6月25日
早速、雌を入れたカゴを暗箱で覆った.そして夜を待ち出発.
6月26日
あれま.前にもこんな事があったような…暗箱は余り意味が無かったかの.
を確認.しかし、雄はなかなか来ず、翌1時頃鞍掛エリアに行って3時位まで
待った.すると、雄は一度飛来してきたが、あまりやる気(?)が無いのか、
途中で飛び去り、最後まで戻ってこなかった.この夜はとても
霧が濃かった.その影響があったか?いずれにせよ苦い失敗であった.
カゴに一工夫
アタックしていた.きっとそこから最も多くのフェロモンが出ているの
だろう.
※その時のカゴは車体側面にぶら下げている.車体に当たった風は車体に
沿って概ね車両前方また は後方へ動いていくので、カゴの面の内、車両
前後を向いた2つの側面から最も多くの風が出入り する.
しかし、現状では側面から雄をカゴに入れる事ができない.新しいカゴではこの問題を根本的に解決
すべく、カゴ側面に窓を設けたが、このカゴはまだ未完成である.現状のカゴでどうにか改善でき
ないかと試みた方法が、カゴ両側面にビニルのシートを張るという手法.
こうする事で、雄がカゴの車両前後の側面からアタックするのを防げるかも知れない.
6月28日 3度目の挑戦
入り口から自分から入っていき、遂に雌は結ばれた.
4・5頭目羽化
5頭中雄は1頭のみであった.
手始めとして雄のストック用として使ってみた. 交尾を終えた雌と雄を神峰のエリアへ連れて行く.
神峰のエリアにて20時前後、雌は7粒 9粒の卵を残し飛び立ち、雄もまた飛び立った.
6月29日
4・5頭目の個体も半ば強引に神峰のエリアに放した(こちらは交尾を待たず^^;).
残された卵は2回目の夏型となるだろう.最も過酷な時期の飼育を迎える.