(2019/07/14 追記)下の文書の必要な暗期はやはり9h30mに見直した方がいいかも.
感受性があると見られる4齢が7月末頃現れ、4頭中2頭が休眠に入ったので.
更に、明期の補正は+20分で調整するともっとよさそう.
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例年になく早いタイミングで生育を開始しているオナガミズアオで
であるが、このままいくと年3化が当たり前になるのでは?
少なくとも今年は3化目が現れるのかどうか、少し面倒な計算をして
みた.
<計算の手掛り>
(1)オオミズアオ・オナガミズアオは幼虫時代の日の長さ(多分、正確
には夜(=暗期))の長さで休眠するかどうかを決めている.参考元
[参考1]から逆算するに、必要な暗期は10時間に設定.
(2)卵~成虫までにかかる期間は2ヶ月弱(卵~幼虫期間は約1ヶ月).
(3)太陽が地平線下にある薄明りの時間帯はとりあえず、計40分の昼の
時間(=明期)とし、暦の表[参考2]の補正に使う.
(3)を基に暗期をグラフ化.この先暗期が10時間に達するのは8月22日
以降.第2化は6月末~7月上旬には現れる見込みなので…その次世代
の幼虫期間である向こう1ヶ月は…8月22日に収まってしまう.
これは、第3化は必至かな…^^;
[参考1]ヤママユガ科オオミズアオ属の休眠に関する研究IV
[参考2]水戸(茨城県)のこよみ
勘違いしているっぽい所があればご指摘下さい(_ _).