7月28日
夕刻、第2号の羽化を確認.雌.
落ち着いた所を腹側から撮影.豊かな腹に、つぶらな眼は世代を重ねても変わらない.
7月29日
朝、雄を別のカゴに移す.雄は精悍.
採卵準備
今回も、産卵促進用にヤシャブシの小枝をセットしておいたのだが・・・
夕刻、3号・4号も羽化
採卵は難航
宮田町エリアにて産卵を待つ.20時台まで待ってみたが、雌は動き回るばかりで、この時採れたのは3粒のみ.小枝を入れた効果はなかった模様.
7月30日
成功だが、失敗
なかなか3粒以降産卵してくれないので、自宅に連れ帰り、そのまま朝まで眠ってしまったのが失敗.卵は得られたが、想定を大きく超える数になってしまった.夜中も起きて確認すべきであった.
雌は夜、宮田町のエリアにて放野.
7月31日
卵を1粒取り出し、黒紙の上で撮影してみる.細かな造形が見て取れる.小さくても手抜きはないという所か.
枝着け準備
基本は 15粒/紐 という方針で卵を枝着け準備する.すると、15粒仕様が8本、11粒仕様が1本、10粒仕様(手元用)が1本できたので、合計141粒であった.100を超えてしまった-_-
10か所に枝着け
東町とその付近のヤシャブシの茂みにて.本来9か所で済む所が10か所になったのは、途中で3粒が紐から脱落し、新しい紐に付け直した為.
枝着けは孵化率向上の為に孵化直前の日程(産下から5~6日程度)で行うのが望ましいが、こちらの都合もあり、産卵から僅か1日経過の時点でのタイミングとなった.卵寄生蜂の餌食になるリスクは上がるがやむを得ない.