2025/06/23 玉ねぎ状況

ネギコガとの闘いは続く

玉ねぎの花はそろそろ終わり.そろそろ果実の時期.葉が大分枯れてきた(ムソナオニオンを除く)ので、闘いの場は花球にシフトしつつある.

しかし、小花・果実に産み付けられた卵や、潜む幼虫を除去するのは葉以上に難易度が高い.結局は繭の段階で除く事がほとんどである.

網で守ってない花球はやがてこうなる(守っててもまあまあやられるけど).

蛹の観察

蛾の仲間には成虫が餌をとらないという種類が沢山いるが、ネギコガはどうか?と思ったので蛹で観察してみた.すると、発達した口吻らしき構造が見られ、成虫は恐らく花の蜜を吸って長く生き永らえるものと思われた.

捕食者たち

この日もアリ達は花を訪れていた.

試しに繭ごと与えてみた所、捕捉に苦戦するようだった.しかし、このアリは何とか持って行った.繭はなるべく破って与えよう.

思いがけず、花茎で営繭中のネギコガを捕獲するクロオオアリを見つけた.滑りやすい足場でも懸命に捕獲に取り組み、ついにネギコガを作りかけの繭から引きずり出した.見直した.クロオオアリ.

アリグモ

いつもタマネギの葉の間でうろうろしているアリグモ.何かを咥えているようで、よく見るとそれはネギコガの幼虫らしきものだった.多分捕ってると思ったけどやはり.

玉ねぎ一時撤収の準備

枯葉が目立ってきたので、軽く引っ張って取れる枯葉を除去.人間用玉ねぎの収穫は近い.

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