月別アーカイブ: 2018年2月

2018/02/21~23 蘭・玉型メセン類

デンドロビウム ファルコネリー 異変

Den.falconeri異変
植替えの後、枝先より新芽が動き出していた
デンドロビウム ファルコネリーだったが、待てど暮らせど芽が
展開してこない.一方、茎の根本付近の色が藁の如く褪せている.
「あれ、こんな色だったっけ?」つまんでみたらフニャッと
潰れた!Σ(・∀・;)

なるほど、根本がダメになって高芽を動かそうとしたのね...
Den.falconeri対処
他に動こうとする芽は見当たらなかった.最悪この株はダメになって
しまうかも知れないので保険策を.この芽のついた茎の先の方を切り
取り、芽が水苔に触れるように固定した.

ゴメザ植替え

ゴメザ植替え1
思うようにボトルに根が入っていかず、先が思いやられるので、
最新の手法に変更すべく、植え替えを実施した.

ゴメザ植替え2(取り出した株)
取り出した株.根はとても元気.

ゴメザ植替え3(ネット調整)
株元の形に大まかに合わせて鉢底ネットに切欠きを入れる.

ゴメザ植替え4(完了)
株を挿入した後、植え込み材を詰めて植替え完了.

暫く保湿
多少なりとも根は傷むので、大事を取って1週間程保湿する.

玉型メセン類運搬器具製作

当方の玉型メセンが植わるボトルは縦にとても長い.このままでは
車で運搬しにくいので方法を考える.
ボトルを9つ並べる
(1)(株入りも含め)9つのボトルを正方形に並べる.

ぴったりの箱に収める
(2)寸法を決めて作った箱にぴったり収める.

これで、車でも安全に運べるようになった.後は育つだけ!
(上手く育つかな?…^^;)

2018/02/19~25 料理

全般

料理
・この週は7食分作ってたのね.写真の編集をしてて気付く.
・今回食したグリーンのキウイは食べやすかった.あまり見かけない国産
 物(福岡)だったけど、品種や扱い方が違うのかな?
※(前書いたかも知れないけど)料理してない時は普通に外で済ませたり
 出来合いのもので済ませている.○ック、○ス、Sき家、吉○屋・・・
 いつもお世話になってます(原則週1回以内).

目光の下処理

時々食す目光の下処理について記す.
目光下処理1(頭を取る)(1)頭・内臓を取る(どうも美味く食べる方法が見つからない).
目光下処理2(ラップでくるむ)(2)ラップでくるむ.冷凍の際魚同士の接着を防ぐ.
目光下処理3(ジップに入れて冷凍庫へ)(3)ジップに入れて冷凍庫へ

目光の調理はレンジで済ませているが、一度凍らせてからでないと
どうしても爆発してしまう.

干しエビ製品で思った事

干しエビ表記1
干しエビ表記2
エビそのものじゃん!
まあ、省くのも問題かもだし、表記を変更するのも面倒かなとは思う
けど.  以上、野暮なツッコミ.

2018/02/12~18 蘭関連

セロジネ メモリア フクバ咲き進む

Coel.メモリア フクバ 咲き進む
ああ、いつみてもこの花は美しいなぁ...

世界らん展2018

今年も、年に一度の祭りに赴く.
ドーム傍の七福神
東京ドーム

看板

2018年の日本大賞

品種名
今年の日本大賞、ぱっと見どんな種類か分からなかったが、よく
見たらグラマトフィラム.根本にびっしり生えた根を見ても納得.

Bulb.occultum
うーむ、黄金の蛇か!?

Coel.Tiny Hope
セロジネ タイニー ホープ 鮮やかなオレンジの花を持つ.
ミニアタを親に持つが、匍匐茎が大人しく育てやすそうだ.

Coel.sparsa
これ!今回の購入目標.セロジネ スパルサ.花は小さく、色使いも
シンプルながら、花数が多く、模様のアクセントが秀逸に感じた
(メリハリのあるツートンカラーはasahamaの好物).
バルブのぷっくり感もGood!.

はて?
もっと文字が見える角度で撮るなり、名前をちゃんとメモすれば
よかった.ぱっと見ランであることを微塵も感じさせないこの種類
は一体何であろうか?
(2018/02/25追記:オベロニアというグループみたいね)

ドーム内の様子
今回も変わらず大盛況であった.毎度ながら店を回るには体力が
必要ね…^^;

Coel.sparsa
セロジネ スパルサは首尾よく入手できた.沢山の蕾をつけている
が、咲いてくれるかな?

