「アオカナブン」タグアーカイブ

2024/07/13 アオカナブン・カナブン近況

アオカナブンの繭玉

確認してからもう少しで1か月だが、未だ成虫は現れず.

我慢できずカッターで割ろうとするも歯が立たず.ならば水に浸すと柔らかくなるか?と、3個を浅く水に1時間ほど浸してみた.すると、効果があったようで押すと柔らかく変形するようになり、その拍子に一部に割れ目が生じた.そこから中を覗くと…どうやら蛹らしいものが.見なかった事にしてそっと戻す(^^;)

カナブン

遂に交尾か!?と色めいたが雄は雌にマウントしているだけで、交尾は成立していない.もどかしいが、もうしばらく様子を見よう.

2024/06/29 カナブン・アオカナブン採取

いつもの雑木林にて

樹液酒場でまず見つけた大きな甲虫はシロテンハナムグリ.これは期待.
更に足を進めるとおお!遂にターゲットのカナブンを発見した(画像左の個体).
樹を回り込むと手頃な位置に別のカナブンが.前肢の形からしてこれはターゲットである雄.この後捕獲成功.これを受けて、持ってきていた我が家育ちの雄をこの場で放した.

更に見て回るとアオカナブンらしき姿を発見.手が届く位置にいたので、「雄であってほしい」と思いながら採ってみると…雌であった.まあ、アオカナブンを採る事自体が難易度高し(大体手の届かない位置にいる)なので、とりあえず良しとし、持ち帰る.

キノコ多数

ハツタケ類やイッポンシメジ類と思しきキノコが多数見つかった.

持ち帰ったカナブン

改めて性別を確認.うん、雄だね.

つがい用のケースに雄を導入.雄がブレて写っている(赤矢印).

飼育アオカナブンの確認

アオカナブン1匹を採ったは良いが、相手となる個体が育っていなければ意味が無い.ケースを空けて状況を確認してみる.
すると、底の方から繭玉と思しき塊が出てきた.
全部で10個見つかった.全員繭になっていた.素晴らしい.
繭玉はマットの表面に置いて脱出してくるのを待つ.今回採集の雌は別のケースでとりあえず待っていてもらう.

2024/06/15 カナブンら近況

クロカナブン

マット中央が大きく窪んでいる.

幼虫掘り出し.気持ち黄色っぽくなってきたかな?

まだまだ食事を摂りそうなので新しいマットを敷く.保湿は不要と見てラップはとりやめた.

(ナミ)カナブン

先週雄が4頭出てきて以来新たな出現が無いので、期待はしていないが確認の為ケースを全部空けてみる.

繭玉が出てきた.これは大きな穴が空いており成虫が脱出した模様.

こちらは残念ながら蛹化不全で死んでしまった方の繭玉.もうここに生存者はいないと思っていた所…

残り一つの繭玉から成虫が這い出してきた!(動きが速くてその時の写真は撮れず) 性別は雌.見た所不全は見当たらない.幼虫飼育で使っていたケースをそのまま利用して収める.累代が繋がる見込みが残った.

アオカナブン

(画像なし)ケース側面・底面で動く姿が見られなくなったので軽く掘ってみるが幼虫は現れず.どうやら繭玉に籠った模様.

2024/05/26 カナブン暗雲

キノコが沢山

アオカナブン、クロカナブンに続き、念のためカナブンのケースも確認する事にした.

ケース壁面とマットの境目付近にて、沢山のキノコらしき物体が生えていた.チャダイゴケと思われ.

死骸・生育不良個体

掘ってもなかなか主が出てこない・・・ちょっと嫌な予感

ケース底の方で死骸と生育不良の個体が1頭ずつ出てきた.残念.

とりあえず元に

底まで掘り返すと繭玉を壊してしまうかも…なので途中で掘るのは止めて、キノコと死骸を取り出した上で、取り出していたマットに少しばかり水を加えてケースに戻し、今度はラップをしないで蓋をした.水分過多怖い・・・

アオカナブンとクロカナブンにも措置

これまで9割方覆っていたラップを半分に解放.

2024/05/24 アオカナブン状況確認

無事かな?

