2022/05/22 セントポーリア授粉

コンコルドを種子親として再挑戦

花粉取り出し

「ワイン色」が数年ぶりに咲いた(なぜか寸詰まりだが)ので、まずはこの花から花粉を取り出す.
葯の1つをピンセットで引きちぎり、ピンセットの先で少し潰すようにして花粉を出して、ピンセットの先に花粉をこびり付かせる.

コンコルドの花を選ぶ

コンコルドは咲き始めてから大分経つ.先に咲いた方は花弁がくたびれたようになり、雌蕊の先(柱頭)が潰れて曲がったようになる.このような花では授粉しても上手くいかないだろう.柱頭が丸く膨らんでいればきっとOK、時間が経つと柱頭は2本に分かれるようだが、この状態の方がもっといいかも.

授粉中
授粉した花には、目印として緑の糸を結わえておく.
全部で8個の花で授粉した.

実は、この組み合わせで種取りに挑戦するのは2回目.1回目は子房が途中でしぼんでしまい失敗に終わっている.株の状態が成否を左右していると見ているが、今回はどうだろうか?