穴があっても入らない根

穴の上を素通り
ボトル表面に根を回すゴメザ.ボトルに空けた穴の上に丁度根が
伸びてきたが(円内)、隙間に入りこまず素通りの様子.やっぱり
最新仕様のボトルに植替えが必要かな...

2018/02/12~14 リトープス再挑戦他

リトープス再挑戦

迎えたリトープス
(2月12日)一度膨らんだ購入意欲はなかなか抑えられないものだ.
玉型メセンへの対策を一応立てた所で、標的のありそうなホームセンター
へ一直線.以前溶かして凹んだリトープスに再び手を出す.
幾つか品種があったが、選んだのは「紫勲玉」.古くから出回り、
比較的丈夫とされるものだ.

新しい鉢の準備 リトープス根鉢確認
金鈴で行った方法で、今回も植え替えを行う.調整したボトルに半分程
用土を入れた所で、根鉢を確認.根はあまり横へ伸びず、ほぼ真っ直ぐ
下へ伸び、底に届いている.

根鉢を洗った後
とりあえず、古い土は完全に落とし、少しだけ乾かす.例のカイガラムシ
は付いていないようだ.

新しい鉢へ植え込み完了
植え付け完了.

傘システムの改良他

↑のリトープスでも行ったが、
支柱の先に玉を付ける
支柱の先に発泡スチロールの玉を装着してみた.すると

より簡単に、傘の安定を図る
普通のキャップを付けたペットボトルの傘でも、簡単にバランスよく支える
ことができるようになった.

殺ダニ剤噴霧

殺ダニ剤を施す
「根鉢を改めた時点でやっておけば良かった」と、少々悔やみながら
リト、金鈴共に殺ダニ剤を施した.ダニの脅威は全ての植物に当てはまる
と言っていい.殺ダニ剤を施さないのは、飼育する虫に餌として用いる
植物くらいである.

新兵器?

玉型メセン栽培にあたって、雨対策・根圏以外にも工夫を考えてみた.
サーキュレーター購入
サーキュレーターを導入する.
なぜか?・・・一言で言えば「風通し」の為だが、玉型メセン等では
特に重要だと思ったからだ.要点は次の3つ.
(1)CAM植物であること:
CAM植物は夜間に集中してガス交換(CO2の取り込み)を行う.そうで
あるなら特に夜間風を当ててやるのが効果的だ.風が特に弱まる日本
の夏の夜は、重要性が増すだろう.

(2)特に肉厚な多肉であること:
厚みが薄い一般の葉であれば、ガス交換は容易だが、玉型メセンの
ように特に肉厚であるとそれが不利になるはずだ.

(3)地面とほぼ同じ高さに生えていること:
上空では強い風も、地面付近では弱くなる.これは地面との摩擦
によるものだが、地面から距離を置いて枝葉を伸ばす多くの植物
であれば大して問題はない.一方、地面に貼りつくように生えて
いる玉型メセンでは、その影響は無視できないはずだ.

という訳で、幾つかの蘭と共に、毎晩*サーキュレーターの風を
当てることにした. *asahamaが我がアパート以外で宿泊する時を除く.

2018/02/15 栽培を断念したもの

セロジネ パンデュラータ・・・
 2013年からの栽培だったが、ここ最近は葉にモザイク模様が出て
 緑の濃さ、大きさ共に不調になっていた.また、古い葉の先が枯れ
 込みやすくなった.この先調子を取り戻すのは難しいと見て栽培
 を断念.

セロジネ ローレンセアナ・・・
 最近植え替えをしたばかりであったが、栽培当初より見受けられた
 葉先からの枯れ進みが止まらない.全ての葉に発生する.この先
 不充実なバルブが増え続けてもしょうがないと思い、栽培を断念.

クラッスラ テトラゴナ・・・
 凍傷による.当初は葉だけが傷んで落ちているものと思ったら、
 幹を触った所スカスカであった.

凍傷による被害は他に、クンシラン、ツニア、パフィオ アルメニアカム
がある(クラッスラを含めこれらはベランダに置いていた).何れも回復
は難しそう...寒さに対して侮りがあった.「寒さに強い」という
ふれ込みがあっても、12月中には屋内に取り込んだ方が良さそうだ.

スペースが空いたので新しい植物を迎えられる…なんて思うまい、思うまい(-“-;)

2018/02/12~16 料理

全般

料理
そういえば山芋って収穫期は秋~冬なのに、年中食べれる.保存技術に感謝.

