果実、もうすぐ成熟


(赤玉の極み)果実や軸の色が更に薄くなってきた





(赤玉の極み)果実の柄の色.濃い目の緑が薄れ、黄色っぽくなってきた.






繭が出来上がったネギコガを引き出そうと頑張っていたが、歯が立たないようで、しばらくすると立ち去っていた.一方のネギコガ、散々噛まれて息絶えているようだった.この後いつも通り繭から出してアリ道に置いてやった.


網の熱湯消毒で使ったお湯がぬるま湯になる頃に、花球の中心にかけてみる.ちょっと効果があったのか、1頭の幼虫が糸でぶら下がり避難していた.



色味が浸水状に変わった果実は大抵付け根に穴が開いており、そこから糞がこぼれている.そんな果実を割ってみると…未熟な種の中にいた~.種は色こそ黒くなっているがまだ柔らかく、こ奴はそんな種に頭を突っ込んで中身を吸ってしまうらしい.最近はこんな事例が激増しており心が折れそうになる.でも、網で保護している花球では殆ど発生していないのが救い.



玉ねぎと共存させているせいか、去年と比べると皆さん生育がいまいちな気がする.特にまだまだ居座っているムソナオニオンのプランターはとても生育が悪い.

アザミウマでも食べてくれているのかな?沢山来てくれると嬉しいな.



玉ねぎの花はそろそろ終わり.そろそろ果実の時期.葉が大分枯れてきた(ムソナオニオンを除く)ので、闘いの場は花球にシフトしつつある.





しかし、小花・果実に産み付けられた卵や、潜む幼虫を除去するのは葉以上に難易度が高い.結局は繭の段階で除く事がほとんどである.



蛾の仲間には成虫が餌をとらないという種類が沢山いるが、ネギコガはどうか?と思ったので蛹で観察してみた.すると、発達した口吻らしき構造が見られ、成虫は恐らく花の蜜を吸って長く生き永らえるものと思われた.




試しに繭ごと与えてみた所、捕捉に苦戦するようだった.しかし、このアリは何とか持って行った.繭はなるべく破って与えよう.


いつもタマネギの葉の間でうろうろしているアリグモ.何かを咥えているようで、よく見るとそれはネギコガの幼虫らしきものだった.多分捕ってると思ったけどやはり.
