月別アーカイブ: 2018年7月

2018/07/23~29 オナガミズアオ成長中

(7月23日)
オナガミズアオ3齢現る
3齢となり、オレンジから緑色に

(7月25日)
オナガミズアオ3齢十分太る
どうやらオナガミズアオの3齢というのは、殊の外期間が短い傾向
らしい.次の日には眠に入る個体が出てきた.

(7月26日)
オナガミズアオ3齢小・大
左の個体は「出遅れ個体」.右の奥にいるのは標準的な成長速度の
個体.それぞれ3齢で、「出遅れ個体」の方は3齢に脱皮直後とは言え
標準な個体と比べてより小さい.

(7月27日)
オナガミズアオ4齢現る(縁取り強め)
4齢現る.今までの飼育の中でも特に黒の縁取りが強い.

オナガミズアオ4齢現る(縁取りやや弱)
こちらの4齢はさほどでないにしろ、やはり強めの縁取りである.

オナガミズアオ4齢(縁取り強め背面)
縁取り強めの個体を背面から.攻撃的なデザインに拍車がかかる.

オナガミズアオ3齢(出遅れ個体)
出遅れ個体もとりあえずは成長している模様.21日に連れてきた個体
(1齢)は元の樹に返した.

オナガミズアオ4齢もりもり食事
4齢も概してもりもり食べて育っているが…

オナガミズアオ4齢冒険中?
1頭大変落ち着きのない個体が.様子を見ていたら容器の縁に
乗り移り彷徨いだした.理由は不明だがとにかく歩きたいらしい.
このままでは危ないので別の容器に1時間程収めておき、その後
枝に戻したら落ち着いて食事を再開.よかったよかった.

(7月29日)
オナガミズアオ4齢そろそろ眠
こちらの4齢はそろそろ眠の気配.

オナガミズアオ4齢まだ眠らない
↑↑の個体と同じくらい成長しているこの個体だが、しきりに体を伸ばし
ている.こういう時はまだ食べ足りないサイン.

オナガミズアオ4齢まだ食事
葉の縁に口が届くと直ちに食事開始.

オナガミズアオ4齢曲芸的な食事
大食漢な彼らだが、筋一本残した曲芸的な食事もする.大食漢である
が故、葉を取りこぼさず食べる為*に磨いてきた繊細な感覚がこうした
食事を可能にしているのだろう.

*取りこぼさず食べる事で、天敵に己の居場所がばれるのを防ぐ効果
もありそうだ.

発生しない卵、成長不良の幼虫、強い縁取り…実は♀蛹の冷蔵処理
が影響してたりして.強い縁取りはいいとしても、成長不良とかは困る
なぁ…

2018/07/28,29 スズムシ成虫に

(7月28日)
スズムシ♂羽化1
(6:34)♂の幼虫が隠れ家の中で頭を下にして、更に肢を伸ばし気味に
 ぶら下がった格好でいる.これは羽化のサインと見て三脚で連続撮影
 を準備.

スズムシ♂羽化2 スズムシ♂羽化3 スズムシ♂羽化4 スズムシ♂羽化5 スズムシ♂羽化6 スズムシ♂羽化7 スズムシ♂羽化8 スズムシ♂羽化9 スズムシ♂羽化10 スズムシ♂羽化11 スズムシ♂羽化12 スズムシ♂羽化13
背中が割れてきたかと思うと、新しい体がするする下へせり出していく.
そして、羽化開始から約15分後、新たな肢で上向きに直り、静止.

スズムシ♂羽化14
(7:04)翅を伸ばしにかかっている.

スズムシ♂羽化15
(7:18)翅が大分伸びたな…と思ったら

スズムシ♂羽化16
脱皮殻で頭をもぞもぞ.翅が色づく間もなく食事を始めた模様.

スズムシ♂羽化17
翅が大体色づいた.この♂の後翅は長目である.長翅型と見た.

(7月29日)
スズムシ♂成虫 食事
餌場で食事中.まだ鳴かない模様.

2018/07/25,28 ハマグリ近況

(7月25日)
ハマグリ 外套膜の縁?
貝殻の腹側の縁に付着している砂粒をよく見ると、その砂粒はずばりの縁
ではなく、少しずれた位置に、線状に並んで付いていた.ひょっとすると、
透明でよく見えないが、外套膜はこの位置にまで張り出しているのかも.

