リトープス再挑戦
(2月12日)一度膨らんだ購入意欲はなかなか抑えられないものだ.
玉型メセンへの対策を一応立てた所で、標的のありそうなホームセンター
へ一直線.以前溶かして凹んだリトープスに再び手を出す.
幾つか品種があったが、選んだのは「紫勲玉」.古くから出回り、
比較的丈夫とされるものだ.
金鈴で行った方法で、今回も植え替えを行う.調整したボトルに半分程
用土を入れた所で、根鉢を確認.根はあまり横へ伸びず、ほぼ真っ直ぐ
下へ伸び、底に届いている.
とりあえず、古い土は完全に落とし、少しだけ乾かす.例のカイガラムシ
は付いていないようだ.
傘システムの改良他
↑のリトープスでも行ったが、
支柱の先に発泡スチロールの玉を装着してみた.すると
普通のキャップを付けたペットボトルの傘でも、簡単にバランスよく支える
ことができるようになった.
殺ダニ剤噴霧
「根鉢を改めた時点でやっておけば良かった」と、少々悔やみながら
リト、金鈴共に殺ダニ剤を施した.ダニの脅威は全ての植物に当てはまる
と言っていい.殺ダニ剤を施さないのは、飼育する虫に餌として用いる
植物くらいである.
新兵器?
玉型メセン栽培にあたって、雨対策・根圏以外にも工夫を考えてみた.
サーキュレーターを導入する.
なぜか?・・・一言で言えば「風通し」の為だが、玉型メセン等では
特に重要だと思ったからだ.要点は次の3つ.
(1)CAM植物であること:
CAM植物は夜間に集中してガス交換(CO2の取り込み)を行う.そうで
あるなら特に夜間風を当ててやるのが効果的だ.風が特に弱まる日本
の夏の夜は、重要性が増すだろう.
(2)特に肉厚な多肉であること:
厚みが薄い一般の葉であれば、ガス交換は容易だが、玉型メセンの
ように特に肉厚であるとそれが不利になるはずだ.
(3)地面とほぼ同じ高さに生えていること:
上空では強い風も、地面付近では弱くなる.これは地面との摩擦
によるものだが、地面から距離を置いて枝葉を伸ばす多くの植物
であれば大して問題はない.一方、地面に貼りつくように生えて
いる玉型メセンでは、その影響は無視できないはずだ.
という訳で、幾つかの蘭と共に、毎晩*サーキュレーターの風を
当てることにした. *asahamaが我がアパート以外で宿泊する時を除く.