「クロカナブン」タグアーカイブ

2023/09/16 クロカナブン幼虫放野

親採集地付近にて

掘ってみると

以前カナブン・アオカナブンを放野した所を掘ったら1頭だけだがカナブンと思しき幼虫がまたまた出てきた.
とりあえずクロカナブン1頭ともども埋めておいた.

樹液酒場

スジクワガタかな.厄介なライバルのいなくなった酒場で悠々自適に過ごしているように見える.

葛の枯葉採集は難易度上昇

この地点であてにしようと思っていた葛畑(刈払後)では、枯葉が虫たちの侵食によるものか、どんどん形を崩している状態であった.同所的にある桜や笹の葉は原型をまだ留めているのに.葛の枯葉は色々な小動物や菌にとっても御馳走なのかな?

仕方ないので道路脇に落ちている枯葉を少々集めた(こちらの方が効率的?).

2023/09/15 クロカナブン幼虫の確認・ケースサイズアップ

幼虫は増えたかな?

新たな腐葉土(奥多摩産・落葉100%・カブトムシOK)を入手したので、クロカナブンの手入れを改めて実施.
幼虫は前回の確認から1頭増えて11頭に.孵化したての個体は見当たらなかったので、これがmaxだろう.
他2種のカナブンと公平を期すため1頭は分けて、親採集地付近に逃がす手筈をとる.
大きさ手指との比較.画像左の薄赤ピンクはasahamaの小指.全員こんな大きさ.1齢.
現在の他のカナブンの容器と同じ種類・サイズのケースに古いマットを入れた時点で10頭の幼虫を戻す.あっという間に潜っていく.
新しいマットはいつものように腐葉土2:葛枯葉シュレッダーダスト1の割合でブレンド.
途中で既存の腐葉土が底を突いたので、新しい銘柄の腐葉土で作業続行.右下のマットが新しい腐葉土使用.色の黒味が強い.
マット継ぎ足し完了のケースにて、マットに使った用土の内訳.
飼育ケースが統一されると、こうしてきれいに重ねる事ができるので気持ち良い.下から(ナミ)カナブン、アオカナブン、クロカナブン.

腐葉土は作れるか?

今回入手した腐葉土は割安であったが、もし自分で作れるのであればもっと良いのは言うまでもない.という事で手始めに、残った葛枯葉シュレッダーダストを余った用土袋に入れ、少々の水と、発酵のタネとして少々の購入腐葉土を足して袋の口を閉じて仕込んでみた.出来はともかく多少なりとも腐葉土に近づくには違いない.後でもっと沢山葛枯葉を入手せねば…

2023/09/09 クロカナブン幼虫チェック

幼虫増えたかな?

前回の確認から1週間.再びマット内を確認する.
少し掘ると早速幼虫発見.この調子なら10頭を軽く超えるかに思えたが、そうでもなかった.
よく調べてようやく10頭という状態.さほど産卵しなかったらしい.しかし、カナブン・アオカナブンと同じく10頭確保できたには違いないので、近日、ケースのサイズアップを行う.この日行わなかったのは腐葉土が尽きそうで、かつ手頃で信用に足る銘柄が近所になかった為.この先予定している外出のついでに購入計画を組むとする.
それまでの間はマットに水を加える措置だけして元に戻す.皆元気に潜っていく.君達毛深いね.

2023/09/02 アオカナブン・クロカナブン近況

アオカナブンの確認

幼虫確認から1週間経った.幼虫は増えているだろうか?

おお、出るわ出るわ合計19頭.全員1齢.

例によって手元に残すのは10頭のみ.9頭は以前カナブン幼虫を放した場所と同じ所に埋めた.

穴を掘る際、何と複数のカナブン幼虫と思しき地虫が出てきた.放してから1週間.君たち意外と分散しないんだな.

葛畑の地面について

葛畑(刈り払われている)に来たついでに、地面の様子を確認してみる.地面は乾燥気味だが、所々菌糸らしきものが見つかる.腐植土の層は薄いように思える.そして、数多くの蔓が走っており、掘って調べる事自体が大変である.
近くで「ブ~ン」と大きな羽音がしていたので近づいてみる.カナブンかなと色めき立ったが、見つかったのは大きなツチバチ.コガネムシ幼虫を探していたのかな.
刈り払われた葛畑なら、枯葉100枚は大変余裕.
足元には葛の花が.薄いピンク、濃いピンク、黄色の3色をあしらった割と派手な花である.

アオカナブン容器グレードアップ

手元に残した10頭(また増える可能性あり)はよりサイズの大きい容器に引っ越し.加えたマットの内容はカナブンと全く同じ.

クロカナブンの確認

成虫さんにはどの道帰ってもらうので別容器にどいてもらう.

掘っても幼虫がなかなか出てこない.諦めかけた時の事、待望の幼虫確認.卵3に、幼虫4が見つかった.

