2022/09/21~24 クスサン雌羽化したが・・・

ミズアオよりもBIG

18時過ぎに帰宅後、クスサンの雌が羽化を果たしていた.

手製のフックで、いつもミズアオを入れているカゴの天井に繭ごとぶら下げた.しかし、風等でプラプラ上下軸回りに往復回転するのが嫌だったか、この後カゴ天井に飛び移った.

9月22日

どうやらこの日の夜に2頭目が羽化していたようで、いつの間にか抜け殻のみになっていた.恐らく雄(ベランダに置いたままにしていたので自由に飛んでいける)

9月24日

親虫を取った日立駅にほど近い自宅駐車場や、かみね公園周辺で夜な夜な雄を待ち受けているが、中々雄は現れない.雌の気が続く限り、待ち受けを継続するつもり(そもそも日立市にクスサンは生息している?今回は偶発的?).

9月25日

雌(およびasahama)のコンディション的に最後のチャンスと見て、未明3時頃まで鞍掛山付近で雄を待った.すると、雄と思しき蛾がカゴに接近する様子を観察できたが、間もなく飛び去り、その後雄は現れなかった.諦めて雌を付近の茂みに移してその場を後にした.後にする間際、最後の姿を撮っておいた.

asahamaの体力・時間的都合もあり、これ以上は付き合う事ができないが、カゴから解き放たれ、今後交尾できる可能性はきっとゼロではない.うまくいっている事を願う.

【反省】

駅前で親虫が採れた事もあり、きっとクスサンの繁殖はミズアオ以上容易なのだろうと思っている所はあった.しかし、少なくともこの辺りではクスサンの生息密度は高いとは言えないようで、PAや商業施設で見回った所、痕跡(翅等)すら見つける事が出来なかった.駅前で採れたのは偶然の中の偶然だったのかも.そんな中で自宅や駅前等で雄を待ったのは無謀だったのだろう.そう言えば、この辺りで野生個体幼虫を見た事が無い.むしろヤママユの方がメジャーかも.