脱出見届け成功
朝見ると羽化が間近に迫っている様子であったので、ダメ元(結構失敗している)で職場に連れて行ったら、昼前「パリッ」と音が聞こえたので見ると、正に羽化脱出しようとしている姿があった.蛹が割れてから翅が伸び切るまで30分足らず.キアゲハの羽化までの飼育は何度も経験があるが、羽化の瞬間を目にするのは多分これが初.嬉し.
10頭全員発見されたが、この時期の(ナミ)カナブンに比べて2周り以上小さい.多分昨年末から大きくなっていない.
やはり2年がかりという事だろうか.糞の除去・マットの追加はせず、水のみ足して元に戻す.
10頭全員無事.クロカナブンより明らかに大きいが、まだまだ成長の余地ありといった所.
こちらは底の辺りの糞が増えてきていたのでこれの除去・マットの追加を行い、水も足して元に戻した.
前回の確認より約3か月ぶりになってしまったが、状況を確認すると、3頭共状態は悪くなさそう.保湿大事.蛹化・羽化までまだ時間があるのでこちらも元通りにしておく.
見つかった幼虫は1頭減り9頭.8頭はよく太っており、生き残った全員にて不自然な黒点も見当たらない.黒点はひょっとすると過度の高温で出るのかも.1頭欠けたのは悔しい.キノコバエが少々飛び出したがあまり気にしないことにする.
糞を除いた分新たなマットを足し、ラップの中蓋は気持ち大きめに隙間を取って蓋.次に確認する頃には繭になっているかな?
(分かりにくいが)昨年作ったバージョン(右画像)に比べ、高さが低いメッシュバスケットを材料に利用した.これにより倒れにくくなった.
底の面も網を張り、チャック開閉式にした点、天井に針金を張って補強(量は減らした)&網を張って中の虫が止まりやすくした点、窓ガラス固定の為の吸盤を取り付けた点は以前と同じ.
ウインドウバイザーにアタッチメントを取り付けてカゴをぶら下げる点も以前と同じ.