2020/08/11~16 オナガミズアオ 羽化、産卵

8月11日 山側道路でウォッチング

ヤシャブシの木立
せっかくの長い休みなので、山側道路のヤシャブシの木立の様子を見て回った.

卵・幼虫を続々発見

ヤシャブシで見つかったその他・アブない輩(ヒト・ミズアオに対し)

8月14日

ウチのミズアオらが羽化を開始した.

1頭目羽化
1頭目(雌).この個体は何故か早朝の羽化であった.
カゴに入ってもらう
早速、今年新作のお見合い・産卵用カゴに入ってもらう.
カゴの横の扉を開いて撮影
カゴの横の扉を開いて撮影.当然だけど、網越しの撮影よりもクリア.新しいカゴは観察・作業性に
優れているのがメリット.

8月15日

未明-「お見合い」の様子

1時間半程で交尾は解消.カゴを収納しようと動かした時の衝撃で雄は(自ら)
落下し、カゴから出してやるとすぐさまヒラヒラ飛び去って行った.よって雄の
画像はここまで.

夕方5時過ぎ、3~5頭目羽化

「若齢時小さめの個体は雌」という仮説を確信に持っていくには、もっと回数を
経なければ.でも雌を律儀に5頭育て続けるのはコストパフォーマンスが悪い
かな・・・(餌の消費が雄に比べて多い)でも数を減らして育てるのも心細い
かな・・・(突発的な事故(捕食や潰れ等)で全滅のリスクが高まる)ちょっと雄も
いた方がトータルコストも低くなり、事故のリスク分散にもつながるので、これから
は「若齢時に小さめの個体3頭、大きめの個体2頭」を手元に残すように飼って
みよう.(2021/03/06 追記:「そんなうまい具合に分けられるものだろうか?」と
過去の自分に突っ込んでみる)

なかなか産まない→産みすぎ^^;

夕刻、交尾に成功した母蛾を、お見合いに行った場所へ連れて行き、カゴの中での
産卵を待ったが、雷雨で気が散ったかなかなか産卵せず、仕方なしに連れて帰り、
数時間車内に留めておいた所、カゴの中に沢山の卵をせっせと産んでいた.これは
マズいと、すぐに母蛾を放したが後の祭り.100に達するであろう卵がカゴの中に
残されていた.次の日、カゴから卵を外して、計数し、早いが枝に着ける準備を
する事にした.

8月16日

状況確認

外した卵
手でもぎ取ってばらばらに外す.
カゴは畳んで収納
今年の「お見合い」は恐らく終了なので、カゴは念入りにチェックをした後畳んで収納する.

枝着け

枝に着けた様子
枝に着けた様子.剥離紙を剥がして容易に枝に貼り付けることができる.

手元に残した卵

1セットだけ手元に残す
1セットだけ手元に残し、次世代の孵化を待つ.尚、卵をカーブするように繋げているのは
野外で見つかる産み付けられ方を真似たものであるが、何だか違う生き物にも見えてくる.