月別アーカイブ: 2018年6月

2018/06/18~23 アイデア倒れ & アイデア成功?& 地震対策(ハマグリ水槽)

アイデア倒れ(餌やり編)

asahamaが留守・就寝中にも緩やかに餌やりができないものかと考えて
いたら、頭の虫が醤油さしを使う方法を提案してきた.
醤油さしを餌で満たす
ふむふむ、餌で満たした醤油さしを水面に浮かべれば、少しずつ餌が
流出していくと…
その醤油さしを水槽に浮かべる
早速試してみよう.ふむ、確かに少しずつ流出しているようだ…
確認後、asahamaは眠りに就く.

翌朝、ハマグリは殻を閉ざしていた.全然足りないみたい.
仕方ない…また次の方法を模索するとしよう.

実は、以前の飼育では他に点滴や、時限式チューブポンプで試した
事があった.しかし、点滴はスピードの調整が一筋縄ではいかず、
チューブポンプも、チューブ内に藻が出て機能不全に.メンテが
何れも厄介で失敗に終わっていた.餌を少しずつ与え続ける
のは難しいねぇ.

アイデア成功?(エアレーション編)

(いつものように)電子の網を彷徨っていた所、割り箸でエアストーン
の代わりになるという記事を見つけた.それによると、耐久性は劣る
が、細かい泡が出せるという.当時使っていた「スーパー〇ブラー」
なるエアレーション器の性能にいささか期待ハズレ感を感じていた
asahama.早速飛びついてみる.
ウッドストーン的なの自作1
エアチューブにフィットするよう断面の丸い「祝い箸」をチョイス

ウッドストーン的なの自作2
約1/3にカット

ウッドストーン的なの自作3
「スーパーバ〇ラー」とかいう期待ハズレ君を外し、箸を装填
先端を少し水面に浸けた瞬間・・・

ウッドストーン的なの自作4
何 と い う こ と で し ょ う ...

これは…まるでビールに割り箸を突っ込んだ時のような状態に.
使っているエアポンプは「水心SSPP-3」で、当時出力を最大にして
いたが、これではむしろ泡が多過ぎると感じたので下げていき、
結局最小まで下げた.

ウッドストーン的なの自作5
思った以上の性能にただただ驚くばかりであった.やはり木製
故の宿命か、泡の出は日ごとに漸減していくので、ポンプの出力
を今度は少しずつ上げて、また、表面を時々メラミンスポンジで
ぬぐい、対応している.恐らく持って一月だろう.
しかし、108円で購入したこの「祝い箸」は、1回の購入で36個
ものストーンが得られるのだ.期間にして3年分!

この先3年もハマグリを飼うかは別として、コストパフォーマンス
は十分過ぎる代物と言えるだろう.これに、この日まで気付かな
かった自分が悔しい!
スーパーバブラーお役御免
という訳でこの腹いせに、スーパーバブ〇ー君にはこの先10年間
カップ麺の重石になって頂こう.

調子良くなった?
この所水管が無駄に伸び気味だったハマグリ、溶存酸素増加の
効果が出たのか「何となく」収まった気が^^;

出水管は健康のバロメーター
上から見た様子.向かって右の管が出水管.出水管の様子を見る事で
水を動かしている度合が分かる.形が円に近い程大きく水を動かしている.
即ち、状態が良いという事.糞がポンポン出水管から飛び出していれば
なお良し. 出水管は健康のバロメーターとして機能する.

一方、入水管は出水管に比べてあまり形を変えないので、健康のバロ
メーターとしては使いにくい.

地震対策

地震対策前
大阪で大きな地震が起きたばかりである.こちらでもいつまた大きな
地震に見舞われるか分からない.このような縦長の水槽では正直言って
地震が来た時不安である.しかし対策をするに、水槽の下を固定するのは
厄介である.何か良い策なないか…お、この真上にはラックの天板が
ある.これを使ってみよう.

紐の一端を水槽に固定
紐を1本用意.紐の一端を、洗濯バサミを介して固定

反対側をラックに固定
もう一端をラックに結んで固定

地震対策後
どれ程効果があるのかは分からないが、やらないよりはマシだろう.
と言う訳でちょっと安心したasahamaであった^^;

2018/06/18~24 オナガミズアオ成虫へ

全ての個体、冷蔵庫から解放

冷蔵庫解放 冷蔵庫解放
1週間に亘り冷蔵庫で過ごしてもらった3頭の蛹は、いずれも期間を
終了した.どうやら「蛹自身」には影響は無いようで、少しの刺激
で3頭とも元気よくガサゴソ音を立てる.「蛹自身」とあえて表現
したのは、次世代への影響がまだ判らないからである.

6月24日「無処理」個体1頭目羽化

[2018.06]オナガ1頭目羽化1
(13:15)帰宅すると冷蔵庫に入れていなかった2頭の内1頭が羽化を
始めていた.

