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2024/04/06 クロカナブン・アオカナブン・トビイロスズメ状況確認

クロカナブン

10頭全員発見されたが、この時期の(ナミ)カナブンに比べて2周り以上小さい.多分昨年末から大きくなっていない.

やはり2年がかりという事だろうか.糞の除去・マットの追加はせず、水のみ足して元に戻す.

アオカナブン

10頭全員無事.クロカナブンより明らかに大きいが、まだまだ成長の余地ありといった所.

こちらは底の辺りの糞が増えてきていたのでこれの除去・マットの追加を行い、水も足して元に戻した.

トビイロスズメ

前回の確認より約3か月ぶりになってしまったが、状況を確認すると、3頭共状態は悪くなさそう.保湿大事.蛹化・羽化までまだ時間があるのでこちらも元通りにしておく.

2023/12/31 カナブン・アオカナブン状況確認

(ナミ)カナブン

1月振りとなる.様子を見てみよう.

マット深さ半分辺りで第一個体発見.ん?少し小さい?(丸まった径2cm、伸ばした長さ3cm弱)

3個体目以降は丸々太っていた.丸まった径3cm、伸ばした長さ4cm.

小さい個体が2頭いたが、今の所10頭全員生存.

よし、元通り潜ってもらおう.楽できるようこの上から更にマットを敷く.

糞除去で減った嵩を新しいマットで埋め合わせ.

アオカナブン

マット表面はカリカリだが、すぐ下は湿っている.

マットを掘っても掘ってもなかなか現れず、底の方でようやく1個体目発見.腹部の様子から見てあまり食事をしていない模様.

興味深かったのはこの図.幼虫はどうやら自分がぴったり収まる程度の部屋を作ってそこに籠っているようであった.どうやら眠りの邪魔をしてしまった模様.
しかし安心したいので、10頭全員確認するまで掘り起こすasahamaであった.皆体格は同じ位.丸まった径2cm.伸ばした長さ3cm弱.
君達を再び掘り起こすのは2月にしよう.

今回、アオカナブンでは糞の除去は行わなかったが、入れ直したマットの嵩が少し減ってしまったので少し新しいマットを足してやった.

***
これが今年最後の投稿となった.今年は育児・新築引っ越しがあり重なり、今までのように生き物らに手を掛ける事はできなかったけど、それでも新しい発見・収穫が少なからず得られた1年だったと思う.また来年も良い発見が得られますように.

2023/11/19 カナブン・アオカナブン幼虫チェック

カナブン

前回の確認から約1か月.幼虫らはどうしているだろうか.

プラケース内部に沢山のコバエがいたので、室内で確認予定の所急遽屋外に変更.幼虫らは大分白味を増しているが、まだ太る余地はありそう.太り切っていないのは屋外管理だからかな?

アオカナブン

前回確認時よりも太ってはいるがまだまだ余裕がありそう.

このままクロカナブン確認と行きたかったのだが、餌のクズ枯葉が足りなくなっている事に気付き、続きはまた後日とした.

動画

2023/10/15 カナブン類手入れ

(ナミ)カナブン

アオカナブン

クロカナブン

これからの置き場

気候が冷えてきたのでこれからも暖かい室内で・・・ではなく、あえて北側の寒い屋外に移動させる(3段重なった小さなプラケースはトビイロスズメ).翌年、野外個体との累代を狙っているので、成長リズムを野外と合わせる必要がある為だ.「北側の寒い屋外」も新居で手に入れた念願の環境だったりする.

2023/09/24 カナブン・アオカナブン・クロカナブン容器確認

カナブン

そろそろ水分補給した方がいいかもと思い確認.
カラカラのエリアは半分の深さにまで達していた.
マットが湿ったあたりで幼虫の発掘作業は中止したが、その中で5頭の個体が見つかった.内1頭は脂肪を蓄えた立派な姿に.
調整を終えたマットに、掘り出していた幼虫を置くとぐんぐん潜っていった.

アオカナブン

こちらはカナブンよりも後のタイミングでセットしたからか、カラカラの層は小さかった.幼虫は2頭(2齢か)見つかった.

クロカナブン

表土のすぐ下が既に湿っていたので掘り返しての作業はなし.

2023/09/15 クロカナブン幼虫の確認・ケースサイズアップ

幼虫は増えたかな?

