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2025/07/05 カナブンら状況確認

アオカナブン

例によってマットはカラカラ(成虫が出た時の転倒対策でスギナを置いてある).
9つの繭玉、羽化脱出の様子は無い.その内3つが振るとカラカラ軽い音がした(嫌な予感)のでまずはそれらを開けて中を確かめてみた.

何れも中はミイラとなった虫体がいた.

それではと、音のしない繭玉の一つを慎重に開けてみた.すると、中にはまだ動く幼虫の姿が.幼虫としての動きがみられ、まだ前蛹という感じでもない.

もしかすると既に飼育は失敗しているのかもしれない.だが、念のため、マットに水分を加え、ラップによる保湿も再開した.

クロカナブン

10の繭玉には羽化脱出の様子は無い.カラカラ軽い音もしないので、まだ皆生きていると推察.こちらもアオカナブン同様加湿の上、保湿を再開した.

カナブン

採集個体が1頭いるが、繭玉のチェックとしてこちらも状況確認.
全部はあけず、中ほどまで掘って出てきた2つの繭玉をチェック(あと一つは多分底の方にある).1つは羽化脱出の痕跡があった.

もう1つは小さな穴があり、そこから成虫と思しき姿が見えた.つつくと動きがあったが、それ以上の干渉は見送った.
カナブンにおいても、保湿を再開した.

カナブンの仲間は、特にアオカナブンやクロカナブンはまだ判らない事が多い.今後も生態の理解に努めたいが、ソースとなる生息地では、今後も採集が叶うだろうか?不安が多い.

2025/06/28 カナブンGET

思いがけず

市内の医院の玄関スロープの真ん中にて静止していた甲虫を発見.よく見るとそれは何とカナブン.持ち合わせの袋で急遽捕獲(この日は真夏日.スロープが日陰でよかった).出先の用を済ませて無事に持ち帰った.
プロゼリーで水分&栄養補給.ちなみ性別は雌.産卵が期待されるが、これから羽化する個体と結ばれればなおよし.

2025/05/18 カナブン類状況確認

カナブン

屋外物置に入れておいたカナブンの容器.表面は乾いていたが、内部は結構湿っていた.これは全滅かと思われたが

少し小さめの幼虫が3頭見つかった.繭は出てこなかったので、生存者はきっかり3頭.初期の水分管理のまずさが出たか.

クロカナブン

少し掘ってみたら昨年のままの繭が出てきた.まだお籠り中のようなので、全ては掘り出さず元に戻す.

アオカナブン

最後はアオカナブン

繭から出してしまった幼虫は耐えられなかった模様.残り9個の繭は見た目変化なし.ただし、多くの繭では動かすと中からコロコロ音の感触が.少し重さも感じられる.蛹になったのかな?マットはサラサラ気味だったので水分を加えて元に戻した.

2024/11/02 カナブン・スズメガの手入れ

カナブン

少し掘った所で3齢になりたてと見られる個体を発見.まだ湿度はありそうなので、1頭見つけた時点で掘り上げ確認は中止に.雨の侵入阻止を強化(傾斜をつけて水が溜まりにくくする)するため、ラップとプラケースの間にクセのついたトリカルネットを挟んでみた.

クロカナブン

9月16日以来の再確認.全員繭玉になっていた.

アオカナブン

9月25日以来の再確認.マットはカラカラのカサカサ.一部の繭は振るとコロコロした感触あり.ちょっと不安だけど、割らずに水分補給・ラップ保湿強化(隙間を小さくする事)に留めた.

スズメガ類

トビイロスズメ

ピートモスがカラカラに.水分補給・ラップ保湿強化.

セスジスズメ(+エビガラスズメ)

水分はまだ十分そうなので上から眺めるのみに留める.

2024/10/11 カナブンチェック

生きているか?

前回のチェックから約1月.様子を見てみよう.

やってしまったか?

マットを掘っても掘ってもカサカサ・サラサラ.これでは幾ら何でも生き残っていないのでは?強い不安が.

驚き

白く柔らかい幼虫がコロリと出てきた.嬉しくかつびっくり.
この個体は極度に縮んで動かない.流石に乾燥に耐えられなかっただろうか.

全部で7頭見つかった.最も成長が進んでいる個体は2齢になりたての状態.最初は10頭.水分不足はやはり良くなかったか.反省.現在のマットに少々の水を加えて幼虫を戻す.

新しいマットも導入.ただし、ケースはサイズアップ(S→M).乾燥防止には最初からMサイズにした方が良かったかも.

カナブンのケースもデッキへ移動.アオカナブン・クロカナブンのと同様日射対策しておく.