[2018.06]オナガ1頭目羽化2
つぶらな瞳に立派な触角.何となく予想はついていたが♂である.

[2018.06]オナガ1頭目羽化3
最初は前翅をぐんぐん伸ばす.撮影の為ペットボトルのカバーを
外したのは特に影響が無いようだ.

[2018.06]オナガ1頭目羽化4
背面から見ると前翅は微妙に、左右非対称にカーブしているように
見える.多分、飛翔には影響無いだろう.

[2018.06]オナガ1頭目羽化5
尾状突起まで伸ばし終えた.

[2018.06]オナガ1頭目羽化6 [2018.06]オナガ1頭目羽化7 [2018.06]オナガ1頭目羽化8
(14:22)翅をゆっくり開いてきたと思ったら、途中からピンッ!と水平まで
開いた.羽化完了!

[2018.06]オナガ1頭目羽化9
前翅の後ろべりの黒筋が2本あるように見えるのは、裏と表で筋のある
位置が異なる為である.

[2018.06]オナガ1頭目羽化10
水平だった翅は間もなく屋根型に畳まりだし…

[2018.06]オナガ1頭目羽化11
少々の刺激でお決まりのポーズに.

この状態で、車で連れ回しては知り合いに見せているが、反応に
温度差はあるにせよとりあえず、綺麗と言ってくれる{事が多い^^;
(2018/06/25追記)}.「蛾」という言葉の印象が良い方向に
変わっていけば幸いだ.

6月24日「無処理」個体2頭目羽化

(12:29)帰宅した時は正に繭を破ろうとしている所であった.
[2018.06]オナガ2頭目羽化1 [2018.06]オナガ2頭目羽化2 [2018.06]オナガ2頭目羽化3 [2018.06]オナガ2頭目羽化4 [2018.06]オナガ2頭目羽化5 [2018.06]オナガ2頭目羽化6 [2018.06]オナガ2頭目羽化7
ペットボトル表面も意外と登れるのね^^; この個体も♂

[2018.06]オナガ2頭目羽化8
定位置で早速翅伸ばしタイム.

[2018.06]オナガ2頭目羽化9
翅は均一に伸びていくのではなく、途中このように大きく変形を伴い
ながら伸びていく.傾向としては、前方の部位が先に伸びていく.

[2018.06]オナガ2頭目羽化10
尾状突起まで伸びきった.

[2018.06]オナガ2頭目羽化11
翅を広げ羽化完了.

死んだふり?
運搬に備え、ペットボトルのカバーと受け皿を固定する作業をしていた
ら、ポトリと下へ落下してしばし硬直.死んだふり?恐らく自然界では
草薮に素早く紛れる効果があるのだろう.構わず作業を続けた所、今度
は盛んに動き回り活性状態に(汗).翅が傷ついてはかなわないので、
この羽化器から空繭を取り除いた.

残りの繭は3つ.♀が含まれてますように(^人^).

2018/06/20,22 スズムシ成長中

(6月20日)
餌場に集るスズムシ
お、舞茸が人気ね.

ねぐらに帰るスズムシ
朝、ねぐらに帰る個体.

(6月22日)
スズムシの罠
来年の「種」を得る為、今年も罠を準備.中には「ごきぶりホ〇ホ〇」
の誘引剤を仕込み、生息地に一晩仕掛けたが・・・
かかったのは大量のダンゴムシ、そして何故かジグモと思しきクモ.

来月また試そう.使った誘引剤は、一度きりで捨ててしまうのは
さすがにもったいないので、密封して冷凍庫で保管する.

2018/06/19,23 植物

アングレカム ディディエリ 開花

アングレカム ディディエリ 開花
「ひとつカールくん」ことアングレカムの蕾は6本の触手、もとい6枚の
花被を展開し、見事な花に変貌を遂げた.
そして、夕方になると心地の良い香りを漂わせてくれる.素晴らしい!
あとは、スズメガが寄ってくれればなお良し.

ヒマラヤトキソウ死す

ヒマラヤトキソウ死す
良い事ばかりではない.夏~秋は、栽培の成否が目に見えて分かる時期
と言える.新芽が伸びてきたので水苔に植え付けていたヒマラヤトキソウ
は残念ながら根本から腐れが入ってしまい万事休す.諦めよう.

セロジネ マルチフロラバルブ太る

Coel.マルチフロラ 新芽育つ
昨年秋からじりじり育っていた新芽が遂にバルブになってきた.以前
の葉達よりずっと大きな葉を着けているのが嬉しい所だ.

禁水期間設定
今年は花をつけてくれるかな?この種類は一定期間乾燥下に置かれない
と花芽分化しないという.とりあえず3週間室内に取り込んで、その間
水を一切与えないようにしてみよう.