アボカド6戦目

アボカド6戦目 傷みなし...6勝目
よし、今度もいいタイミングで割れた.しかし、仕事の都合は必ずしも
アボカドの都合とは合致しない.この日は夜遅くなり、気力が足りなかっ
たので内容は簡素に(2/13夜).

2018/02/10~11 セロジネ開花 他

セロジネ メモリア フクバ 開花

Coel.メモリア フクバ 開花
今年もセロジネ メモリア フクバ が開花した.コチョウランと共に、
毎年咲いてくれる優等生である.そして、品のある造形なこと!

ホンコンシュスラン植替

ホンコンシュスラン植替前
「地生蘭とは言っても、自生地とは勝手が違うのかな...」
「用土栽培には拘らない方がいいのかも...」
「でも、水苔はコストが高いので遠慮したい...」
何とか踏み止まっているホンコンシュスランの植替えを、
試行錯誤を兼ねつつ実施した.
ホンコンシュスラン根鉢
まず、根鉢を改める.うむ、不調な感じ.前の投稿で取り上げた
病気によるえぐれは、今の所茎を切断するには至っていない.
どうやら侵攻は止まっているようだが、いつ再開するか分からない.

ホンコンシュスラン植替完了
バーク+ヤシ殻チップで植え込む.しかし、これでも根腐れは
は起こり得る.そこで、ゼオライトの粒(商品名:根ぐされ防止剤)
も混ぜてみた.今回は元肥なし.
水をたっぷり与えて完了.

2018/02/05~09 料理

全般

料理
毎春恒例「サラダ玉ねぎ」が登場してきた.年が明けたと思ったら、
どんどん季節が進むなぁ.

アボカド5戦目

アボカド5戦目
いざ…勝負!

パカッ…
傷みなし...勝利!
傷みなし!5連勝!

ホウレンソウの取扱い

ホウレンソウの根
今までは土の粒を気にして、ホウレンソウの根は食さなかったが、
よく洗えば大したことが無い事に気付く.ただ、少々固いので縦半分
に割って食す事にした.

2018/02/03 セントポーリア植替え他

セントポーリア イオナンタ植替え

セントポーリアイオナンタ植替え前
セントポーリア イオナンタ.購入当初から思っていたが、少々ポット
が小さいかな?という事で、一回り大きい鉢に植え替える事に.

根鉢確認
根鉢を確認.状態は良好だ.

セントポーリアイオナンタ植替え完了
植替え完了.

殺ダニ剤散布

殺ダニ剤を散布した植物ら
新たな種類の殺ダニ剤「コロマイト」を手に入れたので、早速
室内育成株を中心に散布.

セロジネ2種現況

メモリア フクバ 花茎
メモリア フクバ
秋から伸ばし始めた花茎が、蕾を覗かせるまでに成長.
こちらに来てから花茎を伸ばすのはこれで3回目.優秀だ.

バルブ膨らむ
オドアルディ
秋から伸ばし始めた新芽、現在バルブを膨らましている所.
前よりも大きな葉を着けた.次は花も着けてくれるか.

2018/01/30~02/04 工作~金鈴再挑戦

再挑戦のコンセプト設定

一昨日(2/2)金鈴が果てたのを最終確認したばかりだが、このままでは
終われない.敗因としては、外の寒さに当ててしまったのみならず、雨
や雪に晒していた事だろう.

金鈴をはじめとする玉型メセン類の根は、主根と、それをとりまくように
側根がひげ状に生えるという、植物としてはオーソドックスなもので、
蘭や、塊根植物のような貯蔵機能は見出せない.
その一方で、玉型メセン類の生息地は雨がほとんど降らない所だ.
細い根が乾燥下にあれば、程なく枯れてしまうはずだが、そんな根を、
葉に蓄えた水分でわざわざ養い続けるとは考えにくい.
では、根を降雨の度に出し直している?すると、乾いた季節は枯れた根
で体を固定することになるが、その状態では砂嵐等で簡単に地上部が
転がり出てしまうだろうし、降雨に遇ってから時根を出し直すようでは、
十分根を張る前にまた乾いてしまうだろう.
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(2018/02/18追記)
乾燥地に生きる多肉植物の中には、極端に水が得られないときは、根を
失っても地上部だけでやり過ごし、雨水に遇って根を迅速に伸ばす技を
持つ種がいるようだ、(例:ウチワサボテンの仲間、元記事はキーワード:
「CAMアイドリング」で出てくる.).
メセンの仲間にもそういう能力があるのかも.まあでも根を枯らさず
腐らせずキープできれば、それに越したことは無い.
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では、雨が滅多になくてどうやって細い根を維持している?
根を地下深くに巡らし、僅かな湿り気の下、水分を僅かずつながら常に
取り込んでいるものと予想した.