新たな腐葉土(奥多摩産・落葉100%・カブトムシOK)を入手したので、クロカナブンの手入れを改めて実施.
幼虫は前回の確認から1頭増えて11頭に.孵化したての個体は見当たらなかったので、これがmaxだろう.
他2種のカナブンと公平を期すため1頭は分けて、親採集地付近に逃がす手筈をとる.
大きさ手指との比較.画像左の薄赤ピンクはasahamaの小指.全員こんな大きさ.1齢.
現在の他のカナブンの容器と同じ種類・サイズのケースに古いマットを入れた時点で10頭の幼虫を戻す.あっという間に潜っていく.
新しいマットはいつものように腐葉土2:葛枯葉シュレッダーダスト1の割合でブレンド.
途中で既存の腐葉土が底を突いたので、新しい銘柄の腐葉土で作業続行.右下のマットが新しい腐葉土使用.色の黒味が強い.
マット継ぎ足し完了のケースにて、マットに使った用土の内訳.
飼育ケースが統一されると、こうしてきれいに重ねる事ができるので気持ち良い.下から(ナミ)カナブン、アオカナブン、クロカナブン.

腐葉土は作れるか?

今回入手した腐葉土は割安であったが、もし自分で作れるのであればもっと良いのは言うまでもない.という事で手始めに、残った葛枯葉シュレッダーダストを余った用土袋に入れ、少々の水と、発酵のタネとして少々の購入腐葉土を足して袋の口を閉じて仕込んでみた.出来はともかく多少なりとも腐葉土に近づくには違いない.後でもっと沢山葛枯葉を入手せねば…

2023/09/02 アオカナブン・クロカナブン近況

アオカナブンの確認

幼虫確認から1週間経った.幼虫は増えているだろうか?

おお、出るわ出るわ合計19頭.全員1齢.

例によって手元に残すのは10頭のみ.9頭は以前カナブン幼虫を放した場所と同じ所に埋めた.

穴を掘る際、何と複数のカナブン幼虫と思しき地虫が出てきた.放してから1週間.君たち意外と分散しないんだな.

葛畑の地面について

葛畑(刈り払われている)に来たついでに、地面の様子を確認してみる.地面は乾燥気味だが、所々菌糸らしきものが見つかる.腐植土の層は薄いように思える.そして、数多くの蔓が走っており、掘って調べる事自体が大変である.
近くで「ブ~ン」と大きな羽音がしていたので近づいてみる.カナブンかなと色めき立ったが、見つかったのは大きなツチバチ.コガネムシ幼虫を探していたのかな.
刈り払われた葛畑なら、枯葉100枚は大変余裕.
足元には葛の花が.薄いピンク、濃いピンク、黄色の3色をあしらった割と派手な花である.

アオカナブン容器グレードアップ

手元に残した10頭(また増える可能性あり)はよりサイズの大きい容器に引っ越し.加えたマットの内容はカナブンと全く同じ.

クロカナブンの確認

成虫さんにはどの道帰ってもらうので別容器にどいてもらう.

掘っても幼虫がなかなか出てこない.諦めかけた時の事、待望の幼虫確認.卵3に、幼虫4が見つかった.

マットにまんべんなく加水し、幼虫らは元に戻す.また来週確認しよう.
成虫は採集当時の樹へ.お疲れ様でした.この画像の撮影後すぐに飛んで行った.

(2023/09/03 追記)クロカナブン幼虫の生育環境について更にネットを巡ってみると、樹洞で育つとの記事が幾つか見つかった.樹洞の環境や栄養条件は、そうでない所(例えば積み肥、埋もれた朽ち木など)と何が異なるのか?新たな興味が湧き出すのを感じた.

2023/08/26 カナブン3者近況

アオカナブンの確認

ここ数日姿を見ていないアオカナブン.これは事切れた線が濃厚…確認する.
少し掘った所で骸が出てきた.できれば生きている内に戻してやりたかったが・・・
マットを掘り返していく.乾き気味を通り越してカラカラだな・・・
ちょっと諦めかけたその時、1頭の幼虫が転がり出た!
計5頭の幼虫を発見した.まだ発見できていない卵や幼虫がいると思われ.幼虫のサイズ感からして、前の雌ではなく、今回の雌が産んだと推測.勿論、マットには水を補充した.
成虫は採集ポイントの傍の地面に浅く埋めてやった.どうもありがとう.お疲れ様.

クロカナブンの確認

よし、ではクロカナブンの方を確認しよう.成虫には少しどいてもらって・・・

う~む、卵らしきものは1つ見つかったが、幼虫は見当たらず.もう1週間様子を見よう.

カナブンの確認

よし、次はカナブン幼虫の確認だ.

マットをちょっとどけるとすぐに幼虫が現れた.3齢と思われる個体も見つかった

黒くて硬い糞が沢山.幼虫も次々と見つかる.
確認できただけでも33頭再発掘された.
仮のケース(飼育ランドCY-S)から大きいサイズのプラケース(飼育ランドCY-M)に引っ越し.ただし、導入するのは10頭に絞る.
残りは親採集現場付近の葛畑に埋めておいた.

以前よりも大きいケースにした事で、環境の変化は穏やかになる筈.