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2022/07/24 ウチワヤンマ第12号羽化

最後の個体

事情により、1週間近くエアレーションを停止していた.その影響か、この日は昼の内から水面上に顔を出していた.体の様子から、この日羽化と思われた.

予想通り、この夜に羽化.雌.これで全てのヤゴが羽化に至った.全12頭、内羽化成功11頭.これにてヤゴの飼育は終了.

2022/06/26 ウチワヤンマ10号羽化も、不全

一体何が?

昨夜は、7~8時台にかけて見たが上陸のヤゴは見当たらず、てっきりこの日は羽化しないと思っていたのだが、あくる朝見ると、羽化用の足場ではなく何の変哲もない床の上にこの個体は転がっていた.肢・翅は曲がったまま固まっており既に不全.体を軽く引っ張ってみても腹端と翅の先端の2箇所がくっついて殻から外れない状態であった.羽化のタイミングから見ても、体内に何らかの問題を抱えていたのかも知れない.水を与える程度の措置しかできないが、最期まで置いておく事にする.

2022/05/29~30 ウチワヤンマ第2号・第3号羽化

5月29日 第2号

今回はまあまともにライムラプスが撮れた.性別:雌.鉢底ネットに紙紐を通したのは良かった模様.

5月30日 第3号

性別:雄.今回は羽化開始が前の2頭より遅れたが、羽化は正常に完了した.

尚、羽化したこれらトンボは、1号は日中だったが、2号・3号は翌日勤務日の羽化であったので夜中に卵の故郷(ひたちなか)に出向き逃がしに行っている.少々しんどいが、こうなる事は覚悟していた.なので、この飼育では頑張る.次の機会は…ごく近場でゲットしない限りは多分やらない.

2022/05/26~28 ウチワヤンマ第一号羽化

5月26日 そろそろかなと思った矢先

夕方帰宅後見ると第3水槽がやけに濁っていた.そしてすぐにその主が動き回っているのが目に入った.
取り出して確認.これはまさに羽化目前の状態.
ここからすぐに羽化の台に乗せても良いのだが、後続の羽化に備えて・・・という事で再び水槽に戻し、テストに付き合ってもらう事にした.鉢底ネットとダブルクリップでこしらえた羽化台をセットし、ヤゴ自らここから上陸できるか確かめる(19:04).

(19:13)上陸を確認.正面から見た顔はほぼトンボ.

上陸してもすぐ背中がパカッという訳ではなく、後肢・腹部を振り回して障害物の有無を確かめる仕草をとる.
(20:32)移動がほぼなくなり羽化の体勢に入った模様.

(20:36~)背中が割れるとどんどん新しい体がせり出して、腹部が半分程出た所で小休止.今思えばダブルクリップの固定の具合で鉢底ネットが水平近くに曲がったのは失敗だった(新しい体が倒れて土台に接する・翅の伸展の際体の向きが変わる等)と思うが、それでも羽化は続いた.

(20:59~)約30分後、新しい肢で鉢底ネットに掴まり直すと、腹を引き抜き、今度は翅と腹部の伸展を始めた.(21:37~)翅も腹部も伸び切った.翅を開くまで撮影し続けたかったが、残念ながら照明に使っていた懐中電灯の電池が切れてしまい、一旦中止を余儀なくされた.

(22:12~)トイレに籠っていた時、妻から「トンボが飛んでる」と通報があり、来てみると確かに別の部屋で羽化していた筈のトンボが床に止まっていた.網カゴを被せてしばらく待つと、翅を震わすウォーミングアップの後飛び上がり、網カゴの内側に止まった.

5月27日

大雨につき、放野見合わせ

5月28日

asahamaの都合も、天候の都合もついたので、卵の故郷であるひたちなかの公園に日中足を運ぶ.
茂みにそっと置く.右前翅が持ち上がったままという異常(※)が見られたが、どうにか立て直したようで、この後飛び去って行った.※ひょっとすると翅を束ねてつまみ、網カゴから剥がすという行為が影響したのかも・・・次からは改めよう(- -;)
後続の羽化に備えて5つの水槽全てで蓋を外し、羽化台を順次セット.