「モンキアゲハ」タグアーカイブ

2022/04/27 モンキアゲハ羽化

4月26日の時点で少々の変化が・・・

いつもより、特に翅の辺りが黒っぽくなっているような・・・また、ライトで透かして見ると、それまでは眼の部分だけ不透明だったのが、突起部を除くすべての部位で不透明になっている.

4月27日 遂に羽化

5時台の時点で黒ずみはより明確となっており、個体Aは腹部が伸びている.そして、7時台には1頭目が羽化しているのを確認.羽化台はスペースをとったつもりだったが、モンキアゲハだと翅が接触しそうで少々焦る.
夕刻、帰宅するともう1頭の羽化を確認(こちらは雄の模様).

4月28日放野

朝、卵の故郷である日立市南部の緑地の茂みに止まらせた.気温がこの時期としては低かったせいか(10℃位)、虫の足取りがおぼつかない.すぐに飛び立てるようではなかったが、離れた所から見ると、意外と茂みに紛れて目立たないので、きっとその時までやり過ごせるだろう・・・と期待しつつこの場を離れた.

モンキアゲハの飼育はひとまずこれで完結.

2022/03/20 アゲハ蛹ら状況確認

ナミアゲハは残念の模様

昨年までの様子では問題なさそうだったので奇跡を信じてみたが、やはりハエはしっかり侵入を果たしていた模様.
こうなったら、ここからはアゲハではなく、ハエの進行状況の記録をとる事にしよう.トビイロ幼虫のプラケースを間借りする.とりあえずいつ頃成虫が現れるかだな.

モンキアゲハ2者

どちらも問題なさそう.

クロアゲハ・キアゲハ

こちらも問題なさそう.

2021/10/21~23 モンキアゲハ・クロコノマ近況

10月21日

モンキアゲハ

蛹化を終えた1頭目はこんな姿に.芸術的!

クロコノマチョウ、食糧逼迫

しばらくの間イネで成長していた幼虫達であったが、だんだん満足に食べられるイネの葉が無くなってきた.そろそろ引っ越しが必要そうだ.元のメヒシバベースの飼育環境では量的に満足してくれないだろうし、さてどうしたものか.

10月22日-クロコノマ引っ越しへ

以前メヒシバと併せて「お遊び」として採取したススキの葉が思ったよりも日持ちしたのを思い出した.ならばと、ススキの葉Onlyでの飼育を試すことにした.何枚かを茎を着けない状態で切り取り、水の入ったボトルに挿すだけというシンプルなもの.幼虫がボトルの水に落ちないよう小さく切ったスポンジで隙間に栓をしておく.
全ての個体を一度に移すのではなく、まずは、うろついていた1頭をパイロットとして送り込んだ.

10月23日-クロコノマ体長計測、全員引っ越し

ある個体の体長4.5cm.まだまだ成長の余地がありそう.ススキボトルに移した個体は落ち着いて摂食しているのを確認した上で、イネに残っていた3頭を全てススキボトルに移した.

2021/10/18~20 モンキアゲハ・クロコノマ近況

10月18日

モンキアゲハ1頭目前蛹へ

一晩中歩き回り明け方ようやく場所を決めたという体

10月19日

モンキアゲハ1頭目前蛹化

前蛹となっていた.昨日の時点ではなかった糞らしきものが尾端から糸でぶら下がっている.ちょっと心配

この日の朝2頭目が脱走している事に気づく.昨夕の時点ではじっとしていた.1頭目のガットパージは夕刻であった為、ワンダリングは次の日の夕刻だろうと思い込んでいたのが失敗だった.

しかし夕刻、捜索の結果部屋の隅に置いていたガラス板にいるのを発見.体は縮んでいたがまだ糸座や糸の輪は作っていなかった.ひょっとするとまだ移動できるかも・・・とあえて蛹化に不適当な角度にして1時間以上様子を見てみた.

しばらく経つと幼虫はまたいそいそと移動を始めた.どうやらまだ間に合いそうだ.

蛹化タワーに早速移す.光で透かすと睾丸らしき影は見当たらない.雌と見た.

夜半近くなり場所を決めたようだ.意外とよく歩いた.

10月20日

モンキアゲハ前蛹化・蛹化

朝、糸掛けをしている.
以前からasahamaは、アゲハの幼虫はなぜ糸の輪をいつも第二・第三腹節の間に通せるのか?と疑問に思っていたが、この画像がヒントになりそう.糸の輪は作成時点で既に半ば第二・第三腹節の間を走っているのだ.
糸の輪をくぐった所.

夕刻、1頭目が蛹になるのを確認.

いよいよ殻を落とす段になってトラブル発生.蛹の尾端が糞がぶら下がっていた糸を挟み込んだ影響か、殻を落とせなくなった模様.

ピンセットで殻・糞を引っ張って除去.どうにか蛹化は無事完了した.