マットにまんべんなく加水し、幼虫らは元に戻す.また来週確認しよう.
成虫は採集当時の樹へ.お疲れ様でした.この画像の撮影後すぐに飛んで行った.

(2023/09/03 追記)クロカナブン幼虫の生育環境について更にネットを巡ってみると、樹洞で育つとの記事が幾つか見つかった.樹洞の環境や栄養条件は、そうでない所(例えば積み肥、埋もれた朽ち木など)と何が異なるのか?新たな興味が湧き出すのを感じた.

2023/08/26 フィールド(日立)

雑木林ウォッチングもそろそろ終わり

カブトらが押し寄せていた樹液酒場にはスジクワガタとヨツボシケシキスイが1頭.ようやく落ち着いて樹液にありつけるようになったという所だろう.
先週カブトムシがいた箇所にはカナブン1頭.
先週までカナブン達の成る樹だったこの樹も、ちらほらつく程度に.

クロカナブン雄の入手を目論んでいたが、こうなるとほぼ望めない.樹液酒場通いはそろそろ止め時と見た.雌が産卵するのを期待するのみ.

2023/08/26 カナブン3者近況

アオカナブンの確認

ここ数日姿を見ていないアオカナブン.これは事切れた線が濃厚…確認する.
少し掘った所で骸が出てきた.できれば生きている内に戻してやりたかったが・・・
マットを掘り返していく.乾き気味を通り越してカラカラだな・・・
ちょっと諦めかけたその時、1頭の幼虫が転がり出た!
計5頭の幼虫を発見した.まだ発見できていない卵や幼虫がいると思われ.幼虫のサイズ感からして、前の雌ではなく、今回の雌が産んだと推測.勿論、マットには水を補充した.
成虫は採集ポイントの傍の地面に浅く埋めてやった.どうもありがとう.お疲れ様.

クロカナブンの確認

よし、ではクロカナブンの方を確認しよう.成虫には少しどいてもらって・・・

う~む、卵らしきものは1つ見つかったが、幼虫は見当たらず.もう1週間様子を見よう.

カナブンの確認

よし、次はカナブン幼虫の確認だ.

マットをちょっとどけるとすぐに幼虫が現れた.3齢と思われる個体も見つかった

黒くて硬い糞が沢山.幼虫も次々と見つかる.
確認できただけでも33頭再発掘された.
仮のケース(飼育ランドCY-S)から大きいサイズのプラケース(飼育ランドCY-M)に引っ越し.ただし、導入するのは10頭に絞る.
残りは親採集現場付近の葛畑に埋めておいた.

以前よりも大きいケースにした事で、環境の変化は穏やかになる筈.

2023/08/20 フィールド(日立)

懲りずにウォッチング

昨日オオミズアオが落ちていた辺りにコマユバチの繭の集まりが落ちていた.ひょっとすると、オオミズアオ幼虫はコマユバチの寄生を受けて落下したのかもしれない.

こちらは昨日発見したカナブン達の成る樹.頭上を見ると黒光りするのと、緑光りするのが…君たちは高い所ばかりに陣取るなぁ・・・もし、ウチのアオとクロが産まずともナミの子がいるからいいもーん(負け惜しみ).

この樹の下には活動を終えたカブトムシ、シタバガ系の蛾の姿が、特にカブトムシが食われず骸を晒すのはココでは珍しい.夏は終わりに近づいている事を感じる光景.

それにしても、カナブンやハナムグリらは皆1箇所に集まることなくバラバラに、一心に樹皮に顔を突っ込んで食事を摂っている.一体どういう餌なのか?

恐らく顔を突っ込んでいるのは↑の右画像のようなフラスが噴き出ている所.そして樹の根元にはフラスの山が.樹液っぽさは無いが、カナブンらには十分なのかな?そしてフラスを作っているのはやはりキクイムシの仲間かな?

昨日見つけたカブトムシか?襲われずにラッキーだね.
存在感のあるカワラタケみたいなキノコ
このコナラの樹はつい最近まで「カナブン達の成る樹」だったのだが、今ではチョウやハチも含めお客さんは全く来なくなっている.キクイムシの影響が落ち着いたからかも知れない.

2023/08/19 フィールド(日立)

樹液酒場ウォッチング

ポイントへの道中またオオゴキブリを発見.地面を歩く時はやはり急ぎ足.

今までのポイントでは・・・

カブトの姿はなく、少数のお客いるのみ.夏の虫達はすっかり影を潜めた・・・かに思えたが

諦め悪く今までマークしてなかった木々を見て回ると、思いがけずカブトが来る樹・カナブンらが成る樹を発見!クロカナブンも見つけたので捕獲を試みたが素早く逃げられた.畜生!

仕方なく帰路に入った所、地上で暴れる青虫の姿が.確認するとそれはオオミズアオの幼虫であった.上部にはクリが茂っているのでたぶんそこから落ちたのだろう.既にアリが集っており体は傷だらけ.救出も考えたが取りやめた.