2017/07/10~16 料理・ツニア・スズムシ・オナガミズアオ

2017年7月10日から16日までの記録

料理

料理
・現在、小ネギの代用として長ネギを少しずつ刻んで使用中.

ツニア

ツニア開花
7月16日、2本に分かれて伸びていたツニア.開花を確認.

スズムシ

与えた餌一覧

7月11日、上から時計回りに:チェダーチーズ・ナス×2・ブナシメジ×3
オクラ・ご飯粒+カツオブシ

7月14日、上から時計回りに:チェダーチーズ・ブナシメジ×2・ズッキーニ・
ご飯粒+カツオブシ

7月16日、上から時計回りに:ズッキーニ・エンドウ豆・チェダーチーズ・
ブナシメジ×2・ご飯粒+カツオブシ

ズッキーニを食す
近頃はブナシメジよりもズッキーニが人気だ.画像のズッキーニはこの後
ほぼ食べ尽くされた.スズムシの成長が進み、一度に食べる量も増えている.

オナガミズアオ


9日の続き・・・19時の辺りでも、現地では30度を指している.
この日は23時頃頃まで粘るも特に♀に動きが見られなかったので諦めて
帰宅.気温は24度位まで下がったが、それでも高すぎた?

(7月10日)明け方、部屋に戻した個体を見ると、何とコーリングをしていた.
通常、明るくなるとコーリングは止めるのだが.


2頭目・3頭目は別の籠で待機させておく.

この日の夕方、5頭目(最後)の個体が羽化していた.この個体も♀.
結果、5頭中4頭が♀であった.「♂3、♀2」の予想は大きくハズレ.
1頭目を3度目の正直で生息地(山側道路)へ連れて行く.夜半過ぎ少し前に
コーリングを始めたが、♂が現れぬまま夜が白んできたので帰宅(3:43).

(7月11日)この日は22時頃出発する予定で(目的地:東海村)、それまで仮眠を
とるつもりだったのだが、うっかり寝坊して起きたのは日付が変わり3:30頃.
慌てて出かけたが(♀は全て連れて行くことに)、到着時には夜は白み、♀達は
コーリングをほぼ止めていた.
ここまで苦戦するのは久しぶりである.


(7月12日)この日は仮眠などとらず、準備出来次第連れて行くことにしたが、
今まで通りただ連れて行くのではない.今までは籠を地べたに置くだけで
あったが、クリップと紐を使って、車のドアバイザーにぶら下げられる
ようにした.これなら車外に出ずとも籠の中の様子が確認でき、また、
♂が籠にアクセスするのも幾分容易になるだろう.その他、地を這う虫等に
ちょっかいを出されにくくなる、♀が高く位置することになり、フェロモン
がよりよく発散される等複数のメリットが期待できる.
考えれば知恵など結構出てくるものだ.逆に、今までそこまで考えること
をサボッていたとも言える.今回は、寝坊という失態の罪滅ぼしということ
で、知恵を絞ってみた訳である.この日の夜、全ての♀を連れて東海村の
ポイントへ連れて行く(日立では、この時期本当に♂がいないかも知れないので
今回はより確実に♂がいるであろう東海村のポイントに場所を変えた).


(7月13日)♀らは昨夜の宵の内は盛んに動き回ったが、30分程で動きを止め、
昨23時頃には4頭ともコーリングを開始.そして、待つ事2時間半(車内で待つ
のは暑くて1時間程が限界であった)、突然という感じで♂が現れ一組目の交尾が
成立(1:22).1時36分頃2組目、2時21分頃には3組目が成立.そしてその3分後
には4組目まで成立した.
(左画像:交尾中の2組がいる籠、右画像:やってきた♂の1頭(ピンボケ・・・))
今回現れた♂らは、以前この場で見た「軽やか」な感じというよりは「弾丸」
の如く猛烈な速さで飛び回っていた(籠に近づいた時はやはりゆっくりになる
が).上手く表現できないが、モンシロチョウの不規則な飛び方にセミのような
スピード・パワーが合わさった感じである.♂が現れる少し前、コウモリが何度
も飛んでいるのを目にしているので、もしかするとコウモリを撒く為に弾丸の
如く飛んでいたのかも知れない.暗さも手伝い、目で追うのもやっとであった.

交尾は2時間程で終了.全ての♂とは現地で分かれ、♀だけを連れて日立へ
戻る.

交尾前の♀が産み落とした卵.これらは無精卵故孵化することはない.


交尾を終えて休憩中の♀らをみると、腹の先が開き気味のものと、閉じ
気味の個体がいる.アサハマは閉じている個体を選んで卵を採ることにした
が、どうも、この開き具合は自由に変えられるようだ.

この日の宵、♀らを山側道路ポイントで放つ.採卵予定の♀は別の籠に入れて
いたが、動き回りだす前に卵を産んだ(右画像).
果たして♀らは重い体を引きずるように夜空へ飛んで行った.


採れた卵.よし、これでまた続けられるぞ.数は50個程

2017/07/10~16 料理・ツニア・スズムシ・オナガミズアオ」への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰しております。ちょこちょこ閲覧させて頂いていたのですが、昨年の今頃を境に、オナガとは出逢えずでテンション↓↓↓でした。
    流石に今回の記事には我慢出来ず、久しぶりの投稿です。
    しかしなんとも羨ましいです。
    とんと出会わなくなりましたが、彼らの行動範囲はどれくらいなのでしょうね?
    他にハンノキや、ヤシャブシがあるのでチェックはするのですが、なかなかヒットしません。
    この夏出会えるといいのですが…

    この年始に行ったボルネオで見つけた
    テントウムシダマシの写真を貼ります。

    また楽しい記事をたのしみにしています。

    1. お久しぶりです.

      こちらでも、ハンノキ類を見まわしても大抵
      オナガは見つかりませんのでご安心を.しかし、
      ♀を連れて来て、辛抱強く待っていると♂は大抵
      は飛んでくるので生息地のどこかしらはにはいる
      ようです.
      この生息密度の低さも実は彼らの戦略なのかも知れ
      ません(と、ひとまず思うことにしよう).

      「テントウムシダマシ」で調べるとニジュウヤホシ
      テントウに関する記事が多数ヒットしましたが、
      はて?と思いもっと調べると「テントウダマシ科」
      という、テントウムシ類とは別のグループがいて、
      御写真のそれはどうやらそちらに属する虫のよう
      ですね. ああ、ややこしい(^^;)

      我慢などせず、気が向き次第コメント
      をお寄せ下さいまし(^^).

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