掘ってみると・・・
アリのご飯に
大事なタマネギの苗を齧ったからには許せぬ.
かくして、アリ達は僅かに抵抗するコガネ幼虫を文字通り力を合わせて巣の中へ引きずり込んでいった.
齧られた苗
今回コガネ幼虫に齧られていた3本の内、2本は復活の見込みがあったので再度植え付けた.
今日はムソナオニオンを蒔いた2つのプランターで実施
やはり、大小さまざまなコガネ幼虫がごろごろ出てきた.きっと、先に芽を出そうとした苗は皆食べられてしまったのだろう.
1掘り目で早速コガネ出土.こちらもおびただしい数が.
土を戻すのも慎重に.時々小さな幼虫がいる事がある.白っぽく透明感のある肥料の粒が紛らわしい(これはプラスチック製か?ずっと残ってる気がする).
やはり沢山のコガネが見つかった.これでは苗は生き残れまい.
苗オンリーの赤玉プランターも.ヒマワリの根は結構残っている割に玉ねぎ苗の被害が著しい.玉ねぎの苗の根はコガネムシ幼虫にとってごちそうらしい.
苗オンリーの黄玉プランター.大きなコガネがいると、さすがにヒマワリも根(細い根)が食べられてしまうようだ.
コガネらを極力除いた用土を戻し、親玉ねぎと生き残りの苗を植え直す.泉州黄玉ねぎは苗が足りなくなってしまったので一部種を蒔き直した.作業の最後はヒマワリの残渣を適当に配置して猫対策.コガネ幼虫の脅威はasahamaの想定を軽く超えていた.効果的な対策は、ダイアジノンを沢山使ったり、用土を全堀りする以外に無い物だろうか...
明日はムソナオニオンを蒔いたプランターを調べてみよう.
黄・赤それぞれの球をヒマワリの間に植え付け.
冷蔵庫チルド室で保管していた黄・赤の種を開封.
植穴を浅く空けて種をピンセットで置く.発芽率が気になる所だがそれぞれ今まで通り3粒ずつ置いた.
植穴を掘っていたら早速天敵が...多分アオドウガネ.2齢位だろうか.見つけたものは勿論ポイだが、こ奴らは植物残渣を処理するという一面がある.無論、玉ねぎの苗からは薬剤で退けるつもりだが、できれば共存させたいとも思う.
株元を掘り返すとやっぱりいた.
8~9cmといった所.
いつものごとくアリ(クロヤマアリ)の通り道に置く.コガネムシに接触したアリはすぐ噛みついたが、ダイアジノンの毒気に当たったか一時近くをのたうち回る.
動きを止めているコガネ(2齢)もアリロードに置く.こちらも接触したアリに引っ張られていった.
ここしばらくは気が抜けない.
根鉢を取り出す.おや、意外と根が残っている.というかコガネ幼虫が見当たらない.
コガネ若齢幼虫の被害の評価はできなかったが、とりあえず種まき
指先で植穴を開け、そこにピンセットで3粒ずつ置く.親球を植えた場所以外には猫のいたずら防止に猫除けシートを設置.
4つ目に続き、このプランターからも沢山のコガネムシ幼虫が出てきた(全て1齢.22匹).
これら幼虫をクロヤマアリが行き交うブロックに置いてみた所、「いいものみっけ」と言わんばかりにアリは幼虫を咥えて持ち去っていった.
コガネムシ幼虫の他に、ケアリ女王とゴミムシ類が出てきた.当初、取り切れなかったコガネ幼虫を退治するのにダイアジノンを撒く事を検討していたが、これらの無関係な(あるいはコガネ幼虫の天敵になりうる)虫達も巻き添えにするのははばかられる.よって、ひとまずはテデトールをしっかり行うに留める事にした.