クロコノマチョウ

1頭が水に落ちて水死しているのを確認.なぜ落ちたのかは不明.ちょっとやそっとで落ちるような種ではないのだが・・・ 生き残りの体長4.5cm位

2021/10/17 モンキアゲハ・クロコノマ近況

モンキアゲハ1頭目ガットパージ

早朝の時点では2頭とも食事をしていたが、11時台には片方の個体が葉で静止したまま、そして胸部の辺りに滑らかな皺を作っていた.

試しに弱い風を当ててみるとその皺は深くなった.これは「あがり」確定.
(16時後半)しかし、すぐにガットパージしてワンダリングへ移行するのかと言えばそうでもなく、日が落ちるまでそのまま静止していた.
(17:22)日が落ちた頃ガットパージ開始を確認
体を光で透かしてみる.画像では判りにくいが、矢印の辺りに対を成す濃い影が見受けられたので、どうやらこの個体は雄の模様.
(17:48)移動を始めた(ワンダリング開始).

補強済みの蛹化タワーへ移した.ナガサキアゲハの次にビッグな幼虫が動き回っても多分大丈夫.

クロコノマチョウ

体長は4cm位.全て5齢. 頭部が緑優勢だった個体も他の個体同様ほぼ黒になった.

この日全員イネへ移ってもらった.

この頃になると独立志向が高まるようで、自分のいる葉に他の個体がやってくると体の前半部を細かく振り続けて己の存在をアピールする.↑画像は、上方の個体が体を振り続けて、下方から登ってきた個体が引き返していく所.

2021/10/11~16 モンキアゲハ・クロコノマ近況

10月11日

モンキアゲハ

1頭目5齢に昇進.

クロコノマチョウ

4齢.個体によって頭部の色合いが違うのが興味深い.

10月13日

モンキアゲハ

どちらも5齢に.体長:5.1cm・4.5cm.

クロコノマチョウ

脱走癖あり

餌は完全に切れた訳ではなかったのだが、それでも何頭かの個体はツルツルのボトルを降り、ツルツルのケースを登って降り、思い思いの場所へ旅をするようになった.どうやらクロコノマは齢が進むと、食草を降りる事をためらわなくなり、しかもツルツルの面もへっちゃらな模様.幸い、明るい戸の方へ向かう癖もあるようであまり苦労なく確保はできた(現在、全5頭).

しかし、しょっちゅう脱走されては困るのでボトルの周囲を水で囲う措置をした.これはワンダリング中のアゲハでとっている方法だが、どうやらクロコノマでも有効らしく、この措置以降脱走する個体は現れなくなった.

10月14日

モンキアゲハ

体長:5.4cm、4.6cm.まだ成長の余地あり.

クロコノマチョウ

5齢現る(写真ピンボケにつきボツ).毛むくじゃらの茎を歩くときは何やら頭を細かく動かし口をもぐもぐさせている.毛を食べて歩く道を確保しているのかも.

10月16日

モンキアゲハ

蛹化タワー補強

キアゲハ、クロアゲハが同じ個所で蛹になったお陰でたわんでしまっていたので、針金を添わせて補強した.蛹の重さも無視できない・・・と.

コロコノマチョウ

ある5齢の体長4.1cm

イネへの移住の試み

ベランダで塗装工事がある為、急遽植物たちを室内へ退避させた.その中に含まれていたイネを見て思いついた.「クロコノマ、飼育できるのでは?」
うろついていた1個体を早速パイロットとしてイネに移した.その後食事を確認.水揚げを心配しなくてよい餌がまた一つ増えた.

2021/10/10 アゲハ類・クロコノマ近況

クロアゲハ蛹化

(8:24)恐らくこの日の午前中に蛹化しそうだが、出かける用事があった為継続して観察できず.
(11:25)戻ってみるとああやっぱり、蛹化してすぐの様子だった.どうやら今回は緑色型の模様.
(14:08)形が整った.そう言えばクロアゲハの緑色型蛹を観察するのはasahamaが成人してから初めてかも…

モンキアゲハ眠へ(現4齢)

この日の午後にはaも眠に入った.

クロコノマチョウ

ある4齢の体長2.3cm.3齢(眠)の体長2.2cm.4齢、まだ脱ぎたてなので大きさの差が少ない.2日前に採取したジュズダマはくたびれてきたが同じタイミングで採取したメヒシバは健在.やはりメヒシバ最強と言いたい所だが、今度の餌替えではエノコログサを導入して様子を見るつもり.

2021/10/09 アゲハ類・クロコノマ近況

クロアゲハ

キアゲハ蛹のすぐ傍で前蛹になった.ちょっと意外な位置取りである.一応体長計測.直線距離にして:3.15cm.大きく縮むな~

モンキアゲハ

クロアゲハ4齢との違いがより鮮明に.

風が吹いてリラックス?胸部を少々伸ばしている.

クロコノマチョウ

ある個体の体長2.2cm

こちらは眠に入っている模様

エカキムシ

タダでさえ葉の量が少ないメヒシバだが、うっかりしているとエカキムシによって更に可食部が狭まってしまう.早いうちに除去すべし、と.