2021/10/18~20 モンキアゲハ・クロコノマ近況

10月18日

モンキアゲハ1頭目前蛹へ

一晩中歩き回り明け方ようやく場所を決めたという体

10月19日

モンキアゲハ1頭目前蛹化

前蛹となっていた.昨日の時点ではなかった糞らしきものが尾端から糸でぶら下がっている.ちょっと心配

この日の朝2頭目が脱走している事に気づく.昨夕の時点ではじっとしていた.1頭目のガットパージは夕刻であった為、ワンダリングは次の日の夕刻だろうと思い込んでいたのが失敗だった.

しかし夕刻、捜索の結果部屋の隅に置いていたガラス板にいるのを発見.体は縮んでいたがまだ糸座や糸の輪は作っていなかった.ひょっとするとまだ移動できるかも・・・とあえて蛹化に不適当な角度にして1時間以上様子を見てみた.

しばらく経つと幼虫はまたいそいそと移動を始めた.どうやらまだ間に合いそうだ.

蛹化タワーに早速移す.光で透かすと睾丸らしき影は見当たらない.雌と見た.

夜半近くなり場所を決めたようだ.意外とよく歩いた.

10月20日

モンキアゲハ前蛹化・蛹化

朝、糸掛けをしている.
以前からasahamaは、アゲハの幼虫はなぜ糸の輪をいつも第二・第三腹節の間に通せるのか?と疑問に思っていたが、この画像がヒントになりそう.糸の輪は作成時点で既に半ば第二・第三腹節の間を走っているのだ.
糸の輪をくぐった所.

夕刻、1頭目が蛹になるのを確認.

いよいよ殻を落とす段になってトラブル発生.蛹の尾端が糞がぶら下がっていた糸を挟み込んだ影響か、殻を落とせなくなった模様.

ピンセットで殻・糞を引っ張って除去.どうにか蛹化は無事完了した.

クロコノマチョウ

1頭が水に落ちて水死しているのを確認.なぜ落ちたのかは不明.ちょっとやそっとで落ちるような種ではないのだが・・・ 生き残りの体長4.5cm位