2018/06/18~24 料理

全般

料理
・色々食材を盛り込んだ方がもちろん体にはいいのだけど、特に弁当では
 「見た目の調和」というものがとれていない気がしてきた.食事は目でも
 味わいたい.その日その日で何かを割愛するとしよう…食材でイラスト
 を描くのもいいかも知れない.
・6月24日のイワシは当たり!(脂的に)
あぶらかれいのムニエル
フライパンを導入してから、美味しいムニエルが本当に楽に作れる
ようになった.本当、もっと早くに導入すればよかった^^;

2018/06/16 オナガミズアオ非休眠期間について

(2019/07/14 追記)下の文書の必要な暗期はやはり9h30mに見直した方がいいかも.
感受性があると見られる4齢が7月末頃現れ、4頭中2頭が休眠に入ったので.
更に、明期の補正は+20分で調整するともっとよさそう.
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例年になく早いタイミングで生育を開始しているオナガミズアオで
であるが、このままいくと年3化が当たり前になるのでは?
少なくとも今年は3化目が現れるのかどうか、少し面倒な計算をして
みた.
<計算の手掛り>
(1)オオミズアオ・オナガミズアオは幼虫時代の日の長さ(多分、正確
 には夜(=暗期))の長さで休眠するかどうかを決めている.参考元
 [参考1]から逆算するに、必要な暗期は10時間に設定.
(2)卵~成虫までにかかる期間は2ヶ月弱(卵~幼虫期間は約1ヶ月).
(3)太陽が地平線下にある薄明りの時間帯はとりあえず、計40分の昼の
 時間(=明期)とし、暦の表[参考2]の補正に使う.
オナガミズアオ非休眠期間(予想)
(3)を基に暗期をグラフ化.この先暗期が10時間に達するのは8月22日
 以降.第2化は6月末~7月上旬には現れる見込みなので…その次世代
 の幼虫期間である向こう1ヶ月は…8月22日に収まってしまう.

これは、第3化は必至かな…^^;
[参考1]ヤママユガ科オオミズアオ属の休眠に関する研究IV
[参考2]水戸(茨城県)のこよみ

勘違いしているっぽい所があればご指摘下さい(_ _).

2018/06/16~17 ハマグリ餌の交換

出水管をつぐむ時間が増える
ハマグリ、水管を出すも、出水管をつぐむ時間が増えてきた.これは
餌か、水かを嫌っているサインと見ている.

餌の新旧
実際、餌の方はくたびれが見え始めている.「ムッ」とする臭いが
出始まり、粒子に凝集・沈殿が見え始めている.こうなったら餌は
取り替えなければならない(購入).でも、大体使い切る事ができた.

機嫌直してくれるかな?
(6月17日)
昼下がり、新しく汲んだ海水・新たに用意した餌をあてがう.当初は
引き続き出水管をつぐむ時間が多かったが、21時現在ではよく開き、
糞を盛んに排出するようになった.機嫌を直してくれたっぽい^^

水管大きく開く
(23:00)水管をより開くようになったので画像追加^^

2018/06/11~16 スズムシ模様替え他

飼育で役立つ道具

飼育で役立つ道具
ピンセットは餌入れをケースから出し入れするのに便利.
では、ストローは? これはスズムシに吹きかける事で、直接触れずに
餌場・足場から追い立てるのに役立つ.彼らの体はとてもじゃない
けど直接つまんだりできないので…^^;

引っ越し、レイアウト変更

全部で29頭
(6月16日)もう孵化の時期は終わっただろう.ケースから一度全ての
個体を取り出す.全部で29頭いた.もっといるイメージだったけど
こういうものなのかな?

手元には5頭のみ残し、他は全て知り合いにおすそ分け・生息地
への放虫(両親とも元をただせばこの地の生まれだから「返却」かも
知れないけど、この子らはそこで孵化した訳ではないしなぁ…他に
適当な言葉が見つからず^^;).
手元に残す個体の飼育セット
残した5頭には新たなレイアウトのケースを用意.風情に欠けるが
かなり清潔に飼えるのがメリット.

2018/06/16~17 植物

アングレカム ディディエリ蕾膨らむ

ディディエリ蕾
今春コルクに着けていたアングレカム.無事に着生が始まったと思ったら
今度は蕾を膨らませていた.それにしても距の長い事!よし、
この状態の君を、〇テレにあやかり「ひとつカールくん」と呼ぼう.

ベルム遂に開花

蕾が現れてから結構時間がかかったが、この程遂に開花を迎えた.
ベルム初開花
6月15日にまず一つ目.

2つ目開花
6月16日に二つ目.

葯がまだ開いてない状態 葯が開いた状態
葯が開く前と開いた後では印象が結構変わる.

2018/06/12~17 料理

全般

料理
・今まではレンジでカチカチに焼き上がっていた目光も、フライパンで
 なら表面カリカリ、中はジューシーに!
・初夏の青物(?)としてインゲン登場