ならば、地上は乾き、地下は湿っている状況を再現すれば良いか?
これをコンセプトに、まずは沢山余っている空きペットボトルの
1本を加工することにした.

ペットボトル加工

ペットボトルについた糊
加工の前に、悩みの種である糊を除去せねば…

アルコール系ウエスでは効果なし
まず、アルコール系のウエスでゴシゴシ拭いてみたが、この糊は
ビクともしなかった.

テープはがしを試す
頑固な糊はどうすれば…あ、テープ剥がしならどうか?

テープ剥がし噴射
早速噴射し、2分位待つ.すると…

糊、奇麗に除去
嘘のように糊が綺麗に取れた!これで加工がしやすくなる.

穴あけけがき準備1 穴あけけがき準備2 穴あけけがき準備3
次に、ボトル側面に小さな穴を空ける準備.ボトル側面寸法を紙に写し
取り、穴あけ位置を書き込む.書き込んだらそこを丸くくりぬき、ボトル
に巻きつける.

穴あけけがき準備4
サインペンでボトルに穴あけ位置をマーキング.

側面に小さな穴を沢山空ける
径1.5mmのドリルで、マーク位置に穴を空ける.

給水用の大穴を空ける
ボトル底の辺りに一か所、半田ごてで大きな穴を空ける.これは水を
取り込む為の穴だ.

ボトル上部を取り除く
最後に、ボトル上部を取り除けば、玉型メセン用栽培試験ボトル
(1号「器」)の完成だ.

植付け準備

底石を入れる 用土をある程度入れる
ボトルの底に少量の石(転倒防止の為、軽石ではなくなるべく重い
石)を入れ、更にある程度の用土を入れる.用土の配合は、
赤玉6、桐生砂4、そして根腐れ防止の切り札である「ミリオン」を1
である.他、マグァンプを1g添加.
※「ミリオン」…要はゼオライトの粉末と、asahamaは認識している.

ねっこがすきなねこなかいがらむしは根にも猫にも非ず

今回新たに購入した金鈴
これは、ひたちなかの専門店で首尾よく見つけた金鈴である.
わざと変なサブタイトルにしたが、ちょっと衝撃的だったもので...

妙な白い粒
早速植え替えようと、根鉢を改めると...ん?白い粒が沢山
付いているぞ?植え込み材の一つか?いや、それにしては「妙な程」
形が整っている.

暫く凝視していたら...動いた!? 何かの虫のようだ.でも、
ウジの動きとは違う.こいつは一体何者だ?

妙な虫
その一粒を取り出して詳しく見てみる.ゆっくり、直線的に動きだす.

妙な虫拡大
もっと拡大してみる.触角らしきものと、すごく目に留まりにくいが
脚を動かしている様子も見える.

どうやらカイガラムシの類のよう.ネットで調べてみたら、どうやら
乾燥した土壌で根にとりつく「サボテンネコナカイガラムシ」のようだ.
通称「ネジラミ」.

カイガラムシを徹底して排除
根には、この日作って使いかけの殺ダニ剤の他、昆虫であるなら洗剤
も有効だろうと、泡状の洗剤もかける(少なくとも、ゴキブリの息の根
は容易に止め得る).

金鈴を植付る
用土には一応ダイアジノンも混ぜ、金鈴植え付け完了.今まで
見たことのない絵になった.

水を底から与える
早速、水やりのテスト.うん、思惑通り水を吸い上げている.
側面の穴は通気と、土壌上部の乾きの促進を兼ねている.

雨対策の為、傘を作る

今の時期は室内管理なので、雨対策まだ不要だが、暖かくなり、外へ
出す際後れを取らぬよう、今のうちに考えておこう.
わざわざこの株の為だけに雨除けシートを張ったりするのは
気が引けるので...ペットボトルで傘を作ることにした.
傘を試作
方法は、用土に支柱を立て、そこに2Lペットボトルの上部を載せる
というもの.

風試験
形ができたら早速、簡単ながら試験.まずは風で煽られても平気か
試す.うん、うちわ程度なら問題ない.

シャワーをかける
次、シャワーを思い切りかけてみる.果たして...

ほぼ、水濡れなし!
確認すると、しぶきが球体にかかった程度で、ほぼ水を防いでいる
事を確認.これはいけるかも.

キャップの種類変更
ペットボトルのキャップは、ドーム状であればなおよい.という事で、100均の
ペットボトル水差しを加工して被せる.

作業はこれにて完了.まずは春を無事に迎えられるか、かな.