9月1日 枝着け準備
産卵から間もなく1週間が経過するので、急いで枝着け準備を行う.
卵は全部で44粒.内1粒は標準より潰れており孵化の見込みは低い.
春の飼育から暫く養生していたオオバヤシャブシの鉢植え、再び
使用できる状態になったので使わせてもらう.枝が盛大に垂れ下がっ
ているので紐で誘引しておく.
鉢植えの枝に着けた卵.卵は7粒.この他の卵はオオバヤシャブシの
生息エリアに放す(日立バイパスのエリアと塙山のエリア、計4つの
ポイント).
9月2日 孵化
あと2日程かかるのかと思ったら、枝着けの翌朝には孵化が始まった.
卵の期間は7日と半日であった.枝着けがあと1日遅れていたらと思うと
…少し焦った.7粒全て孵化.
早速葉をかじる1齢.1頭だけ葉を食べずひたすら彷徨う個体が・・・
見当たらなくなってしまった・・・どこか葉の隙間にいるだけなら良いが.
この調子ならオオバヤシャブシエリアに放った卵も孵化している筈.
早速確認に向かった.まずは日立バイパスの方.
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(2018/09/09追記)
↑このエリアのオオバヤシャブシ群落は昨年6月にも写真に収めている.
オオバヤシャブシらは、その頃に比べて目を見張るような成長を遂げている.
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このエリアの2本の樹に卵を着けていたが、元から潰れていた1粒を
除いて全て孵化していた.
次に塙山のエリアに向かった.こちらにも2本の樹に卵を着けておいた.
ふむ、こちらも全て孵化した模様.ここまで揃って孵化されると何だか
嬉しいぞ.
当方がタッチしていない個体発見
山側道路を更に南下して森山のエリア(枝採りによく行く所)まで
足を延ばすと1つの樹に終齢2頭、亜終齢2頭を発見.
このエリアのオオバヤシャブシの葉で時々見つかるフキバッタの類.
何フキバッタだろうね…^^;
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(2018/09/03追記)残り2頭の蛹は未だ羽化せず.休眠の可能性が濃厚になってきた.