(7月28日)
7月28日のハマグリ
今日も元気そうで…^^

2018/07/23~29 料理

全般

料理
・ミニトマトも温野菜でいける.今後沢山頂いた際はこの手を使おう.
・サンマの干物もフライパン(+それ用のホイル)で香ばしくジューシーに
 ※干物ではない模様(ただの「開き」とあった)

2018/07/16~22 オナガミズアオ成長中 他

飼育組等の様子

生まれたばかりの1齢
(7月16日)孵化から2日目.朝日を浴びて気持ちよさそうに食事をとる1齢

成長が進んだ1齢
(7月18日)そろそろ眠

2齢現る
(7月19日)2齢現る.

成長が進んだ2齢
(7月21日)例によってどんどん成長が進む.

(7月22日)
3齢現る
早くも3齢が現れる一方で…

飼育組で一番遅い個体(2齢)
こちらはまだ2齢で成長中である(この個体は1齢の時点で食いつきが
いまいちであった).

冷蔵組1個体回収(1齢)
不安に感じていたasahamaは、7月21日に枝着け、同日の内に孵化を
果たしていた冷蔵組の1個体を連れてきたが、この個体も食いつきは
いまいちかな…^^; 上記2齢はとりあえず落ち着いて食事を繰り返して
いるので、この1頭の追加は徒労に終わる可能性はある.

回収した卵

枝着けの卵回収(常温組) 3粒発育せず
枝着けしていた常温組の卵を2本分全て回収.全14粒の内3粒が孵化していなかった.
カッターで中を見てみると、青黒い液が詰まっているだけで、幼虫の姿は無かった.
無精卵だったのかな?或いは冷蔵の影響が出たか.

生息地で育つ個体

外に放した卵由来の個体(2齢)
(7月21日)枝着けの卵由来とみられる個体(2齢)を1頭確認

(7月22日)
屋外で発見の終齢1 屋外で発見の終齢2
今回枝を採っている地点のオオバヤシャブシの枝にて、思いがけず
オナガミズアオ終齢を2頭発見.

屋外で発見の亜終齢
亜終齢(多分4齢)の個体も発見.

屋外で発見の卵
ここで見た終齢・亜終齢は、7月4日に産卵し飛んで行った母蛾の子とは
間違いなく別と思われる.しかし、この卵はひょっとするとその個体が
産んだのかも.

イラガ幼虫
ハンノキ類にはイラガもしょっちゅう付くので気を付けないと^_^;

その他

撮ってもらって、頂いた写真
これは、鉾田のとあるネイチャーな施設にオナガミズアオを連れて行った
時に思いがけず撮ってもらい、そしてまた、思いがけず頂戴できた写真
である.匿名のブログなので詳細を色々書けず歯がゆいのではあるが、
とても鮮明で美しい仕上がりにただ、ただ感激であった.と記しておく.

2018/07/22 スズムシ近況

スズムシ雌雄 幼虫
7月15日の試行も含め、今年はこれまで4回の(種用)スズムシ捕獲を試みて
いるが、まだ成功していない(ダンゴムシが閉口する程採れる).
そうこうしている内に、ケース内の幼虫は雌雄共に終齢となった模様.
♂が先に終齢になっているので、羽化も♂が早いと予想.

2018/07/18~21 ノコギリクワガタ♂確保

(7月18日)夜、書店の入り口でひっくり返りもがいている立派な
 ノコギリクワガタの♂を確保.ずっと持っているつもりはなく、
 近い内に知り合いにでもプレゼントするつもりで一時的に飼育
 することにした.

立派なノコクワ♂
(7月20日)
 当初はバーガー屋の蓋付きスチロールコップに入れていたが、何と、
 一緒に入れていた餌が発酵した事によるガスに巻かれたのか、体が
 一時的にマヒする事態が起きた.餌を交換し、蓋を開ける事で回復
 したが、これでは不安で仕方ない.
 なので、小プラケースを調達して入れる事にしたが、あくまで
 一時的な収容なので、後処理に困るマットや枝はできれば入れずに
 済ませたい.そこで工作の出番.

簡易餌台準備1
餌台と足場を兼ねる素材として最早定番の鉢底ネットを活用する.
まずは結束バンドを使ってアーチにし、餌ゼリー容器が嵌るよう
くり抜く.

