2017/05/15~21 料理・昆虫

2017年5月15日~21日までの記録
<料理>
料理
焼き魚にもワサビは合う気がする.

<昆虫>
[クワガタ]
ミヤマ幼虫 ノコギリ幼虫
コナラ材の最終追加(半分に割ってミヤマ・ノコギリで折半)の為、
ミヤマ・ノコギリのマットをそれぞれ掘り起こす.幼虫らはその時
出てきたもの(左:ミヤマ、右:ノコギリ).
今回飼育のミヤマはあまり音を出さず、いるのかよく分からなかったが、
掘ってみると意外に出てきた(コナラ材を埋める分だけ掘ったので、
もっといるだろう).
保冷器製作1 保冷器製作2 保冷器製作3
この数日25℃を超える日が出ており、そろそろミヤマの暑さ対策を
しなければなるまい.そこで、発泡スチロール板を切り出して保冷器を
作ってみた.切り粉はコロコロ・掃除機で始末.
保冷器製作4 保冷器製作5
今まで、保冷剤は飼育容器の内部に埋め込む形をとっていたが、
それでは居住スペースが狭くなるし、蛹化・羽化の主な場所である
容器底を上手に冷やせない.ならば、底を冷やせばいいじゃない
と思いついたのがこの手法.果たして功を奏すだろうか?

[ウスタビガ]


4頭全て順調に成長中.体の表面から黒の領域がほぼ無くなった.

全ての個体が4齢となる.ウスタビガは今の所、葉の先から食べていく
ようだ.それはいいとして、葉を食べかけで他所へ行くのが行儀悪い!

[オナガミズアオ]
オナガ強制孵化1 オナガ強制孵化2
5月20日(土)、なかなか孵化しない卵の一つをカッターで慎重に
開いてみたら中から幼虫が現れた.有精卵だったようだ.
強制的に卵から出した幼虫は歩く仕草をするが、どうも上手に
歩けない.同じ日、生息地で着けて回った卵を見に行ったが、
4箇所何れも孵化はゼロ.発育がうまくいっていないのか?
とこの日思ったのだが.
孵化
翌5月21日(日)、7頭が無事に孵化した.
内5頭をキープし、2頭を生息地に放す.ひょっとすると、
発育が単に遅かっただけなのでは?との説が浮かんだ.
だとすると、最初取り出した個体も一日待てば・・・?
悪い事をしたかも知れない.

鉢植えのオオバヤシャブシに放した幼虫らは、直後葉を
齧ってから思い思いの場所に落ち着いた.良い滑り出しだ
(この幼虫らはアサハマの下での飼育7世代目に相当).
羽化はまだ
こちらは越冬組(6世代目)最後の個体.他の個体らはとっくに
羽化しているのにこちらはまだ.時々ガサガサ動くので
生きてはいる.
寄生バチ
枝に着けた卵に乗る虫はどうやら卵寄生蜂の仲間だ.
卵の中では幼虫がほぼ出来上がっていると思うが、それでも
寄生できるのだろうか.

[他]
謎の甲虫
アパートで使い道も無く保管していたコナラの薪から
出てきたと見られる謎の甲虫.もう5~6頭は出てきている.
カミキリの仲間のようなのだが、調べてもなかなかしっくり
する名前が見つからない(最初はジョウカイボンの仲間かと
思ったがそっちは肉食だし).サビカミキリっぽく見えなく
もないが、サビカミキリのホストは針葉樹.う~む.
(追記)
どうやらチャイロホソヒラタカミキリが有力と見た.