2020/04/24~26 クロアゲハ1頭羽化

4月24日

4月25日

蛹は真っ黒に
明くる朝、怪しい方は真っ黒に!しかし、時間と共に頭の方から元に近い色合いに戻っていった.
体と殻の間に空気が入っていったのだろう.

その後大きな変化が無かったが、15:23頃、突然パリッと音がして、見たら殻に
割れ目が入っていた.

この個体は、蛹の時点で左の後翅に変形があり、羽化の際この部分が蛹の 殻に癒着していた.
最後は強引に引きちぎって脱出したように見える. 羽化不全の一例として参考の程.
ベランダに出したクロアゲハ
18:00頃、突如翅をパタパタ動かし始めたのでベランダに出す.飛び上がらず、近くのランの葉
に止まり一夜を明かした.

4月26日

「何とか飛び上がれるかな?」と様子を見ていたが、ベランダを飛び出した同個体
地面すれすれに飛ぶのがやっとで、遂に飛び上がる様子を目にすることは無かった.
やはり、蛹化時の変形が影響してしまったようである.蛹化の場所が微妙だったのが
直接の原因と思われるが、そもそも微妙にならないような工夫が必要だろう.

もう1頭は正常に羽化してくれるだろうか.