幼虫は増えたかな?









腐葉土は作れるか?



今回入手した腐葉土は割安であったが、もし自分で作れるのであればもっと良いのは言うまでもない.という事で手始めに、残った葛枯葉シュレッダーダストを余った用土袋に入れ、少々の水と、発酵のタネとして少々の購入腐葉土を足して袋の口を閉じて仕込んでみた.出来はともかく多少なりとも腐葉土に近づくには違いない.後でもっと沢山葛枯葉を入手せねば…
今回入手した腐葉土は割安であったが、もし自分で作れるのであればもっと良いのは言うまでもない.という事で手始めに、残った葛枯葉シュレッダーダストを余った用土袋に入れ、少々の水と、発酵のタネとして少々の購入腐葉土を足して袋の口を閉じて仕込んでみた.出来はともかく多少なりとも腐葉土に近づくには違いない.後でもっと沢山葛枯葉を入手せねば…
おお、出るわ出るわ合計19頭.全員1齢.
例によって手元に残すのは10頭のみ.9頭は以前カナブン幼虫を放した場所と同じ所に埋めた.
手元に残した10頭(また増える可能性あり)はよりサイズの大きい容器に引っ越し.加えたマットの内容はカナブンと全く同じ.
成虫さんにはどの道帰ってもらうので別容器にどいてもらう.
掘っても幼虫がなかなか出てこない.諦めかけた時の事、待望の幼虫確認.卵3に、幼虫4が見つかった.
(2023/09/03 追記)クロカナブン幼虫の生育環境について更にネットを巡ってみると、樹洞で育つとの記事が幾つか見つかった.樹洞の環境や栄養条件は、そうでない所(例えば積み肥、埋もれた朽ち木など)と何が異なるのか?新たな興味が湧き出すのを感じた.
よし、ではクロカナブンの方を確認しよう.成虫には少しどいてもらって・・・
う~む、卵らしきものは1つ見つかったが、幼虫は見当たらず.もう1週間様子を見よう.
マットをちょっとどけるとすぐに幼虫が現れた.3齢と思われる個体も見つかった
以前よりも大きいケースにした事で、環境の変化は穏やかになる筈.
こちらは昨日発見したカナブン達の成る樹.頭上を見ると黒光りするのと、緑光りするのが…君たちは高い所ばかりに陣取るなぁ・・・もし、ウチのアオとクロが産まずともナミの子がいるからいいもーん(負け惜しみ).
この樹の下には活動を終えたカブトムシ、シタバガ系の蛾の姿が、特にカブトムシが食われず骸を晒すのはココでは珍しい.夏は終わりに近づいている事を感じる光景.
それにしても、カナブンやハナムグリらは皆1箇所に集まることなくバラバラに、一心に樹皮に顔を突っ込んで食事を摂っている.一体どういう餌なのか?
恐らく顔を突っ込んでいるのは↑の右画像のようなフラスが噴き出ている所.そして樹の根元にはフラスの山が.樹液っぽさは無いが、カナブンらには十分なのかな?そしてフラスを作っているのはやはりキクイムシの仲間かな?
10:47に見た時は、餌に口を付けている状態でほぼ動きが無く、てっきりこのまま果ててしまったのか?と焦ったが、その後(13:42)見たら位置が変わっていたので一安心.その後ケース内をうろうろ.潜って欲しいなぁ~
この日もいつもの樹液酒場を見に行ったら何とまたアオカナブン発見.ウチの個体のお相手として、雄だとよかったのだが、あいにくこの個体は雌.そして肢が少々くたびれている様子.この場でリリース.
樹液酒場には先のアオカナブンと共に、再びクロカナブンを発見.裏側を確認すると雌.今回は持ち帰る事にした.
一番下には黒土を薄く敷いて、その上にはこの所の常套手段である腐葉土2:葛シュレッダーダスト1のマットを敷く.
準備完了
いやぁ~元気元気.あちこち壁をカリカリ!ブンブン!観察者としては少々不安になるがここはぐっとこらえる.
夕方にはマットに潜っていった模様.2週間を目途に様子を見てみる.
8月11日は少し動きが鈍くなったかな?という程度だったが、翌日には歩けないほど衰弱していた.存命期間は1週間であった.産卵は未確認.採集場所の地面にそっと置いてやった.
採集から1週間経ったので、当初の予定通り元の場所に帰してやった.樹液酒場に直接だと敵に襲われるかも知れないので、何の特徴もない地面に置いてやった.カブトムシは飛ぶことなく即座に潜っていった.カナブンなどと違って昼間飛ぶと却って危ないからねぇ.分かってらっしゃる.
来たついでにいつもの樹液酒場を見に行った所、カナブンらに混じり再び緑に光るカナブンの姿が.この時期にもなってアオカナブンを見つけるとは夢にも思わなかったぞ.
この個体も少しくたびれている?動きが少々鈍く感じるが、とりあえず捕獲.1週間を目途にキープしてみる.
新たに4頭の幼虫を発見.これで合計36頭に.
前回発見時は何を迷ったのか(^^;)その場でリリースしてしまったアオカナブンだったが、その後しつこく通った結果再びアオカナブンとまみえ、今度は確保した.
ケースの底に、いつもなら黒土オンリーで敷くが、今回は赤玉土等量ブレンドでいってみる(資源節約と、適応性確認の意味で).
次に、この飼育の肝である葛シュレッダーダストと腐葉土のブレンドを敷く.で、餌皿を置いて完成(この後いささか極端かな?と思い、下半分をカブト+カナブン中古マットに置き換えた).
さて、この個体は腹部腹側の形状からして雌と見ているが・・・果たして産卵するか?入れてみないと分からないので入れてみる.しかしちょっと心細いのでもう1頭アオカナブンを頂きたい気分である.