ここ最近マットの嵩の減りが大きくなっているように感じる.予定では6月以降の確認だったが、幼虫の姿も割と見るようになり少し気になったので中を確認する事にした.

マット表面をどかすとすぐに大量の糞がるのが目に入った.そして間もなく第一個体発見.

10頭全員の無事を確認.みんな成長してコロコロしている!

糞をできるだけ除去したマットに少々の水分を加え、ケースに戻した所で幼虫らを置き、その上から新たなマットを足して(今回は幼虫末期という事で縁ぎりぎりにはしない)元通り蓋をする.

クロカナブンも続けて作業したかったが、時間の都合で今日はここまで.

2024/04/06 クロカナブン・アオカナブン・トビイロスズメ状況確認

クロカナブン

10頭全員発見されたが、この時期の(ナミ)カナブンに比べて2周り以上小さい.多分昨年末から大きくなっていない.

やはり2年がかりという事だろうか.糞の除去・マットの追加はせず、水のみ足して元に戻す.

アオカナブン

10頭全員無事.クロカナブンより明らかに大きいが、まだまだ成長の余地ありといった所.

こちらは底の辺りの糞が増えてきていたのでこれの除去・マットの追加を行い、水も足して元に戻した.

トビイロスズメ

前回の確認より約3か月ぶりになってしまったが、状況を確認すると、3頭共状態は悪くなさそう.保湿大事.蛹化・羽化までまだ時間があるのでこちらも元通りにしておく.

2023/12/31 カナブン・アオカナブン状況確認

(ナミ)カナブン

1月振りとなる.様子を見てみよう.

マット深さ半分辺りで第一個体発見.ん?少し小さい?(丸まった径2cm、伸ばした長さ3cm弱)

3個体目以降は丸々太っていた.丸まった径3cm、伸ばした長さ4cm.

小さい個体が2頭いたが、今の所10頭全員生存.

よし、元通り潜ってもらおう.楽できるようこの上から更にマットを敷く.

糞除去で減った嵩を新しいマットで埋め合わせ.

アオカナブン

マット表面はカリカリだが、すぐ下は湿っている.

マットを掘っても掘ってもなかなか現れず、底の方でようやく1個体目発見.腹部の様子から見てあまり食事をしていない模様.

興味深かったのはこの図.幼虫はどうやら自分がぴったり収まる程度の部屋を作ってそこに籠っているようであった.どうやら眠りの邪魔をしてしまった模様.
しかし安心したいので、10頭全員確認するまで掘り起こすasahamaであった.皆体格は同じ位.丸まった径2cm.伸ばした長さ3cm弱.
君達を再び掘り起こすのは2月にしよう.

今回、アオカナブンでは糞の除去は行わなかったが、入れ直したマットの嵩が少し減ってしまったので少し新しいマットを足してやった.

***
これが今年最後の投稿となった.今年は育児・新築引っ越しがあり重なり、今までのように生き物らに手を掛ける事はできなかったけど、それでも新しい発見・収穫が少なからず得られた1年だったと思う.また来年も良い発見が得られますように.

2023/11/19 カナブン・アオカナブン幼虫チェック

カナブン

前回の確認から約1か月.幼虫らはどうしているだろうか.

プラケース内部に沢山のコバエがいたので、室内で確認予定の所急遽屋外に変更.幼虫らは大分白味を増しているが、まだ太る余地はありそう.太り切っていないのは屋外管理だからかな?

アオカナブン

前回確認時よりも太ってはいるがまだまだ余裕がありそう.

このままクロカナブン確認と行きたかったのだが、餌のクズ枯葉が足りなくなっている事に気付き、続きはまた後日とした.

動画

2023/10/15 カナブン類手入れ

(ナミ)カナブン

アオカナブン

クロカナブン

これからの置き場

気候が冷えてきたのでこれからも暖かい室内で・・・ではなく、あえて北側の寒い屋外に移動させる(3段重なった小さなプラケースはトビイロスズメ).翌年、野外個体との累代を狙っているので、成長リズムを野外と合わせる必要がある為だ.「北側の寒い屋外」も新居で手に入れた念願の環境だったりする.