通らない.
途中、植え込み材がこぼれぬよう(想定:バーク中粒+鹿沼)根巻シートを入れておく.

12月14日

所定の高さまで枝を積み上げたら、針金の先端を逆Uの字に曲げてバスケット本体が完成.
今度は内側に仕込む部材の調整.バスケットに入るようバージンコルクをカット.このコルクはデンドロの中核的な着生材となる.
バスケットにコルクを入れて、根巻シートの上端あたりの高さに画びょうを打ってデンドロを付ける目安とする.
画びょうの辺りに目当ての高芽を持っていき
トリカルネットのかけらと木ねじを使って高芽をがっちり固定する.
目当ての高芽の左右に伸びる枝等は邪魔と言えば邪魔なのだが、高芽が活着するまでの重要なエネルギー源でもあるので、むげに切除する訳にはいかない.枝の柔軟性を利用して、先程と同じ要領で概ねUの字になるよう枝を固定する.
デンドロ付きコルクをばすけっとに入れた様子.ここまで来たら大詰め.

12月15日

マグァンプを仕込んだ植え込み材(バーク中粒+鹿沼)をバスケットの隙間から少しずつ入れていく.
こんなものかな

吊り下げ金具を作ったら

バスケットに設置して、ラベルをぶら下げたら、完成!

2022/12/10 セロジネ・アングレ・デンドロ

セロジネ フィンブリアタ開花

Coelogyne fimbriata 遠目では地味な花も、拡大すると奇麗だ.

アングレカム ディディエリ保水対策

Angraecum didieri 縦に長いコルクの下側を植え込んでみる.着生は維持しつつも水分を確保しやすくする目論見.

デンドロビウム ファルコネリ新居建築

Dendrobium falconeri 先週購入したファルコネリに、コルク着生材から切れて宙ぶらりんになっている茎が1本あり、
その先端にいい感じの高芽が付いている.asahama的にはこんな高芽を1つ入手すれば十分であった.ならば、ココから新たに株を起してみようと作業に取り掛かった.
セロジネ ミニアタと同様のバスケットを作る.今回の材料は幹線道路の傍のケヤキ並木で拾った剪定枝100%.ケヤキの枝は結構硬く、45本規定の長さに切り出すのは結構しんどかった.ふぅ~.
切り出しで余った端材はカブニョロ達のおやつにでもしてみよう...食えるかな?

2022/11/12 胡蝶蘭コルク板を水平に

水やりの都合上

蘭バスケットの要領で、胡蝶蘭のコルク板をこれまでの垂直から水平へ、向きを変える事にした.

理由は水やりに.これまでの垂直向きだと与えた水がどんどん下へ流れ落ちてしまい、効率がよろしくなかった.水平ならこれまでより留まってくれる水の量が増える.水平になった事で、胡蝶蘭の葉が横を向く事になってしまったが、じきに修正するだろう.

2022/10/21~23 リトープス新たなお迎え準備

玉型メセンに嵌り始めた?

紫勲、帝玉が2世代目ができる位順調なので、これに気を良くしたasahamaは新たなリトープス 荒玉を迎えるべく準備に取り掛かった.以下、その手順を至極ざっくり紹介する.

4L級の小型プランターを新たに調達.ベランダてすりにぶら下げる準備の為幾つか穴を開ける.
底付近2箇所に開けた穴(φ3.5mm)に、コの字に曲げた針金(φ3.3mm)を通す.

針金がぴたりと側面につくよう、所定の位置に予め2箇所ずつ開けておいた穴(φ3mm)を使って結束バンドで固定する.

それぞれの針金の先を、手すりの形に合うように少し開いたコの字型に曲げる.
試しにぶら下げてみる.うんOK.でもこのままだと前へ傾いてしまうので・・・
つっかい棒を作っておく.板切れを丁度良い長さに切断.使うのは他の準備が全て整った後.
続いて屋根を支える針金を製作.90cmは短いなぁ・・・
※屋根を作るのは、上から鳥に見つからない為と、落下物防止、夏場の強すぎる日差しの軽減が目的.鉢底ネットで作るので、雨・風は通る.
プランター備え付けのすのこに、屋根支柱を簡素に固定.支柱の加工はこれで完了.
鉢底ネットで作った屋根を仮で乗せてみる.あれ、クセ防止で通した針金が重すぎるようで、両端が垂れ下がっている.

