HCで仕入れた♀はのんびり生活しているが、いい加減フンで容器内が
汚れてきたので掃除実行.
10月14日現在存命中.達者である.
(10月15日追記)朝、息絶えているのを確認した.
スズムシが鳴くポーズというと、大体はこのように翅を立てるだけだが...
ある時、いつもと違う調子で鳴いている事に気付いた.いつもなら
5回程強調を交えて6秒程「リ~~~~~~~~~~」と鳴いて区切り
をつけるが、この時は「リ!-・リ!-・リ!ー・・・・・」と間欠的
な鳴き方を延々としていた.その様子をどれどれと見ると上のような
ポーズになっていて少し驚いた.こんなパターンもあるのね.
念願叶い遂に今年の野外個体を1頭ゲットできた.♂である.当初は
♀をゲットして確実な産卵を目論んでいたが...元からいるウチの
♂がどんな反応を示すのか興味があったので持ち帰った.
罠からとりだして唖然とした.左前肢と右後肢が欠けていたのだ.
罠の中には取れた肢は見当たらない.最初から無かったのか、ひょっと
すると一緒に罠に入っていたコオロギに悪さをされたのかも知れない.
今年のスズムシはつくづく「肢」に恵まれない.
幸い歩いたり登ったりはできるようである.与えた梨のかけらに
早速かじりついた.18:30現在まだ鳴いていない.果たしてこの先
鳴いてくれるか.
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(2018/09/03 追記)この日の未明に、元からの個体が鳴くのに合わせ
鳴き声を披露したが、もう片方の後肢が取れてしまっていた.3本の肢
でどうにか歩けるようだが...何だか申し訳ない気分だ.
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8月3日、♀が羽化を終えているのを確認したが、まず左の前肢・中肢が妙に
曲がっている模様.
更に、産卵管も曲り、しかも短い.脱皮の際一体何があったのか?
一方の♂は既に鳴き始めている(初鳴き:7月30日).最初はかすれた
音を少ししか出せないが、徐々に綺麗で長い音色を奏でられるように
なる模様.スズムシにも「練習」があるのかな?
ケースの清掃・レイアウト変更(産卵に備え)も兼ねて雌雄を観察
まずは♂.後翅がやっぱり長いね.
続いて♀.肢が曲がっているのが痛々しいが、歩いたり登ったりは可能.
(8月5日)
これまで6回に渡り野生個体の捕獲を試みるも失敗続き.そして、手元
の♀に対する不安.仕方ない、奥の手だ.
近所のHCにて♀を購入.
この♀も5体満足という訳ではなく、左前肢が妙に短い.しかし歩行や
産卵には影響は無さそうである.
この♀、人慣れしているのだろうか、水槽に移動させる際ジャンプ一つせず
ゆっくり歩くだけであった.そして、目の前で餌をかじりだした.前者の
♂♀なら俊敏に隠れ家に入っていく場面であるが.
これは産卵のポーズ?既に結ばれていた?
と言うかそこじゃ産めない…^^;
(20:30現在)♂が鳴くのに合わせこの♀はそわそわ動き、♂の背中に少しだけ
乗ったりした.どちらかと言うと♂が嫌がって逃げているようにも見えるが、
果たして交尾は成立するだろうか?
一方、元からいる♀は反応なし.