昨年同シーズンと比較
日立市の気象データベースを参考に、昨年春シーズンの卵期間について
有効積算温度を算出してみた.
![](https://diary-hamaguri.com/wp-content/uploads/2caea1fd882f720014aa48ef6a548990.png)
*参考:ヤママユガ科オオミズアオ属の休眠に関する研究II
すると、産卵翌日(4月26日)~孵化前日(5月7日)の間での有効積算温度は
68.0℃日であった.では、今年の春シーズンではこの有効積算温度にいつ頃達するだろうか?以下に予想を示す.
![](https://diary-hamaguri.com/wp-content/uploads/26a54db613ad41f0b819fde1c7ce0c76.png)
どうやら5月9日に達する模様.但し、今年分の日平均気温はまだとても
大雑把な数字しか判らない.それでも、今までの「1週間」という固定的
な予想よりも正確さが上がったかな.
※2021/05/08 追記
![](https://diary-hamaguri.com/wp-content/uploads/049806bc75e4f4c6f02e09d5c6baa3f2.png)
アメダスという素晴らしいツールがある事を忘れていた.
過去分はやはりおあずけだが、これからの分はWEBを毎日見る事で
追っていける(5/4~/7 まで反映).
ただ今の所、当初の予測を変える程のデータは出ていないかな^^;
※そもそも何故孵化時期を予測する必要があるのか?※
孵化して葉に落ち着くまでは何かと予想外の事が起きがちなので、その時
はなるべく他の予定は入れないか、不可避の場合は予め手を打っておく
必要があるというのが一つ.もう一つは生まれた幼虫になるべく
ジャストなタイミングで新鮮な餌を与えたいから.
※2021/05/09 また追記
![](https://diary-hamaguri.com/wp-content/uploads/394df6ffb47757121655979a0f57d7ea.png)
今年分の詳細な過去データ(日平均気温)が気象庁のページにある事が
判り早速反映.まあどうという変化はない.どっちにしろ今日孵化しない
のは確定だし.