~2015年8月3日から9日までの記録~
<料理>
8月8日より、知り合いの農家のご好意により貰った野菜を導入
{ナス・みょうが・(たくあん)}.
<植物>
ドラゴンフルーツ、初夏より急に伸びだし、春頃の倍以上に.まるで蔓草のよう.
そこで、応急的に互いの茎をビニタイで束ねた.
?マツヨイグサ、再び開花.
初夏に咲いたものとは別の株. 一方、初夏に咲いた株は根本から複数の芽
を出して再生中.
<昆虫>
8月8日、先月に育てたミヤマクワガタを差し上げ、お世話になっている農家より、
ご好意によりミヤマクワガタの♀を1頭頂いた.聞けば、ミヤマクワガタはあまり
採れなかったとのこと. この個体は片方の中肢を欠損しているが、貴重な
1頭.しっかり管理してゆきたい.
※ひとしきり餌を摂った後、8月9日現在、朝からマットにずっと潜っている.
(オナガミズアオ)
8月3日 21時頃、♀1頭が羽化を果たす.はて、夜の羽化は珍しい.
日中は暑すぎた為だろうか?
羽を広げた所で日立の海沿いのヤシャブシポイントへ運送・・・まだオナガの
生息を確認していない所である.
?海上に浮かぶ月が美しい.
到着・ケースの安置後、待つこと約2時間半.「この日はダメか?」とも思ったが、
ようやく♀は動きだし、コーリングの体制をとり始めた.
後は♂の飛来を待つだけ・・・と思ったら何と思わぬ邪魔が入った.
?「夜分失礼します」
♀はこの個体によってケース底へ落下.どういうことかと言うと、♀のいるケース
には、まだ羽化してない繭が2個ケースにへばり付いていた.その中の1つが
今になって羽化を始めたのだ(♂).この個体はすぐにケースから外の草に
止まらせると、すぐに羽を伸ばし始めた.一方、落とされた♀は不機嫌そうに
羽を震わせ案の定ケース内を暴れるが、程なく落ち着き再びコーリング再開.
時刻は日付変わって1時丁度くらい(8月4日).
待つ事約30分...遂に飛来する♂の姿を発見!しかも最初1頭だったのが
4頭まで増えた.ケースの周囲を飛び回り、ちょっとした「お祭り」状態に.
思わず笑ってしまった. ケースのフタを開けて♂が中に入れるようにする.
フラッシュ焚いて撮っても大丈夫みたい.しかし暗闇でピント合わせが難しい...
♂が1頭ケースに入った所でフタを閉める.♀は♂の猛攻の為か再びケース底
へ落下するがコーリングを続行.♂は半ば錯乱状態でケース内を暴れ回ったが
果たして交尾は成立.いつの間にか他の飛来♂は姿を消していた.
今回は獣等の心配は無いので、この場で交尾を見届ける.
3時26分、交尾は解かれていた.♀と相手の♂、そして羽化した♂を連れ帰る.
朝、両者の♂を見比べる.左が飛来した方、右が昨日羽化した方である.
色合いや模様、そして大きさに違いがある.飛来した方は青味が強く
黒い筋(外横線)はごく薄く、小型で「春型」に近い印象.
現在羽化していない蛹は2つ.中を調べた所♂と♀1頭ずつであった.
♂は6月に繭を作った方.♀は7月に育った4頭の内の最後の1頭.
飛来♂を見るチャンスは今年はあと一回ある.次は動画で撮りたいなあ・・・
8月4日、日中も眠気に襲われたアサハマ.「今度は夕方羽化するように」
と、猛暑日真夏日は外出中でもエアコンをつけることを誓ったのであった.
つづく.
♀を求めて自らケースに入るのですね!((((;゚Д゚)))))))
毎回驚きがあります。ハラハラします。9月にうちの子が無事に羽化したら是非試してみたいです。
繭は大きさにかなり差がありました。黄色の突起に黒い輪が無かった幼虫の繭が大きく前回は♀。黒い輪があったのは小さく、ひょっとすると♂でしょうか?黒い輪は個体差だけであって性別には関係していないのか?
なぁんて興味、疑問は尽きません。
息子は自由研究でいまカイコの観察をしています。全22匹。ぼちぼち蛹化が始まりました。
次回更新も心待ちにしております。
“毎回驚き”とはくすぐったいですなあ..( ^^)
これ程ありがたいお言葉はありません.
毎日に同じ日が無いように、生き物らも観察するごとに
大なり小なり新しい発見があるものです.是非、
見逃さないようにして下さい.
それと、“試す”際はくれぐれも寝不足等にお気を付けを…