2017/05/01~07 料理・植物・蛾

~2017年5月1日から7日までの記録~
<料理>
料理
・誤:スナック → 正:スナップ
・同じカレイでも「サメ~」は特に脂がのっているのは何故か?

<植物>
胡蝶蘭開花中ヘゴ着け胡蝶蘭、ベランダにて開花中.

オルトラン散布
ポインセチア ミラ ホワイト
鉢側面からなかなかキノコバエ幼虫の姿が消えないので、
最後の手段、オルトラン散布.数日もすると姿が見えなくなった.

ロウバイ発芽
一粒だけだが、ロウバイが発芽.双葉はくるくる巻かれている.

<蛾>
[オオミズアオ・オナガミズアオ]
5月3日昼前、オナガミズアオ後続が羽化していた.♂、♀1頭ずつ

むむ、♀の腹部の様子が…傷ついているのか?♂は正常だ.

蛹の殻を比べる
♀の方も、背面から見れば遜色なさそうであるが.この♀の蛹の抜け殻
を見た所、蛹の外見は問題なさそうである.殻表面に数多くの毛が
こびりついているが、さてこれは関係あるだろうか?


交尾・採卵用のかごに移す.どうやら傷は無いようだが、腹部に
びっしり生えているはずの毛が、特に腹面で殆ど見当たらない.
腹端の形も少々いびつに見える.

一晩、日立バイパスのポイントで♂を待ったが飛来せず、後続で
正常な♀の羽化があったので(後述)、この♀は一足先に生息地の
ヤシャブシに止まらせお別れした.

5月4日午前10時台、オオミズアオ♂(2頭目)・オナガミズアオ♀の
羽化に立ち会う事ができた.
オオミズアオ羽化前半 オオミズアオ羽化後半
オオミズアオ羽化の様子.最終的に羽は少々歪んだが、飛翔に
支障は無さそうであった.ベランダよりお別れ.
オオミズアオは2頭とも♂であったので、これにて本種の飼育は
終了(なかなか続かないのう).

オナガ♀(1/3) オナガ♀(2/3) オナガ♀(3/3)
同じ頃、オナガミズアオ♀の羽化が始まった.体が大きい分、
脱出にはより手間をかけていたが、無事に羽化を全うした.

今回、羽化の様子は敢えて簡易羽化器越しでの撮影だったが、
簡易羽化器が思惑通りに機能しているか見届ける為であった.
今回の観察で、(とりあえずは)思惑通り機能している事を確認した.

蛹の殻比較
正常に羽化した方は、蛹の殻の内側に排泄物を残しているが、
異常を来した方はその形跡が見当たらない.外見だけでなく、臓器系
にも問題があるのかもしれない.


アサハマの都合で、2晩明かりの下でじっと過ごしてもらい、
5月6日に交尾・採卵用かごに移動.かご越しに3角度から撮影.
(左)この角度が一番美しく見えるか?
(中)尾状突起を交差するのが何だか色っぽい?
(右)この豊かなお腹が子孫繁栄の秘訣だ!
同日晩、日立バイパス・山側道路のポイントで♂を待った.
日立バイパスでは全く音沙汰なし.山側道路では一瞬♂の姿
を見たが、かごに辿り着かず終了(5/7 3:00まで粘る)

ううむ、山側道路のいつもの場所で失敗とは...
今回は春型の「お見合い」であり、アサハマ的にあまり
ノウハウを持ち合わせていなかったかな(今までは夏型が殆ど).

失敗につながった要因を幾つか予想して挙げてみよう.
1.風向き:夏場はよく東風が吹くが、今頃は西寄りがメイン
  (待ったポイントがいずれも生息地の東の端であった).
2.♂の数:夏型に比べ少ない?日立バイパスでの音沙汰なしは
  このせいか?
3.気温:19時頃、最初20℃だったのが、17℃程に下がった.
  フェロモンが発散しにくくなったのかも.また、羽を持ち
  上げてコーリングしていた♀は途中から羽を下げていた.
  気温の低下を受け、フェロモンの放出量を途中から減らし
  ていたのかも.

対策としては、できるだけ生息地の内側でスタンバイし
風向きに関わらずフェロモンがより多くの♂に届くようにする.
そして、なるべく早めにポイントに到着し(場所は途中で変え
ない).気温の低下の前に♂が♀の下に到着できるようにする.
で、どうだろう.

今夜(5月7日)、山側道路エリアの、新たに見つけたポイント
で♂を再び待つ事にする.※結果は次回の更新で

[ウスタビガ]
5月1日、遂に孵化.4個全て

5月7日現在、全て眠(現在1齢).コナラにて飼育中