~2016年5月16日から22日までの記録~
<料理>
家にはまだ春キャベツのストックがあるが、季節はもう春とは言えないなー.
<植物>
セロジネ・ニティダ 花が終わってきたのでこれを切り取り、植え替えることに.
鉢増しはせず、古いバルブを切り離し、水苔を新しくして終了.
どうもこの種はバルブが年々せりあがるようである.
?セロジネ・マッサンゲアナ
外に出したいが、置き場所が無い.ならばと吊るすことに.
?ドラゴンフルーツ
園芸店で時々見かけるものはほぼ全て稜が3つであるが、こちらの株の稜は
ずっと4つのままなのだろうか?と思っていたが、ある所で稜の一つが途切れ
て3稜となっているのを発見.なんだ.途中で減るのね.
鑑賞兼ねるコバエ駆除用に茨城の蘭園で購入したムシトリスミレ・エセリアナ
用土表面が大分コケていたので植え替えてみた.
根鉢は予想通りというか、大変小さい.無いといってもいいぐらい.
株は二つあり、一つは桐生砂・パーライト・ピートモス(+マグァンプ、有機石灰、
マルチ用に水苔)で元の鉢に植え込み、もう一つは麻紐の着生材(セロジネを
着けている)に着生を試みた.その際、下葉がポロポロ落ちたので、それも
麻紐の隙間に挿しこんで、復活するか試すことに.
<オナガミズアオ>
5月15日(日)に飛来した♂の正面を記念撮影(左画像).
右画像は5月16日(月)に産み残していった卵.この日、♂はもちろん、羽に僅かな
曲りのあった♀も問題なく飛んで行った.
5月18日(水)夕方、♂と♀が羽化を果たしていた.いつも通り♀を生息地へと・・・
ではなく、横着したいアサハマは自宅のベランダにて、雄の飛来を試しに待って
みた(右画像).しかし、♂は飛来せず目論見は早速破れる.
明くる5月19日(木)は、山側道路のポイント(いつもとは異なる場所)で待つも、
風が強い・気温が12℃程度と低いという原因か、♂はやはり来ず.
既に先に羽化した♀から卵は得られているが、保険としてこの♀からもやはり
卵を得たい.
そして、更に次の日の5月20日(金)、山側道路のいつものポイントにて待った
結果、コーリング開始から2時間弱後、待望の♂が現れたのであった(21:51頃).
かごの入り口を開けてからも素直には入らず、周辺を飛び回り、ようやく
ゴールイン(21:57頃).おかげで写真がいくつも撮れた.
やってきた♂はこの1頭のみ.一方の♀は、当初羽を降ろしたまま
匂い袋(フェロモン嚢)を出していたが、♂の接近を感知すると羽をぐっと
持ち上げ、♂を迎えた.
※ところで、この洗濯かごは中でオナガがいくら動き回っても落下せず、
結果、羽が傷む心配がほとんどない優れものである.
密会の様子を、もう少し近づいて、フラッシュなしで撮影.
気温が、前回と同じく肌寒い(14~13℃).そのせいか今回の交尾も
3時間以上に渡り、翌1:45頃ようやく交尾は解消した(♀主導で離れた
感じ.もし♀が何もしなければ交尾はずっと続くのかも知れない).
?明くる朝の様子.
前回の飛来♂は、尾状突起に少し欠損があったが、こちらは無傷.
別の個体のようだ.
?一方、こちらは5月18日(水)羽化の♂.
兄弟婚を避ける為、明かりを点けた小部屋(トイレ)で丸二日間待ってて
もらっていた.全く活動しなかったのは良いが、一方「体内時計は狂って
いやしないだろうか?」と少し心配でもあった.
ともあれ、5月21日(土)夕方、3頭とも無事に飛んで行き、卵も得られた.
残る蛹は2頭.羽化はいつになるだろうか?
※羽化時期が標準らしき時期より遅れるのは何故かと考えている時、
ネット上にある天蚕の飼育技術に関する記事で、羽化の時期は蛹に
おける気温・光条件の制御でコントロールができるという文を見つけた.
オナガミズアオの蛹も、光条件で羽化時期に影響が及ぶのかも
知れない.そこで、以降は夜間の蛹の観察をできるだけ控えることに
した.