2018/06/04~10 ヤママユ営繭

体長はMAXへ

ヤママユ体長8cm
(6月4日)体長は「約」ではなく「ずばり」8cmに.

枝を濡らす水を飲む
(6月6日)水洗いした枝を濡らす水を飲んでいる.

変化

(6月8日)
ヤママユ 糞に変化
ここに来て糞の様子に変化が出てきた.はじめは画像右のように
固くコロコロしていたのが、最近ではしっとり濡れて大き目に
変わってきたのだ.「あがり」が近づいているのだろう.

ヤママユ ガットパージ跡
この日の夜、帰宅してみると、ボトルの下が黒く汚れている.
ガットパージがあったのだ.さて、その個体はいずこに.

ヤママユ営繭1頭目
ボトルに接する小枝にて営繭を始めていた.もう1頭(生育中)が
この枝に乗り込んでくると、すごい剣幕で追い払った.

(6月9日)
早朝、生育中のもう1頭がせわしなく枝を歩いていたので「まだ食うのか」
と、新しい枝を用意したのだが…
ヤママユ2頭目餌を摂らず ヤママユ 口をもぐもぐ
小枝に登りつめると、そこで動かなくなり、胸を膨らませたり、口を
もぐもぐさせたり…これは「あがり」のようだ.折角採った枝が
勿体ないな^^;

ヤママユ 進む営繭 ヤママユ 更に進む営繭 1頭目 繭の奥に見えなくなってきた
一方、先に営繭している個体では、どんどん作業が進行し中が見えなくなった.
繭の出口は予め用意しているように見える.完成すると塞がるが、その辺りは
糸の量が少なく、また縦糸の割合を多くして出易くはしているのだろう.

コナラの枝ぶりに溶け込むヤママユ
幼虫は、本当にコナラの梢に溶け込むような色彩をしている.

ヤママユ 2頭目もガットパージ
昼過ぎ、帰宅してみるとガットパージの跡(円内)があった.

葉同士を繋いで一休み
幼虫は佇んでいた枝から出歩かなかったようで、じっとしている.しかし
よく見れば口元の複数の葉は糸で結ばれている.

葉に糸を張る
葉に糸を張っているようだが…

また一休み
数時間一休み

また再開
夕方、再開.明るい間はあまり取り掛からないのかな.
尚、体長は7cm程に縮んでいる.

(6月10日)
ヤママユ 繭の骨格ができている
あくる朝、繭はその骨格ができてきていた.

やれやれ、これでようやく餌採りから解放される^^;
成虫はいつごろ出てくるだろうか?