簡易餌台準備2
これも概ね定番、クッキングペーパーを敷いた小プラケースに
餌台をセット.

簡易餌台準備3
「せっかく裏側のスペースがあるのに利用しないのはどうか?」
という事で、餌ゼリーの底を切り取るという、恐らく誰もやった事
のないであろう工程を行い…

簡易餌台準備4
ゼリーをセットし…

餌台準備完了
クワガタを入れれば完成.
ノコ:「フタ アイテナイヨー」

餌にありつくノコクワ♂
(7月21日)当初は餌に構わず動き回っていたこの♂だが、翌朝見ると
 ちゃんと餌台の裏側に回り込み食事にありついていた ε-(´∀`; )ホッ

 しかし、欠点も判明した.
クワガタが嵌るポイント4箇所
ケース壁面に腹側を向けて、矢印の位置(壁がある)まで前進すると
嵌って動けなくなる事が判明.肢が、爪の掛からない壁面を向いている
ので脱出できなくなるのだ.

ああそうだ、クッキングペーパーで足場を作れば解決するかな?
次の朝にでも試してみよう(モチベーション低し^^;)

(2018/07/31 追記)特に需要は無かったようなので7月28日近くの山に逃がす.

2018/07/16~21 ハマグリ近況

水管だけ出している
(7月16日)水管だけ出しているのを見ると却って安心する.
 過去の飼育ではしばしば全身を砂から露わにしていたが、これはどうやら
 弱っている時に行いがちなアクションのようだ.

体半分まで出す(右側) 体半分まで出す(背側)
(7月19日)しかしこの所、「水管だけを出す」という場面は、換水直後等に
 見られる程度で、むしろ「体の水管側半分を砂から出す」という中途半端
 な状態をよく目にする.水管の状態は良好で、糞も盛んに出しているので、
 単なる「慣れ」と思いたいが、水温の影響もあるのかも知れない(水槽用
 クーラー等は装備していないので、冷却源は部屋のクーラーのみ).

体半分まで出す(左側)
(7月20日)なかなかよく撮れた横姿.色白の肉は健康の証.
 ・黄色身を帯びると文字通り黄色信号もしくは赤信号
 ・砂上にある黒く細長い粒は糞.2日もすると沢山積もるので換水
  の際除く必要がある.

水管を真上から
(7月21日)今日も状態は良好かな.

<餌の与える量を少々変更>
・水管を出した直後を2ml⇒他の局面と同様3mlへ
 ※むせて擬糞を出さなくなった為(何故かは不明^^;)

・就寝や出勤等、しばらく餌を与えられない場面の直前
 ・・・4mlに増量.

2018/07/21 メセン類避暑 他

メセン類避暑措置

メセン類避暑
今までも、この時期は金鈴、銀光玉と玉型メセンを潰してしまっているが、
夜、あまり気温が下がらない上、風も吹かないのが本当にキツい.
この経験を踏まえ、今年からは夏場もずっと、冷房の効いた室内に取り
込み、夜間はサーキュレーターの風を当てる事にした(この風はasahama
自身も利用^^;).

この措置で陽当たりは犠牲になるが仕方ない.尚、水やりは今まで通り、
内部の乾燥が進んで来たら底面給水で対応する.

絶えてしまったもの

ルディシア ディスカラー.沢山のアザミウマに集られ、萎びて万事休す.
他にもこの暑さでやられそうなのが…続けるのは難しいね.
育てる数を減らすしかないかの(-“-;)

2018/07/16 フィールド(マメ科の花3種)

日立の山に咲いていたマメ科の花3種
フジ
最初目にしたとき、また新手の蔓植物か?と思っていたが、近づいて
みると紛れもないフジ.夏場も稀に咲くことがあるようだ.

クズ
こちらはクズ.「秋の七草」の一つだけど、今頃から既に盛りを
迎えている.

トウコマツナギ?
人の背丈程に育ったブッシュにて開花のこの種は、トウコマツナギ
だろうか?

マメ科の樹木は他にもハギの仲間、ニセアカシア、ネムノキ、イタチハギ、
ジャケツイバラ(APGに倣って)と、数多くの種類が生えている.
まさにマメ科天国ね.