クロアゲハ


朝、確認すると、そこには右半分のみ翅が伸びた成虫の姿があった.先天的な原因と思われる.

オナガミズアオ





こうなった原因の考察
この世代は昨年8月頭に蛹になり、8月中旬羽化と思われたが羽化に至らず現在に至った.すなわち1世代程度早く休眠が誘起されたと思われる.長すぎる蛹の期間で水分不足に陥ったのではないかと推測される.
では、休眠がなぜ早く誘起されたか?は、恐らく室内の照明の設定にあったと推測している.飼育室は小さな窓が1つあるだけで、自然の採光がおぼつかないのでタイマーを設けた照明を利用しているが、ON/OFFのタイミングを日の出と日の入り時刻に設定していた.
これには落とし穴があり、自然界は日の出前、日の入り後でも少々の明るさ(市民薄明)があるのに、部屋はタイマーの前後でバツッと暗闇である.この差が影響してミズアオは早く休眠が誘起されたのではないかと推測.
次の機会に向けての対策
以来、タイマーの設定は日の出10分前にON、日の入り10分後OFFとしているが、調整はまだ必要かも知れない.
他方、保湿のケアも不十分だったかも.繭から取り出さず、雨ざらしの管理なら大丈夫との過信があったのは否めない(雨が長い間降らない事だってある)ので、今後はトビイロスズメのような踏み込んだ越冬管理を行おうと思っている.