(7月3日)帰宅してみると、おや、残りの1頭が羽化したな…むっ
この雰囲気は!
イヤッホォォォウ!
来ました 来ました!期待してなかったけど♀ちゃんが来てくれましたよ!
蛹の顔立ちや動きっぷりでは雌雄の判断は難しいようで、やはり
全体を見なければならないようだ…
かごに移す.この時、羽ばたきはしなかったが翅をプルプル震わせた.
大方の♀であれば歩くだけで、翅を震わせる事は無い.蛹の時期といい、
この個体は♀にしては敏感な方らしい.
早速生息地へ連れて行き、♂を待つ.0:00頃まで待つも、♀はコーリング
をしてくれなかったので引き返す.この時は強風が吹き荒れていたので、
当時はこのせいでコーリングをしなかったのだと考えていたのだが…
車へのかごの固定法を見直し、次の夜、再び♂を待つ.
この夜は日付が変わる辺りまでは風は割と穏やかで、小雨が降るのみで
あったが、やはり♀はじっとするのみでコーリングを始めない.
そのうち雨はどんどん激しくなり、時刻はあと少しで3時になるという時
ふとかごを車内から見ると、♀は翅を広げコーリングのポーズをとって
おり、直後♂がかごに飛来してきた.土砂降りの中!(尚、かごの上には
ビニールを被せてあり、♀に直接雨が当たることはない)
呼ぶ方も呼ぶ方だけど、来る方も来る方!寿命が短いからとは言えこんな
過酷な天候でも♂は♀を探しに飛ぶのだな…恐れ入った.
薄々は思っていたが、どうやら夏シーズンの♀は日付が変わる位にならないと
コーリング始めない模様
♂をかごに入れる事は成功したが、♀は直後コーリングを止めてしまった
ので、自宅にて仕切り直し.暴れる♂を一度♀のかごから出し、♀が再び
コーリングを始めるのを待ってから♂を再度かごに入れたら間もなく交尾
成立.尚、↑画像は、交尾開始から3時間程経ち既に交尾を終えている
状態である.
そして、次の夜♀はかごに卵を残して夜空に羽ばたいて行った.
(どっかの心の声)テッキリ モウ コトシハ ヤスメルト オモッテイタノニ^^;
いやいや、皮一枚で飼育が継続できることになり本当に安堵である.
これより前の画像にて載せた、かごを車に固定するのに使っていた
クリップは強風が吹くとキリキリ音が鳴る事が判った.オナガ的には
あまり問題無いのだろうが、asahama的には気になるので
仕様変更.次試すのは8月頃かの.