おそらくこれが幼虫時代最後の手入れ
見つかった幼虫は1頭減り9頭.8頭はよく太っており、生き残った全員にて不自然な黒点も見当たらない.黒点はひょっとすると過度の高温で出るのかも.1頭欠けたのは悔しい.キノコバエが少々飛び出したがあまり気にしないことにする.
糞を除いた分新たなマットを足し、ラップの中蓋は気持ち大きめに隙間を取って蓋.次に確認する頃には繭になっているかな?
マット深さ半分辺りで第一個体発見.ん?少し小さい?(丸まった径2cm、伸ばした長さ3cm弱)
小さい個体が2頭いたが、今の所10頭全員生存.
よし、元通り潜ってもらおう.楽できるようこの上から更にマットを敷く.
糞除去で減った嵩を新しいマットで埋め合わせ.
マットを掘っても掘ってもなかなか現れず、底の方でようやく1個体目発見.腹部の様子から見てあまり食事をしていない模様.
今回、アオカナブンでは糞の除去は行わなかったが、入れ直したマットの嵩が少し減ってしまったので少し新しいマットを足してやった.
***
これが今年最後の投稿となった.今年は育児・新築引っ越しがあり重なり、今までのように生き物らに手を掛ける事はできなかったけど、それでも新しい発見・収穫が少なからず得られた1年だったと思う.また来年も良い発見が得られますように.
プラケース内部に沢山のコバエがいたので、室内で確認予定の所急遽屋外に変更.幼虫らは大分白味を増しているが、まだ太る余地はありそう.太り切っていないのは屋外管理だからかな?
前回確認時よりも太ってはいるがまだまだ余裕がありそう.
このままクロカナブン確認と行きたかったのだが、餌のクズ枯葉が足りなくなっている事に気付き、続きはまた後日とした.
今回入手した腐葉土は割安であったが、もし自分で作れるのであればもっと良いのは言うまでもない.という事で手始めに、残った葛枯葉シュレッダーダストを余った用土袋に入れ、少々の水と、発酵のタネとして少々の購入腐葉土を足して袋の口を閉じて仕込んでみた.出来はともかく多少なりとも腐葉土に近づくには違いない.後でもっと沢山葛枯葉を入手せねば…
おお、出るわ出るわ合計19頭.全員1齢.
例によって手元に残すのは10頭のみ.9頭は以前カナブン幼虫を放した場所と同じ所に埋めた.
手元に残した10頭(また増える可能性あり)はよりサイズの大きい容器に引っ越し.加えたマットの内容はカナブンと全く同じ.
成虫さんにはどの道帰ってもらうので別容器にどいてもらう.
掘っても幼虫がなかなか出てこない.諦めかけた時の事、待望の幼虫確認.卵3に、幼虫4が見つかった.
(2023/09/03 追記)クロカナブン幼虫の生育環境について更にネットを巡ってみると、樹洞で育つとの記事が幾つか見つかった.樹洞の環境や栄養条件は、そうでない所(例えば積み肥、埋もれた朽ち木など)と何が異なるのか?新たな興味が湧き出すのを感じた.