「アリ」タグアーカイブ

2023/10/25 働き者なクロヤマアリ

会社敷地にて

植え込みエリアを区切る縁石上ではひっきりなしにクロヤマアリが行き交っている.この日の昼時、コガネムシ幼虫の死骸をクロヤマアリが力を合わせて運んでいた.
そんな場所に玉ねぎプランターからハントしたネギコガを落としてやればたちまち食いつくし、
シマトネリコに巣くっていた芋虫も落とせばこの通り.

クロヤマアリはアブラムシを保護する一面もあるが、基本的には虫を貪欲に狩るハンター.生態系の維持に大きく貢献している.

2023/10/11 玉ねぎコガネムシ退治#2

まだ気が抜けない

また新たなプランターにて苗が萎れる事案が発生.今度は黄玉ねぎ(泉州中高黄).

株元を掘り返すとやっぱりいた.

ダイアジノンを撒いたプランターにて

撒いてから新たに萎れた株(恐らく既に根を食われてた)を掘り起こすとやはりコガネ幼虫がいたが、動きが鈍い.多少なりとも効き目がある模様.

現在の玉ねぎの大きさ

8~9cmといった所.

捕ったコガネムシは

いつものごとくアリ(クロヤマアリ)の通り道に置く.コガネムシに接触したアリはすぐ噛みついたが、ダイアジノンの毒気に当たったか一時近くをのたうち回る.

しかし、正気を取り戻したアリは再びコガネを捕え連れ去っていった.

動きを止めているコガネ(2齢)もアリロードに置く.こちらも接触したアリに引っ張られていった.

新手の害虫

撮影時点で既に除去してしまったが、苗先端(円内)をヨトウムシの若齢幼虫が齧っていた.

ここしばらくは気が抜けない.

2023/05/13 アミメアリ 狩り一部始終

15:57

妻実家の庭に植わっているミカンのアゲハの様子を見に行った所、ナミアゲハと思われる1齢幼虫がアミメアリと思しき1匹のアリに、頭部付近を噛みつかれていた.

15:59

噛みつかれた辺りからは体液が漏れ出ており、これを感知したか、もう1匹のアリがとりついてきた.

16:01

更に別のアリも寄ってきた.

16:02

周囲の葉にはアゲハ若齢幼虫の食痕と思われるものが多数あり、アミメアリはどういう訳か食痕にとりつき噛みついているように見える.これには一体どんな意味が?

16:12

アリ達をよく見ると、動き・形がアミメアリと異なるアリが混じっている事に気付いた.アミメアリ達からはどうも邪見にされている雰囲気のこのアリ.種類は?

16:14

幼虫に集るアリに目を戻す.アリの数は更に増える.皆、最初のアリが噛みついていた辺りに集中している.

16:18

アリ達はすぐに幼虫を引っぺがすのかと思ったが、そうでもない模様.想像をたくましくすると、アリ達はまずは幼虫の体液を吸い取っているのかも知れない.

16:22~:27

他所の葉ではナミアゲハ4齢になりたてが脱いだ皮を食べ始めていた.こちらにもアリがちょっかいを出していたようだが、こちらではアリが数を増す事は無かった.

17:10

幼虫の頭部付近、形が崩れている.そして遂に葉から外れた.

17:18

複数のアリが幼虫を引っ張り合っている.

17:25

どうやらこの場で幼虫を解体するらしい.

17:26

1匹のアリが小さな断片をちぎり取り、葉を後にした.

17:34

残った大きな断片には依然多数のアリが集っている.更に解体するのか?

17:36

・・・と思ったら1匹のアリが残りの断片を持ち出した.

17:37

少しの間断片をぶら下げてじっとしていたが、間もなく幹の方へ、他のアリをかき分けるように歩いて行った.

17:37~:39

幼虫がいた辺りにたむろしていたアリ達は解散していった.

アリ達が強力な捕食者であることは知っていたが、その一部始終を今まで見た事は無かった.少々ショッキングであったが、貴重な瞬間を目にしたのであった.

2022/07/15 アミメアリ押し寄せる

ココ、キニイッタ?

室内にちらほらアミメアリの姿があったと思ったら、行列をなしてベランダに押し寄せてきた.これはそのとばっちりを受けているハエトリソウの図.

コスズメ蛹を入れていた鉢の底にアミメアリが拠点を構えてしまったようなので、蛹は室内に避難させた→7/17羽化確認

カラスザンショウの鉢植えにも盛んに上っている.このカラスザンショウはハダニに派手にやられている.アミメアリはハダニに頻繁に接触しているが、襲い掛かる様子は見られない.しかし、何かを咥えようとする仕草はよく見る.一体何を目的にカラスザンショウを訪れているのか?