代わりに、余っていた細い針金を裁縫の要領で鉢底ネットにジグザグに通して矯正.屋根はこれでよし.

いよいよ用土を足していく.「やっぱり入れたい」と思ったが足りず急遽調達した砂利を底に敷き、その上にブレンドした用土をプランター縁の下1cmを目安に入れていく.後は、届いた種を置いて水をたっぷりかけてベランダに固定するのを待つのみ.

2022/03/13 植物

ポインセチア雌花発見

スターゲイザーの一つのサイアチアに、ひん曲がった雌蕊を持つ雌花が出てきているのを発見.花粉(多分同じ株)を付けてみた.

木製バスケットを作ってみた

近くの公園で拾った枝を組み合わせ、針金を通せば、何ともワイルドなバスケットの完成.まだ、直近で植え込む予定はなし.

ゴメザ開花中

ゴメザ ムーンシャドウ’タイガー・テイル’ 鮮やかな黄色.何度見ても良いものだ.

2021/12/30 ポインセチア防寒の補強

気休めだとは思うけど

野外の最低気温が5℃を下回ることが当たり前となった今日この頃、我が家のポインセチアは今でも夜間に段ボールを被せている.今は開花処理の為ではなく、保温の為である.そして熱源として湯たんぽ(画像左下の茶色いもこもこ)を仕込んでいるが、それでも越冬の理想と思われる15℃以上をキープするのは難しい状況である(10℃以上はキープ).そこで、効果は大したことないかも知れないがエアーキャップ(プチプチ)で段ボールを覆ってみた.
今の所、ポインセチア達は元気に見える.ポインセチアの見た目について、asahamaはどちらかと言うとコンパクトに縮まり、大事な部分(サイアチア)を奥にしまい込む姿(画像右上のマースピンクみたいな)よりも、ひょろひょろな姿で下葉が落ちていても、苞がピーンと横に張り出してサイアチアを上方へ見せびらかす姿の方(画像左のスターゲイザーみたいな)が好みである.一般家庭で育つとこうなる傾向がある模様.クリスマス的な華やかさは減ってしまうだろうが(もうクリスマス過ぎたし)、そこは「単に冬に長く咲く大輪の花」として割り切る事にしている.今シーズン購入のイエロールクス、マースピンクも来シーズンにはこうなると良いのぅ.

(2022/01/03追記)上記防寒策をとってもやはり15℃に及ばなかったので、寝る直前に布団が空いた押し入れに収納する事にした(妻の提言による).この日の朝の、従来の置き場の気温が10℃程であったのに対し、押し入れ内の気温はきっかり15℃でGood.

2021/11/23 ツツジ種まき

吊り下げ栽培を試みる

時々岩場に張り付くようにこじんまりと育つツツジを見たのがきっかけ.

メディアの準備

湿した水苔、小型ペットボトルの上と底の部分、ペットボトルキャップ数個、ペットボトルにフィットするように切り出した鉢底ネット、固定用の結束バンド13本、ホームセンター道路脇の植え込みから失敬したツツジの実1つを用意.
鉢底ネットを丸めて、小型ペットボトルの底部(予め6つ穴を空けておく)結束バンドで固定.

安定用に底に少々小石を敷いたらその上に薄く水苔を敷く.

このまま水苔を積んでいっても良いのだが、何の工夫もなしにはあっという間にカラカラに乾いてしまう.そこで一工夫.ペットボトルキャップを設置する.このキャップは与えた水を保持する能力アップを期待しての事.

その上に水苔を被せ、更にペットボトルキャップ設置とを繰り返す.

鉢底ネットの上縁まで水苔を積んだら、ペットボトルの上部を設置するのだが・・・
底部のように、手を筒に突っ込んで結束バンドで固定、という訳にはいかないのでここも一工夫.予め穴を開けておいたペットボトル上部に結束バンドを差し込んでおき
結束バンドを1本ずつ途中まで、鉢底ネットに通す.結束に向かない位置で鉢底ネットを通っている場合は調整する.
これでメディアの基本が完成.
ぶら下げ用の針金も固定すれば尚グッド.

種まき

実を割り、種を取り出す.風で飛び散らないよう水に浸しながら行った.それにしても細かい種だ.

種を水ごとスポイトで吸い出し、メディアの中央部に垂らす.
定着を促すためシャワーをかけて完了.