2014/08/25~31 料理・植物・オナガミズアオ

~2014年8月25日から31日までの記録~
<料理>
料理
 サンマを刺身で食す日が増えた.まだ割高である.

<植物>
アスパラガス果実 アスパラガス種子
店の駐車場にて拾ったアスパラガスの果実とその種.播き時は春のようだが、
忘れぬうちに蒔いた.進展があればそのときUP.

セロジネ・クリスタータ
セロジネ・クリスタータの今年の葉は前年よりもやや大きめ.より大きなバルブも期待
できそう.あと花も.

金鈴
昨年、初めて育てていたリトープスを絶やしてしまい、もうこの類はしばらく諦めて
いたのだが、ここにきて欲求が再燃.東京の多肉専門店で購入に至ったのがこの
“金鈴”というメセン.店の人も“何度も失敗して成功するもの”と仰っていたので、
1度の失敗で諦めず、再びトライ.

<オナガミズアオ>
(前回:8/24夕方からの続き)
完全に暗くなる頃、オスもメスも飛び立ち.オスは網戸へ、メスは束ねてあるカーテンニ
止まった.メスはそこでコーリングをするものと踏んでいたが、なかなか始めず、再び
飛行.仕方なくメスはケースに戻して様子を見ることに.ケースに入れてからも暴れ、
静止するも、やはりコーリングの気配がない.
(23:12)
雨が降り出し、ひんやりした空気が網戸を通じて流れてきた.これがきっかけとなったか
メスは初めてコーリングを始めた.もしかすると気温が高過ぎて(当時26℃程)コーリング
をしなかったのかも知れない.メスはコーリングの際、少し羽を持ち上げる.
(23:25)
網戸のオス、なかなか動き出さず、しびれを切らしたアサハマはオスをメスと
同じケースへ入れた.
(23:47)
オスははじめ面食らったようにじっとしていたが、しばらくすると羽を震わせ動き
出した.しかし、その様子は今までとは異なり、羽を持ち上げた状態で震わせつつ前・
左右に歩き回り、おまけに腹を曲げている.明らかにメスの存在を知覚しての動きである.
メスもまた、オスの気配を察したのか、羽をより高く持ち上げている.この行動はきっと
オスがメスの傍に寄れるようにする意味があるのだろう.
それから間もなくしてオスはメスの所に辿り着き、交尾が始まった.
交尾が始まるとメスは持ち上げていた羽を降ろし、オスはケースの壁とメスの羽に挟まれ
る恰好となるが、問題は無い模様.
(翌)(2:39)
アサハマは眠ってしまっていたが、バタバタという羽音で目が覚めた.
見ればオスが暴れている.交尾は終わっていたのだ.時間にして3時間弱.
メスの邪魔にならないように、そしてオスが次のメスを速やかに探索できるよう、すぐに
生息地へ放しに向かった.卵を採るため、メスにはまだケースにいてもらう.
オナガミズアオ(朝)
朝を迎えたメス.オスへの対応が遅れたためか、後ろ羽が少し破れるも飛行には支障
なし.交尾を終えてから朝までは殆ど動かなかったようだ.
オナガミズアオ(夜
その日の宵の事、帰宅すると案の定メスは暴れまわっており、まとまった数の卵も確認.
すぐさま生息地へ放しに行く.ケースを開けてしばらくおくと体を震わせ、やがて飛んでいくが、
オスはパタパタパタ・・・・と軽やかに飛び立つのに対し、メスはバタバタバタ!・・・・という
感じで力強く、まるで弾丸のように夜空へ消えていったのであった.
オナガミズアオ卵
残された卵、数えた所168個.ケースの壁や蓋に産み付けられている.
卵比較
矢印はオオミズアオの卵(無精卵).オナガのそれに比べて二回りほど大きい.
オナガミズアオ(4頭目羽化) オナガミズアオ(上から)
(8/29)これまでキープしていたオナガの4つの繭のうち、最後の繭が羽化.
オスであった.この個体は、記憶が正しければ6月頃繭になったもので、2か月
程の間蛹で過ごしていたことになる.こちらも同様に放す.

当年羽化の個体はこれで一段落し、これからは来年羽化分の幼虫飼育の
フェーズとなる.大量の卵が得られ、次の週の前半には孵化の予定だが、予定
の分以外は全て、母蛾に成り代わり生息地へ小分けして逃がしに回る予定だ.