2021/04/11 ポインセチア植替え、挿木 2021/04/13植物ポインセチアasahama 何となく植え替えた方がいい気がして 3者の株を鉢から出し、根鉢の土を洗い流すと、結構貧弱な根の全貌が露になった.この規模でよく地上部を支えていたものである.暖かくなってきたのに生育が鈍いのも頷ける. イエロールクスは根の規模が特に小さいので2.5号、スターゲイザーとクリスマスビューティーマーブルは3号プラ鉢に.用土は赤玉2:桐生砂2:腐葉土1のブレンドで植え付けた.元肥はなし.スターゲイザーとクリスマスビューティーマーブルは切り戻しも実施. 実験 ここからが本番というべきか.クリスマスビューティーマーブルは切り戻しの際沢山の切り枝が出たので、その中から4本を選んで挿木を兼ねて実験をする事にした.実験名:お湯に漬けた枝は生育に変化が起こるかの検証流通しているポインセチアにはほぼ(?)ある種のファイトプラズマが接種されていて、それが枝分かれの増加ひいては観賞価値の向上につながっているという.一方、それとは引き換えに生育の旺盛さは抑えられ、実が付きにくいという(ネットにアップされていた海外の論文参照).ファイトプラズマの除去には温湯によるものと成長点培養の方法があった.asahama的には室内向けにカスタマイズされたおしとやかなポインセチアより、ファイトプラズマが除去されたモリモリのポインセチアを見てみたい.成長点培養は困難だが、お湯に漬けるぐらいならできるので、ちょっと試してみた. 方法①50℃のお湯に10分漬ける 50℃のお湯を1L作るのだが、沸いたお湯をそこまで冷ますのは結構時間がかかる.デジタル温度計で正確に測り、目標より2~3℃高い状態で魔法瓶仕様の水筒に注ぐ. 水筒のお湯の温度が50℃台になったら 2本の穂木を不織布に包んで 水筒に押し込んで 蓋をして10分待つ.不織布で包んだのは、穂木が水筒の中で浮き上がるのを防ぐ為 時間が経ったら水筒から取り出し、流水で冷やし、もう一組が準備を完了するまでしばし水揚げする.てっきりおひたしになってるかと思った…^^; 方法②40℃のお湯に60分漬ける 残り2本でもう一組.こちらは40℃のお湯で60分漬ける. それぞれをプラ鉢、湿したバーミキュライトに挿し込む.鉢の大きさが異なるのは我が家のリソースの都合. 約1か月*ビニル袋に包んで軽く縛って、室内の日陰に置いておく.さてどうなるか.*(2021/04/14 追記:3週間でいいかも)