2021/08/11~13 オナガミズアオ2~4頭目羽化・産卵

8月11日

2頭目は雌.妻の報告によると、16時後半~17時台に羽化したものと推測.

お見合いへ

22時頃家を出発し、滑川のポイントで待ったのだが、雌がコーリングを始めたのは翌日2時ちょっと前の事.それから雄はすぐに飛んできて交尾は程なく成立.出発時刻をもっと遅めにしても良かったかな・・・asahamaの体力が余計に消耗してしまった.
(仮説)雌は羽化してから9時間位経過しないとコーリングを始めないのでは?それなら春型のコーリングが早い(羽化は午前10時台が多いので)のも、夏型でもお見合い2夜目(1夜目失敗しての)のコーリングが早いのも説明が付く.もっと早く思いつけよ~と自分に毒づくのであった…

8月12日

一夜明け、持ち帰った雄を観察.尾状突起は2本とも切れており、右前翅にも欠けが見られる.敵の攻撃に遭ったようだが逃げのびた模様.母となる蛾と一緒に生息地へ連れて行ってお別れした.

雌はカゴの上方へ移動していた.雌は交尾後次の夕方まではじっとしているものと思っていたが、そうでない場合もあるようだ.
最近恒例のおまじない、産卵促進の為のヤシャブシ小枝をカゴの中に固定.

3,4頭目羽化

(16:29)どちらも雌.母蛾と一緒に生息地へ連れていき、そこでお別れ.

採卵

(19:32)日が落ちてから少しして動き出し、ヤシャブシ小枝に触れたとたん産卵を開始した.ヤシャブシ小枝はおまじないなどではなく確かに産卵促進ツールとして働く模様.

飛び立つ様子も撮ろうとしたが今回は失敗.ズームして欲張ったのがいけなかったらしい^^;

8月13日

カゴに産み付けられた卵.これは孵化が近づくまでまだ手を付けないでおく.
ヤシャブシ小枝に産み付けられた卵.カゴの方よりずっと多い.きれいに並べて産むパターンと、塊状に産むパターンがある模様.

小枝の卵はすぐに枝付けへ

卵は4つの塊に分ける事ができた.それぞれに紙紐を固定し、枝付けの準備を行う.
多分、孵化のチェックは行わないが数位は数えておこう.左から約25、6、7、15粒あった.

我がホーム(?)エリアにあるヤシャブシの樹に着けて回った.達者にね.

羽化器の足場はセパレート式に落ち着きそう.羽化器の下部の足場はもっと細くしてみた.