体長はMAXへ
変化
(6月8日)
ここに来て糞の様子に変化が出てきた.はじめは画像右のように
固くコロコロしていたのが、最近ではしっとり濡れて大き目に
変わってきたのだ.「あがり」が近づいているのだろう.
この日の夜、帰宅してみると、ボトルの下が黒く汚れている.
ガットパージがあったのだ.さて、その個体はいずこに.
ボトルに接する小枝にて営繭を始めていた.もう1頭(生育中)が
この枝に乗り込んでくると、すごい剣幕で追い払った.
(6月9日)
早朝、生育中のもう1頭がせわしなく枝を歩いていたので「まだ食うのか」
と、新しい枝を用意したのだが…
小枝に登りつめると、そこで動かなくなり、胸を膨らませたり、口を
もぐもぐさせたり…これは「あがり」のようだ.折角採った枝が
勿体ないな^^;
一方、先に営繭している個体では、どんどん作業が進行し中が見えなくなった.
繭の出口は予め用意しているように見える.完成すると塞がるが、その辺りは
糸の量が少なく、また縦糸の割合を多くして出易くはしているのだろう.
幼虫は佇んでいた枝から出歩かなかったようで、じっとしている.しかし
よく見れば口元の複数の葉は糸で結ばれている.
夕方、再開.明るい間はあまり取り掛からないのかな.
尚、体長は7cm程に縮んでいる.
やれやれ、これでようやく餌採りから解放される^^;
成虫はいつごろ出てくるだろうか?