~2017年5月22日から28日までの記録~
<料理>
アボカドは見極めが難しい...今回はセーフ.
<植物>
3年ほど前?から種から育てていた小ネギに花がついた.ネギぼうずも
見れば綺麗である.
<蛾>
[オナガミズアオ]
5月22日(月)越冬組の最後、5頭目が羽化を果たしていた.♀
この日の夜日立バイパスのポイントへ連れて行ったが、コーリング
はおろか全く活動せずに終わる.
5月23日(火)(7世代目1齢)ある個体の1頭体長1cm程.
この日の夜、♀成虫を今度は山側道路のポイントへ連れて行く.
(20:27頃)羽を水平にまで持ち上げ、コーリングを始めた模様.
気温20℃、湿度78%
(20:34頃)♂が現れた.
(23:27頃)何度か♂は現れたがすぐに飛び去るを繰り返し、遂には
全く♂は現れなくなった.
(1:55頃)諦めて帰宅.
5月24日(水)風向き的に良好そうであったので、再び♀を日立バイパス
のポイントへ連れて行き(20:00頃)、2時間程待っても♂は来ず、今度
は山側道路のより南のポイントで3時間程待つも、やはり♂は来ず、この
♀は諦めて逃がした(これ以上はアサハマの精神が持たない).
う~む、条件は良いはずで♀もしっかりコーリングしている感じで
あったのだが...ひょっとしてフェロモンを十分出せていなかった
とか?
ならば、次回はどうする?趣に欠けるがやってきた♂をすかさず
捕まえるて籠に放り込むか...
1齢は順調に成長中
5月27日(土)
2頭が同じ方向を向いている.
5頭全てが2齢に
5月28日(日)
ある個体の体長17mm程
オナガの2齢は、鉢を持ち上げる等の刺激が加わっても頭を
隠さないで、葉にべったり付けるようなアクションをする.
何となく、そのポーズはドクガのそれに似ている.
この日も1頭がいわゆる「夕方の散歩」をした.自分のいる
葉の根本を中心に頭を振り、糸を吐きつける仕草をしている
が、これが何の意味を持つのかは全く分からない.
2週間前に生息地に着けて回った卵を回収することに.
この取組で今回、初めて孵化していた幼虫を確認することができた.
ヤシャブシの実の上で眠についている1齢.意外と安全なのか?
(結果※殻に空いた穴の形で孵化を判断)
・自宅管理・・・・・・・・・10個中7個孵化
・日立中央ポイント・・・・・10個中7個孵化
・山側道路北ポイント・・・・ 9個中6個孵化
・山側道路中央ポイント・・・10個中?個孵化?
全ての孵化ではなかったが、大体成功である.
卵の向きを正しく揃えればもっと孵化率は上がるかも.
山側道路中央ポイントは卵の形、殻の壊れ方に不審な点が
あったのでカウントはできなかった.
[ウスタビガ]
5月23日(火)ある個体の体長4cm程
水を霧吹きで与えると、その水滴を飲む為に動く.
5月27日(土)1頭が眠に入った模様(現4齢)
5月28日(日)もう1頭が眠.他の個体がちょっかいを出した時、
「チュー!」という音が.4齢から発音できるようだ.
クリの枝を試しに入れてやるとこの葉を食べた.
クリの枝はコナラの枝よりも扱いやすい(洗うのに)ので今後は
クリに切り替えていく予定.
<他>
日立の山のいつもの場所を散策
捕食者4者 左上から
・ヤブキリ
・サシガメ類
・徘徊性クモ
・ムシヒキアブ?
ヤシャブシで見かけた他の虫達.左から
・ヤシャブシの葉を食うハバチの仲間と思しき者
・オトシブミ.只今仕事中
・ホソヘリカメムシ?
(見かけた植物たち1)
・恐らく、オカトラノオの蕾
・林の縁に1本だけ生えていたアヤメと思しきもの
・アジサイ的なもの.調べたら「コアジサイ」というらしい.
更に、香りもするという.嗅いでおけばよかった.