「アリ」タグアーカイブ

2024/10/24 コガネムシ退治

掘ってみると・・・

不審な萎れ方のタマネギ苗があったので、その真下を掘ってみると、やはりコガネ幼虫が.大きい.まだ残っていたか.

アリのご飯に

大事なタマネギの苗を齧ったからには許せぬ.

クロヤマアリの巣の傍に置いてやると早速複数のアリが飛び掛かる.
はじめコガネ幼虫は激しくのたうち回り抵抗していたが、蟻酸の効果か、数分後には動きが鈍くなった.
この後アリ達はコガネ幼虫を巣に引き込むが、その際感心したのは周囲のアリが、動線を妨げうる障害物をどけるようなアクションをしていた事.クロヤマアリは働く事が大好きらしい.所でこの障害物の数々は巣の周囲に特に多く見られたので、もしかするとアリが集めてきたのかもしれない(普段は防御壁の役割か).

かくして、アリ達は僅かに抵抗するコガネ幼虫を文字通り力を合わせて巣の中へ引きずり込んでいった.

齧られた苗

今回コガネ幼虫に齧られていた3本の内、2本は復活の見込みがあったので再度植え付けた.

2024/07/02~03 玉ねぎ花球近況

7月2日

(赤玉の極み)生き残った果実は柄を長く伸ばしている.遠からず中の種も成熟するだろう.

相変わらずネギコガが見つかるので、都度、アリに与える.

7月3日

玉ねぎの花球から摘まみ出したネギコガ幼虫をアリの通り道に置くと、アリ(主にクロヤマリ)が持っていくので、その様子を動画に収めてみる.動きが速いのでハイスピード撮影にしてみた.ピンボケ率が高いが、これが限界.

2024/06/27 玉ねぎエリアのアリ達

ネギコガはご飯

ベニカXファインの効果はすぐに消失したようで、玉ねぎ花球からは散布後も次々と元気なネギコガ幼虫が見つかる(やはり登録農薬でなければならぬか).玉ねぎから摘まみ出した幼虫は傍のブロック塀上面に置いてやる.そこはクロヤマアリとクロオオアリの通り道となっており、幼虫を見つけたアリはすぐさま咥えて運び出す.いつもは敏捷なクロヤマアリが先に見つけ、こうして持ち去っていくのだが…

今回はクロオオアリが咥える場面も見る事が出来た.

2024/06/13 続・続玉ねぎ収穫

親株以外全て抜く

主に泉州中高黄、まだ倒伏していない株もあったが、来週にはヒマワリを蒔きたいので、種採り用の株以外は全て抜いた.

カゴの内容はそこそこボリュームが増した.

玉ねぎの花にアリ

2画像のアリは同一個体.種類はクロオオアリと思われ.花を渡り歩き蜜を舐めているようだった.体には沢山の花粉が付着している.自家受粉しちゃうかな?

2023/10/25 働き者なクロヤマアリ

会社敷地にて

植え込みエリアを区切る縁石上ではひっきりなしにクロヤマアリが行き交っている.この日の昼時、コガネムシ幼虫の死骸をクロヤマアリが力を合わせて運んでいた.
そんな場所に玉ねぎプランターからハントしたネギコガを落としてやればたちまち食いつくし、
シマトネリコに巣くっていた芋虫も落とせばこの通り.

クロヤマアリはアブラムシを保護する一面もあるが、基本的には虫を貪欲に狩るハンター.生態系の維持に大きく貢献している.

2023/10/11 玉ねぎコガネムシ退治#2

まだ気が抜けない

また新たなプランターにて苗が萎れる事案が発生.今度は黄玉ねぎ(泉州中高黄).

株元を掘り返すとやっぱりいた.

ダイアジノンを撒いたプランターにて

撒いてから新たに萎れた株(恐らく既に根を食われてた)を掘り起こすとやはりコガネ幼虫がいたが、動きが鈍い.多少なりとも効き目がある模様.

現在の玉ねぎの大きさ

8~9cmといった所.

捕ったコガネムシは

いつものごとくアリ(クロヤマアリ)の通り道に置く.コガネムシに接触したアリはすぐ噛みついたが、ダイアジノンの毒気に当たったか一時近くをのたうち回る.

しかし、正気を取り戻したアリは再びコガネを捕え連れ去っていった.

動きを止めているコガネ(2齢)もアリロードに置く.こちらも接触したアリに引っ張られていった.

新手の害虫

撮影時点で既に除去してしまったが、苗先端(円内)をヨトウムシの若齢幼虫が齧っていた.

ここしばらくは気が抜けない.

2023/05/13 アミメアリ 狩り一部始終

15:57

妻実家の庭に植わっているミカンのアゲハの様子を見に行った所、ナミアゲハと思われる1齢幼虫がアミメアリと思しき1匹のアリに、頭部付近を噛みつかれていた.

15:59

噛みつかれた辺りからは体液が漏れ出ており、これを感知したか、もう1匹のアリがとりついてきた.

16:01

更に別のアリも寄ってきた.

16:02

周囲の葉にはアゲハ若齢幼虫の食痕と思われるものが多数あり、アミメアリはどういう訳か食痕にとりつき噛みついているように見える.これには一体どんな意味が?

16:12

アリ達をよく見ると、動き・形がアミメアリと異なるアリが混じっている事に気付いた.アミメアリ達からはどうも邪見にされている雰囲気のこのアリ.種類は?

16:14

幼虫に集るアリに目を戻す.アリの数は更に増える.皆、最初のアリが噛みついていた辺りに集中している.

16:18

アリ達はすぐに幼虫を引っぺがすのかと思ったが、そうでもない模様.想像をたくましくすると、アリ達はまずは幼虫の体液を吸い取っているのかも知れない.

16:22~:27

他所の葉ではナミアゲハ4齢になりたてが脱いだ皮を食べ始めていた.こちらにもアリがちょっかいを出していたようだが、こちらではアリが数を増す事は無かった.

17:10

幼虫の頭部付近、形が崩れている.そして遂に葉から外れた.

17:18

複数のアリが幼虫を引っ張り合っている.

17:25

どうやらこの場で幼虫を解体するらしい.

17:26

1匹のアリが小さな断片をちぎり取り、葉を後にした.

17:34

残った大きな断片には依然多数のアリが集っている.更に解体するのか?

17:36

・・・と思ったら1匹のアリが残りの断片を持ち出した.

17:37

少しの間断片をぶら下げてじっとしていたが、間もなく幹の方へ、他のアリをかき分けるように歩いて行った.

17:37~:39

幼虫がいた辺りにたむろしていたアリ達は解散していった.

アリ達が強力な捕食者であることは知っていたが、その一部始終を今まで見た事は無かった.少々ショッキングであったが、貴重な瞬間を目にしたのであった.

2022/07/15 アミメアリ押し寄せる

ココ、キニイッタ?

室内にちらほらアミメアリの姿があったと思ったら、行列をなしてベランダに押し寄せてきた.これはそのとばっちりを受けているハエトリソウの図.

コスズメ蛹を入れていた鉢の底にアミメアリが拠点を構えてしまったようなので、蛹は室内に避難させた→7/17羽化確認

カラスザンショウの鉢植えにも盛んに上っている.このカラスザンショウはハダニに派手にやられている.アミメアリはハダニに頻繁に接触しているが、襲い掛かる様子は見られない.しかし、何かを咥えようとする仕草はよく見る.一体何を目的にカラスザンショウを訪れているのか?