「昆虫」カテゴリーアーカイブ

2023/09/26~27 メンガタスズメ(仮)その後

9月26日

こちらは尾角のくるりんが強い個体.結局ナスに代わる餌は見つからずで、蛹化スイッチが入ってしまったようだ.
尾角のくるりんが弱い個体.ケース底にて周囲を押し固めて部屋を作っているようだった.

9月27日

尾角のくるりんが強い個体もケース底にて、周囲を押し固めて部屋を作っていた.

2023/09/23~24 (クロ?)メンガタスズメ

9月23日 クロメンガタスズメGET

妻実家ではナスも育てている.メンガタスズメの類はもっといないものかと探ってみたら…お、いたいた.
尾角の方はというと、こちらはくるりんと丸まっている.クロメンガタスズメに違いない.

メンガタスズメと目していた個体が失踪したので代わりにこちらを…という事で実家方に了解を得てナスの枝ごと採取.体長は11.5cmに達するとても大型なスズメガである.

ナスには更にもう1頭いた(まず飼いきれないのでこちらは放っておく).

夜、失踪個体見つかる

もう潜ってしまったものと思い諦めていたのだが、やはり諦めきれず夜にライトで照らして見回してみたら、幼虫のいたムラサキシキブに隣接するイヌツゲの枝についているのを発見.

9月24日未明

体をくまなく身づくろいしたり胸部を思い切り反らせたりで結構忙しい.

5時前半.遂に幼虫が樹を降り始めた.

背中はうっすらオレンジがかる.

尾角の再確認

接頭語のつかないわゆる「メンガタスズメ」とされる画像を検索してみて回った(画像はあまり見つからなかったが).クロメンガタ幼虫との相違点は尾角のクルリンの具合とされているようだが、どうもそれ以外にも顆粒のトゲトゲ具合(いかつさ)も違うのでは?と思うようになった.むしろ、クルリンの度合いは同じクロメンガタでも個体によって違う場合もあるのでは?と思うようになった.顆粒の違いだとすると、上に挙げた2つの画像では、クルリンの程度は異なるが、顆粒のいかつさは同程度である.大体、同所的に見つかった3個体の内1個体だけがメンガタというのもちょっとできすぎた話に思えなくもない.ムラサキシキブの個体も実はクロメンガタかも知れない.

それを確かめる為、それぞれを羽化まで飼育する.ムラサキシキブの個体をピートモスを敷いたケースへ.寄生されてたらそれまで.

食草の嗜好性は意外と頑固

ナスにいた個体もムラサキシキブを食べるのか?と思ったので試しにムラサキシキブの枝を与えてみたが食べずにケース底を徘徊する事態に.仕方ないので再びナスの枝を採って与える.ナスも食用として育てられているのであまり枝を採る訳にはいかない.代替の餌を見つけねば.

2023/09/23 オナガミズアオ全員あがり

新しい枝に移すときに撮ったもの.この時はまだ食べるものと思ったが・・・
日中はずっとこうして枝先で佇んでいた.しかし色は夜になるまで変わらなかった.

営繭ケースに移動

夜半近くには5頭目もあがりを迎えたのでこちらも営繭ケースに移動させた.今年の幼虫飼育はこれで終了となった.

2023/09/22 コガネムシ幼虫失踪・玉ねぎ種まき

どこへ行った?

そろそろ玉ねぎの種を蒔くにあたって、試験的にコガネ(1齢らしき)幼虫を5頭入れておいた小葱の鉢を調べる事にした.

根鉢を取り出す.おや、意外と根が残っている.というかコガネ幼虫が見当たらない.

環境が気に入らず出て行ってしまったか?それとも食われたか?幼虫の確認はほぼ絶望的だが、ひょっとすると根鉢の奥にいるかも知れないので、また植え直した.またコガネ幼虫を仕入れるのは骨が折れるのでとりあえず玉ねぎの播種はこの日実施する事にした.

玉ねぎ種まき

コガネ若齢幼虫の被害の評価はできなかったが、とりあえず種まき

種子は冷蔵庫の真空チルドで保管していた.一粒をカッターで割ってみると、白く、少しみずみずしさが残る中身が見えた.これは期待.
親球も植える都合上、黄玉ねぎ(泉州中高黄)は94粒、赤玉ねぎ(赤玉の極み)は97粒蒔く.

指先で植穴を開け、そこにピンセットで3粒ずつ置く.親球を植えた場所以外には猫のいたずら防止に猫除けシートを設置.

種まき完了

2023/09/22 メンガタスズメ(仮)近況

かなり大きく

測りが手元になかったので測れなかったが、トビイロの最大体長をも上回るのでは?という位大きい感じ.昼間は小枝の付け根付近にいて動かないようだ.撮影の際、オートフォーカスが葉脈のほうにばかり行き、虫体になかなか向かないのが困った所だ^^;

(2023/09/23 追記:未明に出て行ってしまったようで見つからず.残念.蛹化・羽化を見届けるには余裕をもって取り込む必要がありそうだ)