2023/07/02~07 トビイロスズメ羽化~交尾~産卵

(恐らく)7月4日夜~5日未明に羽化

翅が色付いてきたが、即羽化を意味するものではないようで、数日経過.

5日の朝、確認すると既に羽化を終えていた成虫の姿が(蛹の期間:約19日).これは、雌!もちろん、お見合いに挑戦である.

7月6日未明

かみね公園駐車場にて、5日20時前半から雄の飛来を待った.コーリングは22時過ぎに始まった模様.

なかなか来ないから2時半には撤収しようと、思っていた矢先の事・・・2時10分過ぎに大きな蛾がふわふわホバリングしながらゆっくりカゴに近づくのを確認(円内).↑の2枚はどうにか雄が撮れたもの.どうにか撮影しつつカゴの蓋を開けて、自分から入っていくのを確認したら蓋を閉じた.

雌にとりついた雄は素早く腹先で雌と繋がると、即座にこのぶら下がりポーズとなった.asahama飼育史初のトビイロスズメ交尾成功である(厳密には過去にも飼育雌の交尾はあったが、その雌は羽化不全の上有精卵を産まなかったのでノーカウント)

車で連れ帰った時も、そして朝に至っても繋がったままである.その隙に産卵促進用としてクズの葉を天井に縫い付けた.

再びかみね公園へ連れていく.19時台まで繋がっていたが、まず雄がウォームアップをしてから飛び立ち、その後雌も20時頃ウォームアップ、数個の卵をクズの葉に産んだのを確かめてから夜空に出してやった.

7月7日

卵は4つ見つかった.長径は3mm弱.今回は3個体を飼育予定.

クズの葉を長持ちさせる為、今回から、若齢の期間はツールボックスにラップをして用意した飼育容器で管理する事に.