2017/07/17~23 料理・ポインセチア・スズムシ・オナガミズアオ

2017年7月17日から23日までの記録

料理

料理
シラスもまとまった量になれば立派なおかずに.

ポインセチア

2→3号鉢へ
鉢サイズより草丈が大きくなり過ぎたのか、最近ちょっとの風で
倒れるようになってしまった.2号から3号鉢への植え替えを実施.
4株とも丈夫に育っている.あとひと月と少々で短日処理の時期を
迎える.季節の移ろいは早いなあ.

スズムシ

与えた餌一覧

7月20日、上から時計回りに:ズッキーニ・マイタケ・クルミ・
 ご飯粒+カツオブシ

7月21日、上から時計回りに:ズッキーニ・ご飯粒+カツオブシ・マイタケ
 クルミ

7月22日:ズッキーニ・クルミ・マイタケ

7月23日、上から時計回りに:ズッキーニ・マイタケ・長芋・クルミ
 ご飯粒+カツオブシ
クルミも意外と食べる.


両面テープにしっかり貼り付けたはずの砂粒が所々剥がれ落ちている.
これはスズムシが齧った為である.う~む、違う方法を考えた方が
良さそうだ.幸い、齧られた部分は粘着性が落ちている為か足をとら
れる事態は発生していない.というか、成長が進んだ今、もはやこの
足場も不要か.


2回目の頭数調整.前回調整後の10頭は全員生き延びた.大きさは多少の
ばらつきがあるが、大きな個体は1.5cm程である.この内、大きな個体
の中から♂と見られる個体2頭・♀と見られる個体(産卵管が見え始めている)
2頭を残し、他は知り合いに譲渡し、さらに残りを生息地に放した.
次のイベントは血の入れ替えの為の鈴虫捕獲である.

オナガミズアオ


(7月17日)産卵から4日経過.卵を枝に着ける準備を行う.まずは籠から
卵を外し、更にその卵を、水を含ませて一粒ずつほぐす.

ほぐした卵は表面を完全に乾かす.両面テープに着けられるように
するためだ(全部で54個あった).

繊維製の紐に予め両面テープを貼っておき、そこに卵を貼り着ける
この時のハンドリングには付箋紙の粘着部分がとても役に立つ.
付箋紙の粘着力は絶妙なのだ.

上から砂をかけて余分な粘着部分をマスキング(重要).
基本10粒着けて1セットとする.今回は卵を完全にほぐした上、
卵同士を少し離して接着した.前回、他所の卵が邪魔をして孵化が
妨げられる事態があった為である.

最初の1セットは10粒.残り4セットは11粒とした.11粒の方はこの後
生息地の方々の箇所に着けて回る.

枝にはこのように着ける.

(7月21日)

上の個体は上記の回収手順から漏れて22日孵化して彷徨っていた
のを夜に発見・確保したものである(無精卵だと思い放置してしまっていた).

鉢の枝に着けていた方も5時少し前から孵化が始まり、10頭全員
が孵化.卵の期間は今回1週間と半日といった所か.
葉に移ると早速葉を齧っている.


(7月22日)この日、5頭を残して生息地の枝に放つ.


(7月23日)例の如く急速に成長し、孵化から丸2日を経過する頃、5頭全員
眠に入った.


生息地に着けて回った卵付の紐を回収.
今回付けたのは日立中央IC付近・日立バイパス脇・山側道路脇・東海村
の4箇所.この内、孵化した幼虫を確認できたのは東海村以外の全ポイント
であり、それらの卵は全員孵化した模様.やはり、卵同士は離した方が
成績が良さそうだ.一方、東海村のポイントでは、卵自体が見当たら
なかったり、殻が不自然なほど大きく欠損していた(画像一番上の紐).
どうやら孵化の前に何者かによって食べられてしまったようだ.自然が豊か
な場所というのは即ち捕食者も多いという事.着けるタイミングがもっと
遅ければあるいは幼虫となり逃げ延びたかも知れないが、こればかりは
こちらの都合もあるので致し方ない.