2020/10/12~18 アゲハ・ホシホウジャク蛹化 2020/10/18昆虫ナミアゲハ、ホシホウジャクasahama 10月12日 (19時少し前)ネットケージの天井にアゲハが張り付いていた.体は縮んでおり、じっと動かない.どうやら蛹になる場所を決めた感じだが、腹端を固定した様子や、帯糸をかけた様子は無い.なるべく、ネットケージ以外の場所で蛹になってもらいたかったので、今ならまだ移動できるかも知れない. ネットケージを上下ひっくり返して1時間弱.思惑通りのそのそと移動を始めた.定位し直す前にすぐに、蛹化用の枠に移した(腹脚辺りからさするように持ち上げると、更に息を吹きかけながらだと割とすんなり手に乗り移る.これを利用して移す). 20時~21時台 腹端を糸玉に固定し、その後帯糸を作る様子を観察した. ホシホウジャク (21:29)既に蛹化.おや、脱皮したてのようだ.うむむ、見逃した^^; 10月13日 朝にはすっかり前蛹となった.移動が間に合ってよかった. 夜半過ぎ直前 (23:56)体の様子が変わってきた.蛹化は間近 10月14日 (0:57~1:04)皮がずれ始めてから7分程度で脱皮完了.まさに図鑑で見たような過程であった. 脱皮直後には初々しい緑だった体色が、すっかり黒褐色に変貌を遂げていた. 10月18日 14日朝の時点でかすかに残っていた緑味はすっかり無くなり、The 褐色 といういで立ちに.また、休眠蛹だからだろう.体の線もぴしっと締まった印象だ.あわよくば緑色型になってほしいなぁと思っていたが、ここまで徹底的な褐色型になると、これはこれで・・・いや、むしろこっちの方が格好いい!とさえ思う. ホシホウジャク 蛹化から6日目だが、全くと言っていい程変化が無い.ひょっとしてこのまま越冬?所で、ホシホウジャクの蛹って何かの楽器みたいね.