2021/10/17 モンキアゲハ・クロコノマ近況

モンキアゲハ1頭目ガットパージ

早朝の時点では2頭とも食事をしていたが、11時台には片方の個体が葉で静止したまま、そして胸部の辺りに滑らかな皺を作っていた.

試しに弱い風を当ててみるとその皺は深くなった.これは「あがり」確定.
(16時後半)しかし、すぐにガットパージしてワンダリングへ移行するのかと言えばそうでもなく、日が落ちるまでそのまま静止していた.
(17:22)日が落ちた頃ガットパージ開始を確認
体を光で透かしてみる.画像では判りにくいが、矢印の辺りに対を成す濃い影が見受けられたので、どうやらこの個体は雄の模様.
(17:48)移動を始めた(ワンダリング開始).

補強済みの蛹化タワーへ移した.ナガサキアゲハの次にビッグな幼虫が動き回っても多分大丈夫.

クロコノマチョウ

体長は4cm位.全て5齢. 頭部が緑優勢だった個体も他の個体同様ほぼ黒になった.

この日全員イネへ移ってもらった.

この頃になると独立志向が高まるようで、自分のいる葉に他の個体がやってくると体の前半部を細かく振り続けて己の存在をアピールする.↑画像は、上方の個体が体を振り続けて、下方から登ってきた個体が引き返していく所.