5頭体制に移行


卵で着けていた野外個体は・・・



複数個所で孵化を確認.見ると、全てまだ1齢(後半)の状態であった.この時期、室内だとどうも成長が野外よりも進みやすい.何らかの工夫が必要・・・


2頭が様子が変.1頭(A)は落下し、腹部後半を持ち上げた格好に.かつ、嘔吐の痕跡あり.もう1頭(B)は葉の裏にいるがやはり腹部後半を持ち上げた格好のままでいる.


(A)は歩行を再開していたので枝に止まらせた所、葉に達し、これをかじった.(B)は朝から変化がないように見えたが、棒などで触ると悶えるような動きを示した.
これは一体...


生き残っていた褐色型蛹の色になかなか変化を感じられなかったのですっかりノーマークであった.蛹が抜け殻になっていたので慌ててベランダ引き戸の方を見たら主が翅をバタつかせていた.戸を開けるとベランダに飛び出したものの、床這うような飛行でなかなか飛び上がれなかったのでいったん摘まみ上げ、上方に放ったら無事に(ちょっと頼りなげに?)飛んで行った.


左:雌、右:相手の雄.未明には交尾を解いていたので雄を別のカゴに移しておいた.そういえばこの雄みが点々と付いている.羽化時に傷ついたのだろうか?






14時を回った頃、最後の繭から成虫が出てきた.雄.


ツルツルしていそうな壁(PS樹脂)でも登れるのね...天井にぶら下がり翅を伸ばし始めた.


羽化完了.
夕刻、雌と上記雄2頭を連れて生息地(かみね公園付近)へ連れていく.雄は程なく飛び立ち、雌も動き出したがなかなか産卵しない.ようやく生んだが4粒のみ↓

これでは心もとない.雌にはもう一晩ウチにいてもらう事にした.

雌の腹部をよく見ると、節目のあたりに複数シミがあるのを確認した.出血か?

カゴの天井にヤシャブシの枝を固定し、産卵促進を図る.

19時台、改めて産卵しているのを確認.カゴの蓋を開けて飛んでいけるようにしたが、雌はそのまま大人しくなってしまった.
夕刻、雌をかみね公園へ連れて行って逃がす.

得られた卵は推定50以上.例によって沢山産みおって・・・



今までならまだ眠っている真っ最中だったはずだが、近所では既にソメイヨシノが見頃を迎えており、そろそろミズアオ達を羽化セットに入れる必要があった.今回手元のミズアオは3頭.繭の大きさからみて雌は1頭のみと思われた.


19時台、帰宅してみると2頭羽化していた.↑は待望の雌(同じ個体).



「こんな早くて本当に雄は来るのだろうか?」当時はちょっと半信半疑な気持ちで「お見合い」にのぞむ.しかし、19:30頃雌がコーリングを初めて30分経過したあたりで、見慣れた白い影を見つけたのだった.
そして20:15頃無事結ばれた.来てくれないと困る事になったが、来たら来たで「こんなに早い時期に!?」と驚かされた.



なぜそうしたのかは思い出せないけど、空に向かって伸ばした手指にアカネの雌が止まった.顔のアップが撮れた.



