(7月25日)
どうやらオナガミズアオの3齢というのは、殊の外期間が短い傾向
らしい.次の日には眠に入る個体が出てきた.
(7月26日)
左の個体は「出遅れ個体」.右の奥にいるのは標準的な成長速度の
個体.それぞれ3齢で、「出遅れ個体」の方は3齢に脱皮直後とは言え
標準な個体と比べてより小さい.
(7月27日)
4齢現る.今までの飼育の中でも特に黒の縁取りが強い.
こちらの4齢はさほどでないにしろ、やはり強めの縁取りである.
縁取り強めの個体を背面から.攻撃的なデザインに拍車がかかる.
出遅れ個体もとりあえずは成長している模様.21日に連れてきた個体
(1齢)は元の樹に返した.
1頭大変落ち着きのない個体が.様子を見ていたら容器の縁に
乗り移り彷徨いだした.理由は不明だがとにかく歩きたいらしい.
このままでは危ないので別の容器に1時間程収めておき、その後
枝に戻したら落ち着いて食事を再開.よかったよかった.
↑↑の個体と同じくらい成長しているこの個体だが、しきりに体を伸ばし
ている.こういう時はまだ食べ足りないサイン.
大食漢な彼らだが、筋一本残した曲芸的な食事もする.大食漢である
が故、葉を取りこぼさず食べる為*に磨いてきた繊細な感覚がこうした
食事を可能にしているのだろう.
*取りこぼさず食べる事で、天敵に己の居場所がばれるのを防ぐ効果
もありそうだ.
発生しない卵、成長不良の幼虫、強い縁取り…実は♀蛹の冷蔵処理
が影響してたりして.強い縁取りはいいとしても、成長不良とかは困る
なぁ…